蒼空の騎士にて登場したネメシスのトークン。
タイプ:アーティファクトを持っている。
パラケルススの進化時効果によって手札に加える事ができ、2/3/3のオーバースタッツ加え突進を持つため全盛期の人形ネメシスにおいて場に残る3点除去として活躍した。
続いて第十弾カードパックである
十禍絶傑にて、
相方共々デッキに加えることができる
流体使いが登場した。しかし、当時のアーティファクトネメシスは
オートメーションによって扱い安くなったレディアントアーティファクトをpp回復により大量に投げつける型が多く、除去は加速マキナ下のアナライズやエンシェントで事足りる上pp回復ができるので、無駄なケツ3で生き残ったりエンハンスによってppを多く消費してしまうゴーレム達にお呼びがかかることはなかった。(一応エンハンスなしでは加速マキナによって2pp帰ってくるため無料)
追い討ちをかけるようにオートメーションによって
守護も埋めてしまえる上ドロー可能なので、
機動鎧装を軸にした型でもない限り採用されることはなかった。一応相方のエンハンス時効果は当時流行したアーカスネクロのビッグソウルハンターを凌げる守護ではあったが。
この弾のメインである絶傑、リーシェナを軸にしたデッキではというと、パラケルスス経由では進化権が重要な為あまり使用されることは無かった。また、当時のリーシェナネメシスは人形が主軸であり、流体使いは軸と噛み合うものではない為採用されることは無かった。パラケルススを採用している場合でも
ゼンマイの巻き直しや
破壊の歌声の登場によって除去が事足りている為、リーダーを守れる防御型と比べると出番は少なかった。
第十一弾の
次元歪曲ではアクセラレートにて2点消滅とこれらをデッキに仕込める
世界の扉・ティルが登場。当時流行したマナリアウィッチの
ティコを消滅させられるのは嬉しいことだが、相変わらずゴーレムたちはコスト詐欺に優れず噛み合いが良くなかったので、マナリアウィッチの超展開を捌くのには適さず
虚数物体の生贄になるのが大抵であった。
それから暫くゴーレムたちに関わるカードは実装されてこなかったのだが、
アルティメットコロシアムのアディショナルカードにて
ヴァーテクスコロニーが登場。唯一UBを持たず斜陽であったネメシスの「期待されていた」レジェンド枠だったのだが、みごとにその期待を裏切り期待外れの
烙印を刻まれてしまうことになった。
次弾の
ナテラ崩壊ではパラダイムシフトを始めとしたカードによって超強化。見る機会は多くなると思われるが、エンハンスで邪魔になることが多いので気を付けよう。
2弾後のSORにて、
暗獄の遣い・ジャスパーが登場。エンハンスによって扱い辛かったゴーレム達だが、ジャスパーの登場によって取り回しの問題は解決された。また、ジャスパーは6種破壊の条件で無料進化も持っているので、一度のバトル中にゴーレムを複数回出すことも容易となっている。面構築とパラシフのコスト下げを任せるにも十分な働きを見せるようになった。スキャンで抽選されやすくなるのが痒い所だが、その分のリターンは十二分にあるといえよう。