虚数とは0より小さい値の平方根、及びその倍数の事である。簡単に言えば √-n ということ。
しかし、実際にそのようになる数字は存在しない。なぜならマイナスにマイナスを掛けるとプラスになるので、二乗した数は絶対に0以上になるからである。なので電卓で計算しようとしてもエラーを吐く。
慣例的に √-1 は i と示される。また、 i は虚数単位と呼ばれている。
ちなみに、n+mi (n と m は実数
*1 ) は複素数と呼ばれており、ni というような実数を含まない虚数は純虚数と呼ばれている。
こんな存在しないようなものがなんの役に立つんだと思うホモも居るだろうが、この複素数を扱うことによって、平面や立体での座標の回転を簡単に計算できる。例えばこのゲームでも、進化する時にカードが回転する演出があるが、もしも虚数が存在しなければ、CGを動かす為のCPUの計算量が増えて、動きがガクガクになっていたかもしれない。まぁとにかくこの虚数は様々なことに利用されて役に立っているのだ。
また、存在するはずなのにしない数という中二っぽさから
様々な作品で題材になる。
分かりにくい概念だからかなんか影っぽいもの〜みたいな感じで適当に設定されていることが多いが