第27弾カードパック「
八獄魔境アズヴォルト」にて登場したブロンズのネメシス・フォロワー。
「オッケー、従うよカッティス」
3/2/2疾走で、エンハンス5で二体に分身し4打点、7で三体分身して6打点(いずれも進化で+2)と増える。
エンハンス7で9点疾走の
パルクールウルフや、進化権必須だが疑似的にエンハンス6の6(8)疾走みたいな
スピニングウルフ、盤面6点顔面6点守護で止まらない
マチェットエルフの存在を考えると単独でははっきりいって見劣りしている。
しかし、同じ八獄タイプの
機鋒の咎人・カットスロートのリーダー付与によって実質2コストで使えるとなると話は違ってきて、一気に強力なカードになる。
ネメシスの八獄タイプはエンハンスを支援するカードが他にもあるため、これらを活かして活躍させることになるだろう。
また、同弾に収録された
ドールズトレーニングとの相性がよく、カットスロートの能力下でエンハンス7で下っ端三体を出したところにトレーニングのエンハンス5で疾走打点を12にはね上げ、残り3PPでさらに動くこともでき、実質4コス12(14)点疾走として使える、OPカードになる。
カッスの効果の制約上、トレーニングはデッキに一枚しか入れられないのがネックではあるが、ドロソが多いため再現性はかなり高い。
難点としてはエンハンス5と7は強力な競合が多いことと、カッスロ軸ではエンハンスを連打したい関係で場を一気に埋めてしまうのが具合が悪いこと。
また他のカッスロ一味がコントロールに適した性能なのに対して、ややアグレッシブな下っ端ちゃんは浮き気味である感もある。
とはいえエンハンスで素直に打点になってくれる札が貴重なのもあり、枚数調整に合うこともあったが、カッスロ軸の攻め手の先鋒として概ね2枚程度採用されていることが多かった。
アリーナではカッスの進化時効果を期待しづらく、他クラスの類似カードに見劣りはしてしまうものの、エンハンスで序盤にも後半にも柔軟に運用でき、かつ高打点を出せるので、積極的にピックする価値はある。
パルクールやマチェットがアリーナ番長すぎるだけなんだって