アニメ内とゲーム(SVCB)内で大きく効果が変更されているカード。
アニメでは相手フォロワーを「1/1/1」にして奪う(3/3にはならない)効果であり、また場に
騎士王の威光があるなら
さらに「強引な買収」1枚を手札に加える効果があった。
無限リソースとしても働く強力な効果だったがゲーム収録時に削除され、代わりに同条件で3/3疾走になる効果が追加された。
なお、疾走付与については「コストを1にして騎士王の威光の疾走付与を乗せる」という処理を内部化しただけなので大きな差異はない。
ちなみにCygames Magazineのインタビュー記事にて、開発チームのスタッフがこの効果変更について言及している。
ザックリ言えば
「強すぎたから」とのこと。
以下引用
元記事:
https://magazine.cygames.co.jp/archives/11835
(前略)
───可能な限りクオリティーの高いグラフィックを目指したのですね。また、『チャンピオンズバトル』には、『アニシャド』で出てきたカードや、ゲームオリジナルのカードも実装されています。まず、『アニシャド』に登場したカードについては、どのように実装を進めていったのでしょう?
『アニシャド』のカードの場合、ゲームの仕様やゲームバランスなどの制限をあまり考慮せずに、映像としての見栄えを重視してカードの能力を設定しています。例えば、《強引な買収》というカードは、TVアニメの中では「使うたびに手札に戻ってくる」という能力になっていて。もちろんそれは、TVアニメを面白く観ていただくための表現なのですが、実際のゲームでは「強すぎてバランスを壊してしまう」カードになってしまう可能性がありました。ゲームが破綻しないよう能力を調整する必要があり、これは本当に大変でした……。
───TVアニメで映えるカードを、そのままゲームに持ってくるのは至難の業なのですね……。
そうですね。ただ、ユーザーさんの中にはきっと「TVアニメで観たあのカードを使いたい!」と思ってくださる方がいると感じたので、僕らも「TVアニメに登場したカードは、何とか実装しよう!」と試行錯誤を重ねました。その結果、非常に多くのTVアニメ登場カードを実装することができました。何度も何度もテストを繰り返しながら解決策を探った、スタッフの努力の結晶ですね。
(以下割愛)
旧考察
まず第一に目を引くのは攻撃力5以下のフォロワーを消滅させるという効果。
対象は全コスト帯にわたるため、対象に事欠かず、実質4コス確定除去として使うこともできる。
さらに、そのフォロワーを1/1/1のフォロワーとして自分の場に出すアニメオリカでは珍しくないコントロール奪取も兼ね備えている。
騎士王の威光があればさらに同名カードを手札に加えることができ、無限リソースの確定除去となる。
さらに、奪ったフォロワーのコストは1になるため、当然
騎士王の威光による
疾走も乗り、他のロイヤルにあるコスト1のサポートを受けることもできる。
能力を失うといったデメリットらしいデメリットもないため、システムフォロワーを奪ってもよい。
ただし、
騎士王の威光とのコンボが前提のカードのため、単体では性能を十全に生かすことはできない。
また、体力も1になるため、
エンジェルバレッジなどのAoEに弱くなるという致命的な欠点を抱えている。
実際アニメでも奪ったフォロワーは
騎士王の威光が生み出した
ナイトとともに一掃されていた。
奪えるのは攻撃力5以下だけのため、当然進化やバフなどで対象から逃げられることも普通にあり得る。