グラブルのムーンは、アーカルムの転生というグラブルの一コンテンツの星晶獣であり、召喚石として実装されている。アーカルムの転生というコンテンツもシャドバの「運命の神々」のようにタロットカードを題材としたものであり、ムーンに対応するカードは「月」。各アルカナを題材にストーリーがあるが長いので詳しく知りたい方は自分で調べてください。
ここでは、星晶獣『ザ・ムーン』の紹介と召喚石『ザ・ムーン』についての効果、使用感について簡単に説明する。取得方法はアーカルムの転生をこなすことで得られる素材を中心に作成していくというものである。他の召喚石のようにガチャやドロップではムーンの石そのものは手に入らないので注意。
性能面だが、水属性の召喚石で作成第一段階のSR無凸から最終段階の5凸まで通し、召喚効果は「敵全体に水ダメ+5ターンの間水属性キャラの攻防を徐々にUP」である。強化するに従い、与えられるダメージと攻防UPの性能が増大する。攻防UPはターンごとに変化するため狙って大ダメージ出すのは難しい。ハーゼのアビリティや奥義とシナジーがあり、併せて使うと月の効果を使いこなせるだろう。固有アイコンは月を意識したものになっており、きれいである。メイン加護効果は水属性キャラの攻撃力UP(ターン経過でさらに上昇、ただし上限はあり)である。5凸まで強化すると攻撃力UPの値が100%UP(ターン経過で140%まで上昇)となる。これはサプ不可石(課金要素のサプライズチケットや天井でも通常手に入らない召喚石)である『エウロペ』の3凸140UPに迫る量であるが、1ターン目はそこまで高くなく、後述のサブ加護効果の方が優秀なためメイン採用はあまりオススメできない。サブ加護効果は、水属性キャラが火属性の敵に対しての与ダメージUPである。「与ダメージ○%UP」だが、最終ダメージに○%追加されるため、単純にダメージが○%分増える。有利相手にしか適用されないので注意。初心者から上級者まで頼れる性能である。
このように召喚効果は、他の攻撃的なアーカルム召喚石よりも目に見えて火力が上昇しにくく、やや使いづらい部分もあるかもしれない。しかしサブ効果はゲーム内で必須級である。そのため、アーカルム石の中でも作成、強化の優先度が比較的高い石の一つといえるだろう。デスに対応する賢者「ハーゼリーラ」の取得を考える場合は最終まで強化は必須。ハーゼリーラ自体は長期戦で輝くような性能である。6周年記念放送で公表されたデータでは所持状況は6位であった。