おんJシャドバ部 - 嫌がらせ特化世界のユカリ



目次

これは何?


これまで

古今東西どこにでも人に嫌われる者はいる。
相手の嫌がること、相手が苦しむ姿が三度の飯よりも好きな救いようのない者達が。

これはそんな陰キャの為に用意した相手に嫌がらせをして勝つ事が目的とされたクソガチデッキである。
嫌がらせと侮るなかれ、大型疾走も特大バーンも何のそのでこの環境において余裕で10Tを迎え、
かつそこからも闘い続ける、恐らく今環境における最遅コントロールデッキである。
なんとあの対策の取り辛い世界猛虎OTKにも対策出来る数少ないデッキとなっている。

あと地味に安くカスタム性もあるのが利点。

キャルリンクル?専門店?リノセウス?異形?そんなもん即リタだ。

アディショナル後

なんとアディショナルにて超(?)強化された。
世界でしか勝ち筋がなかったコレに光輝の顕現・ラーが追加され、リーサルターンや安定性がグンと伸びた。
招来の大天使を採用することで苦手であったキャルリンクル相手でも戦える(勝てるとは言っていない)ようになった。
元々破邪の光の回復が無駄になりやすかったのも解決し、なんとRAGEですら採用され、名実ともにガチデッキに。

さあ、蔓延るAFを蹂躙しよう。

サンプルデッキ





(9/6更新)

どばすぽ
https://shadowverse-portal.com/deck/3.7.6nqfg.6nqf...
※このデッキは(FOHアディショナル後期)のデッキです。

ア前




デッキ使用例





君臨する猛虎は破壊が10体以上でないと疾走付与できない。


概要


一言で言うならば「消滅と回復を延々と続ける」デッキである。
リーサルプランは光輝の顕現・ラー《世界》・ゼルガネイアのバーンで聖なる守り手・ユカリで自分の顔を守りつつ焼き殺す事になる。
またはデッキデス。
数々の除去札で相手の盤面を処理、消滅することで相手に自由な行動をさせない。
神話の剣エンジェルシュートで相手のアミュレットを消滅させ、破邪の光で相手の疾走を利用して特大回復。
相手は相当に嫌な気持ちになるであろう。


採用カード

主要カード

《世界》・ゼルガネイア必須札。3積前提である。ラーによりコレ以外でも削り切ることが出来るようになり、最悪3枚引ききっても問題ない。ア後は回復除去札としてお世話になることが多い。というかなんならケアされてても回復目的で出す。
聖なる守り手・ユカリ同じく必須札。初手に1枚は確保しておきたい。ア後でも環境にぶっささる酔っぱらい。使い方は基本的に10T目に世界と共に出してライフレースに優位に立つことである。ただ、これを安易に切るようではこのデッキでは勝利を得ることは難しいというプレイングの要のカードである。世界のユカリ。
光輝の顕現・ラーアディショナルで追加された第2の刃。しかし2枚目以降は腐る為、筆者は2積にしている。守護として使うことはたまにあるがおまけ。急いで出す必要はないが、10ターン目の世界が起動する「前」に出しておきたい。自分の顔が4点以下の場合、先に出しておくことで勝てる可能性があるからだ。
破邪の光なんとベーシックカードである。FOH期になりついにベーシックの見直しが行われ、消滅した相手の体力分回復という特大のライフゲインを得ることになった。このデッキの3枚目の中核といっても過言ではない程の重要カードである。環境に居る疾走は基本的に攻撃力≦体力である為、大型疾走が飛んできたときにお世話になる。当然消滅なのでとある骸骨も戦争屋も怖くない。キャタラクトや相手の10T世界に投げるなど使い方は様々である。とはいえ、これを構築採用しない構築もあるので必須ではないのかもしれない。(その場合は説話で使う)
神話の剣言わずもがな、ロイヤルに1コスで叩き割られることも多いが相手のアミュレットを消しつつ以後3Tに渡って消滅し続けるこのカードはこのデッキにかなり相性がいい。ただしこれを出していると相手が展開を躊躇して世界の当て先を作れなくなる、またはこれの消滅を考慮して展開して世界ケアされる事が多々あるので、回復するふりをしてわざと自分でカウントを進めてやるのもまた手である。ア後はロイヤルに叩き割られたりお浄化される頻度も増えたので筆者は1積にしている。
平等なる裁きソープロ、剣を鋤に。コントロールたるこのデッキの中核である、スタッツを無視して2コストで問答無用の消滅は普通にパワーカードのソレである。相手の回復もこのデッキにおいては気にならない。安易に切れるコストだが安易に切ると負けてしまうなかなか難しいカード。
漆黒の法典いつものベーシック、フェイランがロイヤルぐらいしか出てこないのもあり、環境にぶっ刺さってきたので主要カードに昇格。ゲルトや各種AF(特にレディアント)を消滅出来るので前ほど適当に切ってはいけないカードになってしまった。
賛美の狂信像・イミナ消滅にすら耐性を持つ征伐キラー。消滅札が必要になることが多く、2面処理が偉い環境になってきたので昇格。相手の場を埋めるので展開阻害にもなる。進化して神話の剣を割らないように注意。
聖弓の使い手・クルト説明不要、ロイヤルがレヴィオンの魔獣使いをほぼ確定採用するようになり、特にこちらのデッキを見ると6進化を狙ってくるので昇格。AFも横並べをするようになったので腐る場面は減った。

