ラクーンとはアライグマのこと。もともとは北米から中米に棲息している動物で、手の感覚が優れており、水中の餌を探す様子が手洗いに見えることからアライグマの名がついた。
ふかふかで縞模様のある尻尾など見た目は可愛らしいのだが、性格はわりと荒っぽく獰猛。
日本ではアニメ「あらいぐまラスカル」
*1によって人気になり、ペットとして輸入されたが、器用なために勝手に脱走したり、気性の荒さから飼い主が持て余して逃がしてしまう事態が発生。
日本には天敵になるような動物があまりおらず、そのまま野生化し、農作物を食い荒らす害獣として定着。外来種問題になっている。
益獣としては、毛皮を利用することがある。また、脂身は臭くて不味いが赤身肉はとても美味しいとされ、下処理が面倒だがジビエとして食されている。
タヌキとぱっと見は似ているが、分類としてはアライグマ科アライグマ属のアライグマと、イヌ科タヌキ属のタヌキはそんなに近くはない。
だからぽんぽこ言うてるこいつが何なのかはよくわからない
「ラクーンドッグ」でタヌキの意味になる。というか尻尾が縞々じゃないからタヌキじゃないっすかねこれ。
フレーバーテキストで魔洗熊族って言ってるんだけど……
タヌキはイヌ科タヌキ属、日本と中国・朝鮮半島の極東地域にのみ棲息している中型哺乳類。
雑食性で、野山だけでなく人里付近にも住んでおり、日本ではたくさん
*2いて家畜の次くらいに身近な動物として知られている。
人や器物に変身する能力を持っていて悪さを働いたり、逆に人のために貢献するような昔話・伝承が日本各地に伝わっている。このカードの幻惑というのも、こうした伝説から来ているのだろう。
腹太鼓を叩く、
キャンタマがでかいといった伝説もあるが、実際のタヌキは意外とほっそりしているし、キンタマもそんなに大きくはない。
極東地方にしかおらず、フィクションでは不思議な力をもった動物として扱われるため、諸外国においてはユニコーンやドラゴン同様の、非実在の幻獣だと思われているらしい。
そのため、日本の動物園はタヌキをトレードに出して諸外国の珍獣
*3をゲットせしめるシャークトレード
*4をしばしば行っている。