作画崩壊（さくがほうかい）とはアニメーション作品で作画のクオリティが突然落ちる事。

崩壊のしかたには色々ある。


こうなってしまうのには予算不足や制作スケジュールの破たん等、様々な理由がある。
中には人気作品へのスタッフの急な流動による人手不足、作画を請け負っていた会社の倒産、撮影前のセル画が盗難でスケジュールが乱れたというケースも。

こういったものはDVDやBDで修正されることもある。

中にはあえて描き方を崩すことで動きをなめらかに見せたり、緩急を付けたりする描き方もある。

有名なのが『NARUTO -ナルト-』におけるサスケのこのワンシーンなのだが、


ぱっとみで作画崩壊に見えなくもないが
実はこれは中割りと呼ばれる書き方であえてこのように描き、動きを滑らかに見せているのだ。
そのことが分かりやすい動画がこちら。


また、よく引き合いに出されるのがこういうの。

アニメ遊戯王デュエルモンスターズより

アニメ遊戯王ZEXALより

アニメシャドウバース3話より

アニメシャドウバース16話より

俗に顔芸と呼ばれるやつだが、あえて顔の作画を崩すことで主に勢いや迫力、悪役の狂気性などを演出する手法として使われる。
主にアクションシーンが少なくなりがちなホビーアニメや日常系アニメなどで多用される。

時には「作画監督の癖」によってどうしようもないこともある。

作画監督さんも人間なので書くものに得手不得手があるのは当然、例えば「アクション系は得意」とか「演技芝居が得意」とか「演出表現が得意」とか

人の骨格を書く上でも個人個人の癖は当然現れるので、その結果少々おかしく見えることもある。

アニメシャドウバース14話より。

殆どの話で作画が安定してたけど一部おかしくなったとかは大体これ、殆どの話で作画崩壊があるアニメ？外は真っ暗なのに面白いことを言うね
大きな問題じゃないしそこまで責めないでほしい。
DVDなどでは修正されてることもあるし、多少はね？

まあとにかく、安易に作画崩壊と揶揄するのは、やめようね！

ちなみに、ストーリー的にわざと作画を崩壊させたアニメもある。

アニメ銀魂より


「深夜！天才バカボン」第6話より


例のキャベツのネタもあった。