補助カード

招来の大天使相変わらずクルトイミナに進化を切らないと進化が余るので無理なく採用出来る。というかこのデッキが採用しないなら誰がする。世界ラインの14点が遠下がるデメリットはあるが、それでも25点、30点まで体力が増えるのはかなりの利点。
エンジェルシュートエイラや幽暗が減ったので仮想敵は減ったが、消滅札は正直いくらあっても足りないので採用。雑に切れる消滅札が減ったのも採用理由の一つ。
黄金の鐘説明不要。キープ最優先。
突然の落石除去が追いつかない時に役に立つ、ロイヤルに寝返った虎とかの処理にも役に立つ。何なら相手のカゲミツや世界の辺り先を消すために自分のフォロワーに撃ったりする。手札が溢れる時に空打ち出来るのも評価点。
宝石の輝き黄金の鐘と神話の剣、どちらを引き込んでも強い。他に採用したいものがあるなら抜こう。筆者は抜いた。
説話の伝承4枚め以降の破邪の光として。たまにアミュカウント加速をチョイスして神話の剣や偶像を割ったりする。
ラブソングシンガークソデカで放置すると怖いけど世界の当たり先は残しておきたいと言う時に。相手の世界バーンを止めたり色々と悪用ができる。実はミラーに強くなる利点がある。
包み込む願いPPが余ることも増えたのでドローソースとして、たまに10世界ラーした後の11ターン目のリーサルにも役に立つ。10ターン目に4+5、11ターン目に4+6+1(ムニャ)。
エクセスプリーストイミナ進化を取れるカードが減った(ナーフされた)ので、こちらを無理なく採用出来るように。アルヤスカなど怖いターンがデッキ毎に決まっている環境なので、それの牽制に。包み込む願いのカウントにも使える。

