第31弾カードパック「
リサージェント・レジェンズ」にて登場したレジェンドのヴァンパイア・フォロワー。
ダークデビル・ミルナードの
リサージェントカード。
復讐ハンドレス軸で大活躍(大嘘)のミルナード姉貴がリサージェントカードとして現代シャドバに帰ってきた。
5コス4/5のスタッツはそのままに、素で疾走ドレインを持っている。更にデッキの枚数が10枚以下(U10)の時にドローすると、コストダウンとバフが掛かり2コス7点疾走ドレインとしての運用が可能になる。
これより前に発表されたヴァンプの新カードは耐久に寄ったカードが多かったので、大打点カードが見えてまずは一安心と言ったところか。
このカードの注目すべき点は「デッキ内で消滅した時、同名カードを場に出した後それを手札に戻す」という能力だろう。この能力のお陰でミルナードは燃やすか使うかしない限り、デッキを何枚消そうが入れた分だけ手札か山のどちらかにずっと存在し続ける事ができる。
何度消滅しても手札に戻って来るので、他のカードで遠慮なく山に戻せるカードとして心強いリソース面での活躍も見込めるだろう。
注意すべき点としては、
「バフが掛かる条件はU10状態でデッキから引く事という点」と
「盤面が埋まった状態でデッキ内のこれが消滅すると、ミルナードが溢れて消えてしまう点」だろうか。
U10状態で自身の能力により場から手札に戻っても、デッキから引く事が条件なのでバフとコストダウンは働かない。一度戻してドローで引き直す必要がある。
また、ミルナードは消えた自分をデッキから場に出すのではなく、能力によって新たなミルナードを場に出すので、盤面が埋まった状態でデッキのこれが消滅すると、
閃光のエルフ・アルバータのように虚空へ消えていくことになり、手札には戻ってこない。
上記のように多少気を付けるべき点はあるものの、U10というめちゃくちゃクセの強い新軸を与えられたヴァンプのエースフィニッシャーとして期待が高まる1枚だろう。
ユリおじとゥマァンピィちゃんの明日はどっちだ。