第26弾カードパック「天示す竜剣」のアディショナルカードにて登場したレジェンドのヴァンパイア・フォロワー。
全人類待望、リメイクして欲しいカードNo.1として有名だったパズズが満を持してレジェンドとしてリメイク。

肝心の性能だが、リメイク前の効果はAoEくらいしか残っておらずほとんど別物と化している。
まず元のコスト6以上のフォロワーを融合できる。かなりきつい条件だがニュートラルフォロワーも融合できるのは救いか。続いてファンファーレ。融合枚数に応じて以下のように効果が追加されていく。

• 0~1枚：バニラ
• 2~3枚:盤面全体6点
• 4~5枚:顔面6点
• 6枚~:6ドロー6PP回復

フルパワーで使用すると0コス6点AoE6ドローという目を疑うバカタレ効果になる。

しかし当然、6コスト以上を6枚融合するというのはかなりきつい。デッキが高コストで圧迫されるので序盤が動きにくくなり構築もかなり難しくなる。アクセラレートや結晶を持つ高コストフォロワーならばそこまで苦なく採用できるが、現状のカードプールではかなり無理がある。ローテならば元々高コストが多めに採用されている進化ヴァンプ、アンリミならボルテオヴァンプあたりになら採用できるか。

その尖り過ぎた効果のおかげで既存の構築には採用されなかったが、デッキのほぼ全てを6コス以上のフォロワーで固めフルパワーパズズの連続発動を狙うパズズ特化デッキが誕生。ハマると6T目にパズズ→パズズ→進化イモータルペインorアビスドゥームロードの6+6+8＝20という馬鹿みたいに豪快なOTKが決められる。
弱点はやっぱり序盤戦に弱いのと1Tできっかり20点を取り切るタイプのデッキなのでダメカや体力上限UP等は軒並み天敵。特に永久の盾・シオンは相手が握っているのが分かった時点で負けを悟るレベルの無理ゲーと化す。
安定とは程遠いが一瞬の爆発力はローテ環境のどのデッキに負けないものであり、一種の地雷デッキとして活躍し続けている。

また特殊フォーマットのクロスオーバーでも融合先のフォロワーがヴァンパイア指定でないことを活かして、高コストの結晶フォロワーが豊富なビショップと手を組んで比較的安定性の増したパズズ特化等が生まれた。そのせいで制限カード指定まで受けることになった。