採用検討枠

邪教の神殿サタンにはアスタロトがあるので相性がいいように見える。だがこれを出すのは10Tにラーや世界が出てから使ったほうが無難。アポカリプスデッキもコキュートスデッキも正直合わない。
星灯りの女神5ターン目は招来やラーを出すようになったのと、包み込む願いを採用することで手札があぶれる状況も増えたので降格、ユカリを増やすのは相変わらず強い。
爆炎の魔神ラーの採用により降格、10Tに世界とユカリと共に並べてあげよう。ラーが採用されることでこちらのバーンに頼ることは少なくなったが相変わらず強いことは強い。
ピラータートル先3は暇だったりするのでイミナやクルトのサーチに。
抑圧の関門カゲミツが怖い、それなら抑圧しよう。5で出して確定除去としても。
《力》・ソフィーナがおー!、世界やユカリと共に出して盤面を強くする事が可能。暇なときに結晶化してもいいかもしれない。
伝道の司祭・ロレーナ実は低コスト回復札が少ないので無償進化は出来ればいいな程度で。1ドロー2回復のトークンを持ってくる役目としても。2面処理は偉いのでRAGEでも採用されていたりする。これを採用するならクルトも共に採用しておきたい。
清純なる祈り・エイラ置いておくと10T以降の盤面が強くなる、がそんな余裕があるのかは不明。筆者は入れたことがない。コメントを見るにハイブリッドのエイラ型も強いらしいが筆者は宗教上の理由により使わない。
調和の聖女・レリアリセットカード。これがあるとミルティオ等の抑制になるが相手の盤面が出てから使うと顔がもたないのと10T以降は腐りやすいのが採用しにくい理由。というか破壊カウントに利用される。
博愛の翼人鐘や剣を増やせる。強いが10T以降はどちらも邪魔になりがちで結果腐ることも多い。
崇拝の実現みんな大好き神話崇拝。刺さる相手は増えた。ただ7T以降にこれをやると世界が出てきてくれないor当たり先がないという自体に陥りがちなので実は結構腐ってしまう。


マリガン


黄金の鐘>ユカリ>裁き>2コスト除去>その他相手のデッキに刺さるカード(マストカウンター)
鐘さえ引き込めばあとはなんとでもなる、気がする。
ネクロ相手にはエンジェルシュート、ロイヤル相手には消滅札を多く(あるならクルト)マリガンしたい。
ドラゴン相手には1枚破邪の光があると安心できるが何よりイミナを引き込んでおきたい。
AF相手は消滅し続ける必要があるのでドロソも必要となってくる。

プレイング


コントロールデッキである都合上、各相手によって動き方がかなり違ってくるので個々に解説する。

対エルフ

異形は消えたがリノセウスは相変わらず無理。進化エルフはネタなので考慮しないが、そっち相手なら招来に進化を切れる&ラーさえ出れば負けないだろう。

対ウィッチ

キャルリンクルも専門店も相変わらず無理。
式神は消滅し続けたり盤面コントロールを駆使することで相手のルーニィを使いにくい状況を作れる。
式神相手ならば互角か?
基本的には盤面にフォロワーを出さないプレイングを心がけ、相手の小粒は無視するか法典していこう。
クオンが出てくるターンにはなんとしても天后に破邪の光を打ちたい、回復は無理にしても消滅変身は確実にしよう。
相手が手札を使い切るのが難しいのでルーニィは思ったより脅威ではない。ただこちらも回復がしにくいので有利というわけではない。

対ロイヤル

まず大前提として「相手は10Tに世界猛虎を狙ってくる」「10Tカゲミツ猛虎も危険」という2点を忘れないようにする。
前者は「10Tまでにフォロワーを10体以上破壊させないようにする」。
後者は「相手に進化を使い切らせるプレイングをする。
この2点を抑えておけばどうしようもない負けはないだろう。
相手が狙ってくるのはエミリアエンハンスやフロジェネによる世界バーンの回避と信念の剣閃を絡めたアグロムーブ。
そして、アで追加されたアルヤスカとターミナルによる盤面の圧迫にある。
それを防ぐためには全力の除去が必要となる。
故に、ペインレス等の小粒フォロワーは無視する事も必要。
幸い大きなダメージはエミリアやアルヤスカ進化、ターミナルに破邪を打てば6点回復するので美味しくいただこう。
10Tを無事迎えても進化が残っているとカゲミツ猛虎によるOTKが発生するので気をつけよう。
また、世界の当たり先を用意してくれない事も多いので1体だけ小粒を残し続けるというプレイングも重要となる。
後半大型連打が処理しきれない場面も多いので、イミナやクルトは大事にしよう。
最悪、破壊カウントは諦めて10猛虎ヴィズヤの前にユカリを出して耐えるというプレイングも必要になる。そこに更に進化剣閃されたら泣いていい。
出来ればいいが、招来によるOTK回避は期待できない、というのも招来を出している暇がない。
相性は元々は微有利だったが、おそらく互角レベルまで相手は強化された。

