第16弾カードパック「
ナテラ崩壊」にて登場したゴールドのヴァンパイア・スペル。
ストーリーキャラスペルサイクルの一つであり、
ユリアスと
モノが描かれている。
通常時は2つの効果から1つを選び、
復讐状態なら両方発動できる。…のだが、正直どちらの効果も2コストにしては非常にカードパワーが高い。
その1つであるユリアスの闘争は、相手のリーダーに3点を飛ばせる。競合としては
鋭利な一裂きが挙げられ、あちらはフォロワーも対象にできるが自傷してしまうため、リーダーに撃つ前提で採用するならばこちらの優先度が高くなるだろう。
もう片方のモノの覚悟は、EPを回復できる。
登場時点でのEP回復効果の相場であった4コストを遥かに下回っており、今なお無条件でのEP回復効果としては
紅の渇望を鼻で笑う最高のコスパを誇る。
ユリアスの方を目当てで採用する場合も進化権が必要な展開になった場合の選択肢として有用である。
このように、どちらをチョイスしても、非常に高いコストパフォーマンスを発揮する。復讐を意識しないデッキでも、無理なく採用できるだろう。
環境では実装当初に流行した【機械ヴァンパイア】に打点カードとして採用されることがあり、その後もバーンによる削りを主軸とした【AVヴァンパイア】をはじめとして様々なデッキに採用された。
度重なるインフレを重ねるアンリミでも素でこの打点効率を超えるカードは存在せず、【アグロヴァンパイア】、【ハンドレスヴァンパイア】などの前のめりなデッキで採用され、数多のリーダーの顔面を破壊してきている。