識別番号：33NO‐24I‐13CS 尊重を喪失した不遜を怒る執行者。 風、空の流れを悉く律し、 破滅の種たる不毛を平伏させる。

第27弾カードパック「八獄魔境アズヴォルト」にて登場したレジェンドのエルフ・フォロワー。

バウンスに反応してコストダウンするモルディカイのようなもの。
場を離れるときに復活するので消滅が効かず、バウンスしても当然復活するうえ手札にちゃんと戻るので増殖する。やばい
そのため、一度場に出てしまうと変身か能力を失わせてから倒すしか除去方法がない。

注目したいのはコストダウンの条件。「バウンスによって場を離れたカードの枚数」分コストが下がる。つまり一気にバウンスできるコスモスファングや、リバースブレイダー・アマツなどとは非常に相性がいい。
EAA環境では化かし女将・ホズミからコスモスファングと一緒に出す構築が存在し、コスモスファングに進化を切ることで相手フォロワーごとバウンスしてコストダウン、ウィムエルを増殖させるコンボで主に使われている。

前弾で追加されたバウンス軸のカードに加えて、今弾の芳気の看守といった相性のいいカードが多数ある。剪定の咎人・マガチヨが、八獄フォロワーをバフしながら疾走付与できるため、ほとんど取る手段のないウィムエルと共にバフされながら走ってくることもあるかもしれない。

盤面に5枚のカードがある状況であれば輪廻の強制や再編の女神・ウルズでも除去が可能。*1
現状ローテでは再現できないので実用性は低いが、今後の環境次第では重要なテクニックになる可能性もある。
創造主である輪廻の統治者・ゼラエルの能力の『輪廻』と共通した名前・効果のカードには勝てなかったと考えると面白いかもしれない。
輪廻の強制等が効かないこいつらは輪廻拒否してる・・・ってコト!?

2023年01月26日メンテナンスにて骸の王とオリハルコンゴーレムのナーフの際、登場時のエフェクトが変更され、よりシンプルで短いものになった。
以前はバウンスによって増殖するコンセプトに相反して登場にかかる時間が長く、使うにも使われるにも制限時間を圧迫するものだった。
これ以降はゲーム進行のテンポも損ねることが無くなり多少はストレスが減るだろう。ホズミで出される際のストレスは変わらないが