対ドラゴン

除去札が腐るので慌てて2コス除去をかき集める必要はない。
むしろ確実に回復をして相手のリーサルを遠退かせる事が大事となるので、破邪の光を常に手札に置いておこう。
無事10Tを迎えられたらプレシオの除去に頼り切ったドラゴンでは世界(進化)、爆炎(進化)、ユカリというユカリバリア込みの盤面を返すのは容易ではない。ドラゴニックレイジで切り裂かれてもおかわりで絶望を見せてやろう。
ここを逃すとお互いの決定力の無さと回復力の高さで泥沼に陥るが安心しよう、相手の方が先にデッキが切れる。
苦し紛れのジェネドラは破邪で美味しくいただこう。

というのはア前まで、ア後は悪名高い鯨が採用されていることが多いので、イミナ様はなんとしても手札に置いておこう。
8,9ターンであれば鯨を消滅しても問題にならない場合も多いが、変身させるに越したことはない。
なお、招来を進化させることでDJDを絡めたワンキルを抑制できるようになったのと、ラーがいるので悠長に相手もOTKを狙えなくなったので悪い事だらけではない。
相性は有利。

対ネクロ

結構特殊なプレイングが要求される。
ネクロは盤面が埋まっていると真価を発揮できない為、ディガーや王墓等を放置する必要がある。
とはいえミルティオや幽暗結晶を消してやると困るのは事実で、展開が見込めないとなったネクロは9のミルティオエンハンスからのDMS疾走か、DMS疾走連打に切り替える。
DMSは破邪の光で差し引き0なので一撃で吹き飛ばされない体力を維持しよう。
幽暗がナーフで採用されにくくなってきたので前ほどの圧力はない。
征伐が出てきたら偶像に変えてやるといい。一緒に出てきたリッチの攻撃力も0にしてやれば次のターンも怖くない。
自然ネクロはおやつである。散々いじめてあげよう。
なお、ネフティス特殊勝利というデッキも存在するがこちらは消滅デッキである以上お察し、ミルティオやネフティスを消すだけで相手はゲロを吐く、がアーカスは怖いのでイミナ様は持っておこう。
相性は超有利。
ただし冥府のケアは怠らないこと。

対ヴァンプ

ア前と後ではがらりと変化したクラス。
背徳バアルによるバーンヴァンプは回ると手がつけられないが、回復に極端に弱いという弱点がある。
稀に採用されているネレイアに注意しつつ、確実に回復、盤面にフォロワーが残るプレイングを心がけよう。
ただし、スペルで削られると回復ができないこともあり、クルト進化や説話から回復を引いてくるなど、無理やり回復する盤面も多々発生する。
10ターン目以降のマナイリヤが非常に怖いのでユカリが重要になってくる。招来に進化を切れると一気に楽になるので覚えておこう。
狂乱の場合は特に怖いものはない、顔さえ守っておけば勝手に相手は死ぬ。
昆布の場合はこのデッキを使う諸君には何も言うことはないだろう。
相性はバアルに対しては互角、狂乱に対しては有利、昆布に対しては微有利といったところか。

対ビショップ

これはア前の言葉である。

スロットビショップだった場合に備えて低コスト除去をしっかり確保しよう。
エイラだった場合は神話の剣が非常によく刺さる。
相手も世界ユカリを狙ってくるが世界ユカリに特化したこちらの敵ではない。
ちなみにミラーであることはまずないので安心しよう。

ア後は一変、ミラーが発生することが非常に多くなった。
先にラーを出したほうが有利なのだが、ラーは回復に使われてしまう。
進化は招来に使おう、ライフレースが互角なので最大値上昇はかなりのアドバンテージになる。
しかし実はこのデッキ10ターン目以降の圧力が半端ではないので、相手のそれを凌ぐための除去も忘れてはいけない。
ミラーにおいて一番気をつけるのは「相手の10世界を起動させない」こと
理由は、お互い回復を破邪に頼ることになるので、相手の10世界が起動しているとこちらが吸える相手のフォロワーの体力がが4点も減ってしまう。
特に世界を出して回復することが多くなるので、相手の世界が5/5で残ってくれるのと5/1で残ってしまうのとでは雲泥である。
後攻なら特に気にすることもないが、先攻であるのならば落石は用意しておこう。
世界がお互いスカるとラーを先に起動していた方が勝ちとなる。
クルトは完全に腐る。

