第五弾パック頭ワンダーランドドリームスで実装されたウィッチクラスのレジェンドフォロワー。
同期レジェンドも大概だったがこっちもこっちで十二分にワンダーランドな風格をしている。

まずスタッツに目を疑う。3/6/6 えっ？
デフォルトで攻撃できないフォロワーはトーヴや復讐の悪魔などオーバースタッツのものが多かったが、それにしてもやりすぎである。
進化時のスタッツUPも無いのだが、結局進化後3/6/6ということなのでやっぱりおかしい。
そのスタッツの高さから、除去されるにしても2枚以上のカードとの交換になりやすくこの時点でかなりアドを稼いでくれる。
そしてもし相手がそれを渋って放置するようであれば手動進化して顔を6点殴れる。後述の効果を無視して進化顔面殴りの為だけにマナリアウィッチで採用されたこともあった。

これだけでも十分くらいなのだが、さらに先がある。
「自分ターン時に手札9枚になると自動進化して3点AoE」
進化エフェクトに合わせて盤面を薙ぎ払うビームがクッソかっこいい。

そして強い。
3点AoEというのが実に強い。
同期の若レヴィと合わせてウィッチの盤面勝負の中核を担ってくれた。
進化権無しでポセイドンを完璧に返せる数少ないフォロワー。
さらに騎士王・アーサーも返せる。
手札9枚の条件が厳しそうに見えるが、ウィッチには優秀なドロソが多くわりと現実的に能動的な手札9枚を達成できる。
というかこれをうまく使いこなせるかどうかでウィッチ使いの優劣が決まるレベルで重要だった。

残念ながら第10弾カードパック時点でローテーション落ち。
アンリミではいまいちコレが活躍するようなデッキが無くめっきり見かけなくなってしまった。
しかしその強烈なインパクトは多くのプレイヤーの記憶に永遠に残ることだろう。

〇活躍のサンプル
https://www.youtube.com/watch?v=X_HhEA_-Obs

• マナリアグリモワール

純心の歌い手と異なりファンファーレで2枚ドローしてくれるので禁忌を発動させやすい。
スペルカードをあまり使わない土ウィッチでよく採用されていた。

• 精神統一

デフォで2枚ドロー、土の印を消費することで3枚ドロー。土の印が魔女の大釜だったらこいつ1枚で4枚ドローする。
このカードの登場で本格的に採用されるようになってきた。

• 魔法図書館

ターン終了時にスペルサーチ。
若干テンポロスになるが、精神統一を持ってこれる。
後攻なら2Tこれ、3T禁忌、4T精神統一orドワーフアルケミスト進化で効果による進化が可能。

• 運命の導き

スペブ5回で0コス2ドロー。BOS環境で再録。
ローテーションで同居できたタイミングは1シーズンしかなかったが、暗黒ウィッチデッキで大活躍した。

• ゴーレムアサルト

エンハンス6でガーディアンゴーレムを3体加えるので実質3ドローとして機能する。
6コスが重く禁忌と同時プレイが難しいのがネックだが、発動トリガーとしてはかなり活躍してくれた。

• エンシェントアルケミスト

上記のゴーレムアサルトと効果は似ているが、こちらは5コス。
その性質上、4T禁忌ポン置きから繋がりやすい先攻の方が相性がいいという珍しいカードではあるが、手札が飽和し始めると確実に腐る。

• 輝く鐘・ベルエンジェル

ラスワ2枚ドロー。主にニュートラル(ジンジャー)ウィッチで。
３T禁忌の後にプレイすると禁忌を守りながら相手に多大なプレッシャーを与えられる。

• 大地の魔女

2コスnドロー。(n=0,1,2,3,4)未知の求道者・クラークアクセラや真理の魔鏡といったハンドを減らさない土と併せることで更にドローを見込める。
こいつの登場によって、先攻5ターン目の発動がかなり安定するようになった。

• アクセルヒーロー・マイザー

土置き大地の魔女の大量ドローからマイザーオリハルコンとつなげることで手札が物凄い勢いで増える。しゅごい。
バフによってファンファーレで従順な駿馬をくれるようになったため、ハンドを減らさずにプレイできるようになり、さらには下記のマジカルシューターのサーチ外となったため、禁忌と合わせて採用しやすくなった。

• マジカルシューター

禁忌はファンファーレを持たないため、この子で持ってこれる。また従順な駿馬も同時にハンドに加えるため、手札を増やしながら禁忌をサーチしたり、7/7の禁忌を立てて相手をビビらせることも可能。

• 氷塊のゴーレム

2コストで2ドローできるため、精神統一よりも扱いやすく、大釜や新規で追加された禁書庫の番人の結晶と相性が良い。