第9弾カードパック「
蒼空の騎士」にて登場したレジェンドのロイヤル・フォロワー。
第8弾に
スカイフォートレスという優秀な8コスレジェンドフォロワーがいたため、イマイチ注目されていなかったがこいつもこいつでやばかった。
攻撃のたびに疾走
ナイトが発生するようになるので、
全ての突進、疾走フォロワーのスタッツが+1/0されるにほぼ等しい。
これが想像以上にウザイ。
「悲しみを絶ってみせる!」「悲しみを絶ってみせる!」「悲しみを絶ってみせる!」
こっちが悲しくなるっちゅーねん。
序盤に多く引いてしまっても
ナイト2体を展開する
アクセラレートのおかげで腐りにくいことも相まってアンリミローテ両方でほぼ全てのロイヤルデッキに3積みされるという事態に。このカードが流行るにつれ、
スカイフォートレスは徐々に構築から追い出されるようになっていった。
疾走ナイト発生はリーサル計算への影響も大きい。
例えば9T
ベアトリクス+
絶望セリアでリーサルを狙う場合。
通常ならベアトリクス(4)+絶望セリア(2+1)で7点、進化込み9点が最大。
しかし8Tでレイサムが使われていると、
ベアトリクス(4)+ナイト(1)+絶望セリア(2+2)+ナイト(1)で10点と大幅にパワーアップする。
10T目なら絶望セリアのあとにおまけで手元に戻したナイトを投げられるのでさらに1点プラス。
1コスフォロワーが全部疾走を持つという効果も侮れない。
ヴァンガード、
ペルセウスなどは言うまでもないが、逆境への対処や歴戦の武具などで出てくるフォロワーも全部疾走を持つので想像以上にバーンダメージを稼げる。自身のアクセラレートで出てくるナイト2枚にももれなく疾走がつくので、余った2コスで盤面と打点を追加する光景もよく見られる。
10T目にセリア2枚でリーサルを狙う場合でも、通常なら1枚目のセリアは白でも黒でもどちらでも同じで10コス5点しか出ない。
しかしレイサムが使われている場合は白セリアで出てくるトークン2体が疾走を持つので計算が大きく変わる。
白セリア(1+1)+ナイト(1)+絶望セリア(2+4)+ナイト(1)=10点も出てしまう。
欠点としては「ナイトがいなければナイトを1体出す」と言う効果なので、攻撃順番とダメージ計算がちょっと複雑なこと。
炎獅子の大将軍との相性も良く、無限に湧き出るナイトでカウントを稼げる上に直接召喚されたターンに
希望セリアなどの1コスフォロワーを展開するカードを使うことで大ダメージを叩き込むことが出来る。