対ネメシス

AFである場合は有利、全てのAFを消滅してやることでパラダイムシフトのコストも下がらない。
相手はせいぜい世界かカイザーインサイトしかやることがないのでケアを怠らないようにしよう。
たまにヴィズヤが出てくるが世界ケアさえしておけば負けることはない。トップ解決されたら泣こう。
逆にコンネメである場合は不利を通り越して無理である、というのも世界ケアをしたところであちらには「最強」が控えている。
アのせいでカイザーインサイトが9に飛んでくる、対処したらヴィズヤ世界、しなければ連打で負けてしまう。
ぶっちゃけカイザーインサイト連打されるだけでこちらは死ぬ。
どちらもア後でかなり強化されたデッキなのだが、こちらとしてはやることはあまり変わらない。
ルチルのレディアントへのケアだけは忘れないようにしよう。レディアントが破壊されると一気に苦しくなる。

基本的な動き

相手によって臨機応変とは言えども指標となる動きは必要であると思う。
なので軽くターン毎の動き方をまとめる。

1ターン目

1コストでやれることがあるならやっておこう。
説話は破邪をチョイス。

2~4ターン目

相手次第ではあるが、放置しても良い相手を除去しないように。
逆に3/3/3などを放置してしまうと顔が持たないので気をつけよう。
この辺で相手のデッキがなにかを察せられるので準備をしておこう。
相手が日和ったら包み込む願いでドローして終盤に備えておく。

5~7ターン目

ここから破邪の光を絡めたムーブが必要となってくる。
しっかり10Tまでの道筋を立てて何を使って良いのかを取捨選択していこう。
6のイミナ法典、7の破邪裁きなど基本的に2枚を使用する動きを心がける。
余裕があれば招来を進化しておく、ラーは別に急いで出す必要はないので出せるときに出しておこう。

8~9ターン目

一番きつい。
ここを凌げるかどうかで決まる。世界の当て先を作ることは大事だがそれで負けたら元も子もないので、ラーを信じて最悪世界ケアされることも視野に入れる。
多少の体力や盤面は10tの世界ユカリや破邪世界で取り返せるので、とりあえず死なないことを意識しよう。
ソフィーナを採用している場合、イミナ進化ソフィーナという相手としては無視できない盤面を形成することも出来る。
ここさえ超えられればあとは蹂躙タイムである。

10T目以降

嘘である。ア後は蹂躙タイムなんてものは存在しない。
10ターン目はラーが出ていれば9点、11には10点相手の顔に入る。
ユカリ2回連打するだけで相手は死ぬ。


対策

いやじゃ!こんなデッキと戦いTo night!というホモの為に、これと出会った時の対策を記述する。

ロイヤル

基本的に盤面制圧は不可能だが、ちょくちょく取りこぼしが発生する。
なので信念の剣閃を絡めたアグロムーブが実は相当に苦手である。
あるならホワイトタイガー並べも有効だろう。
カゲミツは腐るのでアルヤスカの起動に使うのも視野に入れよう。
ただ分身を残しておいて、招来やラーに当てるということは有効。
世界猛虎はまず不可能なので狙うのは「10Tまではアグロムーブ」そして「アルヤスカフェイランを絡めた最強盤面での圧殺」。
相手の世界ケアをしていると負ける可能性が高くなる、というかOTKを許されず10T以降に持ち込まれた時点で負けに近い。
ア前と違って悠長にOTKを探している暇はないので、なんとしても10Tが来る前に削りきるか、10Tで終わらせよう。

