おんJシャドバ部 - 幻惑のラクーン

幻惑のラクーン
コスト:3フォロワー
クラスエルフ
レアリティゴールド
タイプ-
パックリナセント・クロニクル
CV國立幸
イラストレータータツヤキ
進化前
攻撃力3体力2
突進
ファンファーレ カードを1枚引く。このターン中に(これを含めず)カードを2枚以上プレイしていたなら、1枚ではなく2枚。+2/+0する。
進化後
攻撃力5体力4
進化前と同じ能力。(ファンファーレ 能力を除く)

フレーバーテキスト

概要

第21弾カードパック「リナセント・クロニクル」のアディショナルカードにて登場したゴールドのエルフ・フォロワー。
定番の槍使い性能にキャントリップがついている上、エルフ定番の事前2プレイでドロー枚数が二枚になり、攻撃力も5に伸びる。
エルフはフェアリーなどのトークンを抱えて手数を維持するのは得意だが、山札からのドロー自体は普通かやや下位程度なので、無理なくデッキを掘り進められるこのカードは非常に便利である。
また、手薄になりがちな序盤の除去手段としても活躍するため、コンボのパーツ集めと延命を同時に担ってくれる。
また、EPもかつかつになりがちなため、5〜6ターンごろにEPを温存して大型を取れるのも嬉しいところ。
総じて多くのエルフデッキの課題を手広くクリアしてくれる便利カードとして活躍している。
特にこのカードが登場してすぐのDOC期には、エルフの主だったドローソースが多数ローテ落ちしたことでゼノ・サジタリウスともどもドローの要を担っている。

余談



ラクーンとはアライグマのこと。もともとは北米から中米に棲息している動物で、手の感覚が優れており、水中の餌を探す様子が手洗いに見えることからアライグマの名がついた。
ふかふかで縞模様のある尻尾など見た目は可愛らしいのだが、性格はわりと荒っぽく獰猛。
日本ではアニメ「あらいぐまラスカル」*1によって人気になり、ペットとして輸入されたが、器用なために勝手に脱走したり、気性の荒さから飼い主が持て余して逃がしてしまう事態が発生。
日本には天敵になるような動物があまりおらず、そのまま野生化し、農作物を食い荒らす害獣として定着。外来種問題になっている。
益獣としては、毛皮を利用することがある。また、脂身は臭くて不味いが赤身肉はとても美味しいとされ、下処理が面倒だがジビエとして食されている。
タヌキとぱっと見は似ているが、分類としてはアライグマ科アライグマ属のアライグマと、イヌ科タヌキ属のタヌキはそんなに近くはない。
だからぽんぽこ言うてるこいつが何なのかはよくわからない
「ラクーンドッグ」でタヌキの意味になる。というか尻尾が縞々じゃないからタヌキじゃないっすかねこれ。
フレーバーテキストで魔洗熊族って言ってるんだけど……



タヌキはイヌ科タヌキ属、日本と中国・朝鮮半島の極東地域にのみ棲息している中型哺乳類。
雑食性で、野山だけでなく人里付近にも住んでおり、日本ではたくさん*2いて家畜の次くらいに身近な動物として知られている。
人や器物に変身する能力を持っていて悪さを働いたり、逆に人のために貢献するような昔話・伝承が日本各地に伝わっている。このカードの幻惑というのも、こうした伝説から来ているのだろう。
腹太鼓を叩く、キャンタマがでかいといった伝説もあるが、実際のタヌキは意外とほっそりしているし、キンタマもそんなに大きくはない。
極東地方にしかおらず、フィクションでは不思議な力をもった動物として扱われるため、諸外国においてはユニコーンやドラゴン同様の、非実在の幻獣だと思われているらしい。
そのため、日本の動物園はタヌキをトレードに出して諸外国の珍獣*3をゲットせしめるシャークトレード*4をしばしば行っている。