第19弾カードパック「十天覚醒」にて登場したゴールドのエルフ・フォロワー。

「プレイ回数の増加＆PP回復」という強力なリーダー付与を持つフォロワー。
能力を獲得した後はプレイ回数関連のカードがグッと使いやすくなるだろう。
特に生命の宴のような達成難易度が高いカードを使いたいプレイヤーには嬉しい一枚。

難点は7コスという重さと、本体スペックの貧弱さか。
突進も守護もない上、7ターン目というのはEPを使い切っていてもおかしくないターンなのでスキを晒しやすく、返しのターンで劣勢に追い込まれやすい。
幸い、進化時能力でPPを2回復（=出したターンでも合計4PP分の追加が見込める）してくれるため、EP管理をしっかりしつつプレイするチャンスを狙っていきたい。

そしてRSC期で万緑の回帰・ラティカなどの大量にプレイ数を要求するカードが追加され、このカードが強力なサポートになると思われたが実際は普通に12プレイすら達成できてしまったので使われることはなかった。ナーフなどでプレイ数稼ぎが弱体化されればこのカードも使われるかもしれない。でもこのカードに頼ってる時点でデッキとしては死んでると思う

DOC期でのエルフの低迷のためか、2021/10/28のメンテナンスで、使いどころのないこのカードが上方修正。対象がランダムの対空射撃という新たな役割を得た。
対空と比べ、対象を絞れない一方、相手のフォロワーがいなくても単純なバウンスカードとして使える点は優れている。
バウンス手段が増えたエルフの今後の活躍が注目される。

フレーバーテキストは進化前はよくある勇者の冒険譚のような物語となっている。
一見すれば怪物にさらわれたお姫様を助ける主人公のようであるが・・・

よく読むと第一章と第四章であり、第二章と第三章が飛ばされている。
その飛ばされた章は進化後のフレーバーテキストとなっており、順に読んでいくと

「ある王国から、お姫様が森の怪物に連れ去られました。
勇気ある若者は立ち上がり、深い森の中に旅立ちます」
「森とは生きた巨大な獣。怪物も、色んな命の塊でした。
森の一部となったお姫様は、若者を誘います」
「勇気ある若者は諦めたように、その手を取りました」
「若者とお姫様は、一緒になって幸せに暮らしました」

ハッピーエンドかと思ったらバッドエンドじゃないか・・・壊れるなあ・・・
とはいえ当人たちは一緒になれたから幸せ・・・なのかもしれない。*1

• 明日方舟
• 原神