ドラゴン

相変わらず超絶不利なのはどうしようもない。
鯨も変身させられる。
プレシオで勝ちに行くのは諦めたほうが良いだろう。
しかしユカリを絡めた10Tクソデカ盤面も非常に辛い。
故に手札をガンガン回して、とあるカードを引きに行く。
必要なものは10Tを迎えるまでにドラゴニックレイジを最低2枚、出来れば3枚。
そしてリーサルを取られる前に憤怒の碧竜ダークジェイルドラゴンが合計5枚である。
リーサルに関しては4枚でも充分であることがある(世界バーンで削れるため)。
逆に言えば、相手の勝ち筋を潰してしまえばいいので、世界ケアはやれるならやっておいたほうが後々楽である。
相手はOTKに対して相当不利であるデッキであるからして、それを狙うのが唯一の勝ち筋である。
なお招来の大天使。
実はビショップはイランツァが出てくると超絶きつい。

ネクロ

正直辛い。
ナーフされて強化もなく、イミナ採用も増えたので圧倒的逆風。
冥府型じゃないなら負けを確信するレベル。
冥府でもきつい。何してもきつい。
早期の盤面圧迫で勝つ以外ないだろう。ただしクルトで終わる。

ヴァンプ

基本的にネレイアは許されない。
世界の当たり先になるのもあって盤面で勝負するほうが間違いである。
密約ドローも期待できないので、ただひたすらにマナを始めとしたバーンスペル、イリヤを多目に引き込もう。
ネレイアや進化は10Tの世界を絡めたクソデカ盤面を返すのに使う。
マナやイリヤ、スペルを大量に抱えてOTKすることが理想だろうか。
10T以降は盤面もライフレースもまともに勝てないので、バーンスペルは大事にしたいがイリヤなどの回復も大事にしたい。
ラーによりリーサルが早まった今、アザゼルによるバリアも悪あがき程度にしかならない。
なんとしてもマナイリヤを抱え込もう。
狂乱軸でひたすら顔を攻め続けるのもありではあるが大抵回復で遅延されてベヒーモスすら喰われてしまう、というかラーで死ぬ。
バアル軸であれば相手の破邪の光の回復先を残さないプレイング、残しても3点程度に済ませておくことを心がけよう。

ビショップ

もうひとりの私、ミラーミラー。
守護とかエイラなら諦めよう、完全に不利である。
一応エイラならば10ターン目にユカリと絡めて最強盤面を作ることで勝てなくはないが、まあ消されますよね。

ネメシス

コントロール型は問題ない。9で使うためにラズリは残しておこう。
AFはモデストによるバーンと、パラダイムシフトのコスト下げは諦めよう。
相手はAFだとわかると確実にAFを消滅していこうとして、他の小粒を無視する傾向があるので正解は「アグロムーブを行う」である。
実は5面展開をし続けられると非常に困る上にアナライズやエンシェントは頭がでかいので回復の種にするのも難しい。
ビショップがされて一番イヤなことはレディアントとブリッツを破壊されること。
リメイカーでそれを連打されるだけで相当にきつい。
ラーや招来など、お誂え向きな的が出来るタイミングがあれば、ルチル進化からレディアント自壊へとつなげよう。
なんなら進化イミナに当てるのもあり。
間違ってもレディアントをそのまま顔にぶつけないこと。
ルチルに破邪されてレディアントに法典されておしまいである。
前述のジオテトを9に出して相手に回復強要をし続けるのもまた手である。
ただジオテトは消滅しなくても特大の回復の的とされるので考えなしに撃つのは愚策であろう。
世界採用型ならヴィズヤリーサルも狙っていくと楽になる。


まとめ

ぶっちゃけガチかどうか怪しかったこのデッキがガチになってしまって非常に困惑している。(ここ以外に存在してないレベルだった)
相変わらず不利な相手にはとことん不利だが有利な相手にはとことん有利なデッキである。
ロイヤルやヴァンプ、(式神)ウィッチがほぼ互角ということもあって、ア前より遥かに楽しめるし勝てるだろう。
環境にAFが多いのも追い風である。
キャルリンクルがビショップ殺しに流行ってきているようだが、筆者のせいではない。