おんJシャドバ部 - 帰ってきた機械ゥマ〜ファーストワンにネレイアを添えて〜(WUP)
【更新情報】
(2020-04-07)固まりつつある環境考察、機械神、スレイ採用型、マリガン及び対面ごとの所感を書いた項目4を追記

1、はじめに


この記事はWUP一月目環境において機械ヴァンパイア一本でグランドマスター到達を記念する記事となります。
またこの記事では便宜上、WUP実装〜機械エルフ、ディスカドラナーフまでを三日間の悪夢第一期、ナーフ後を第二期と呼称させていただきます。

2、第一期 MP0〜6000

第一期環境、及び機械ゥマの立ち位置

以下デッキの話と少しずれるため折りたたみ

使用デッキ

3枚採用カードの解説
このデッキでは貴重な2ターン目における2/2/2。
ヴァンパイアはこれまで、ラストワードでもらえるリペアモード鋼鉄のヴァンパイア・スレイでしか有効活用できなかった。
しかし鋼鉄と大地の神の実装によりリペアモードの需要が急増し、スタッツの優秀さも踏まえて2コス枠をマシンエンジェルから奪った。 2/1/3というスタッツを持ちながら、機械デッキであれば緩い条件でフォロワーに2点を飛ばすぶっ壊れ。
自然タイプも持っているためワンダーコックでサーチ可能なのも嬉しい。
さらに進化効果で鋼鉄と大地の神の融合、コストダウンの条件を満たすカードを生成できる万能カード。 言わずとしれた機械ヴァンパイアのフィニッシャー。
なにがあっても鋼鉄と大地の神の餌にはしないこと!
鋼鉄と大地の神で0コスに出来るとうん、おいしい! 2コスAOE+実質2体処理UB=最強!
どちらの効果も凄く強い。
さらにこのデッキにおいては鋼鉄と大地の神でコストを下げる利点が皆無な機械神を極力入れたくないため、終盤の除去に使えるUBを持っているという点を高く評価している。 自然サーチなため機械デッキには噛み合わない……はずだった。
デュアルエンジェル鋼鉄と大地の神が自然/機械タイプを持っており、どちらも強力なフォロワーのためドロソとしてこのカードに声がかかった。
とはいえスタッツ自体は決して強くないため2枚に減らす選択肢もあると思われる。
また終盤になるとデッキに持ってこれるカードがなくなり、ネレイア起動に使えないこともあることは頭の片隅に置いておこう。 進化効果がとてつもなく強い。
相手ターン終了時にプロダクトマシーンをこちらの場にだすので、モノが7コス9点疾走に化ける。
もちろん出てくるプロダクトマシーンは盤面処理に使えるほか夜明けの吸血鬼・ノインの自動進化の弾にもなる。
さらに機械を10枚以上破壊していた時の追加効果であるep1回復も非常に便利であり、鋼鉄と大地の神のコスト減少を受けると0コスになる本人のコストも便利さに拍車をかけている。 言わずと知れたつよつよドロソ 対機械エルフ、ディスカードドラゴンに対し耐久するために使うのが主な用途。
特にデッキ構築の時点で出せる打点がある程度決まっているディスカードドラゴンには効果抜群。
序盤に来て腐ることもあるが鋼鉄と大地の神でなるべく引きたいカードのため3枚となった。
0コス10回復の耐久力を見せつけてやろう。 先4で自動進化が決まると強力。
機械10枚破壊時の効果が強烈なため、この効果で盤面を作りつつモノを狙おう。
ただし10枚破壊が見えていないときは4コスで抱えていてもうまく使えないこともあるので、適宜鋼鉄と大地の神の餌にすることも考えよう。
鋼鉄と大地の神で引いてきても0コスにならないのが残念だが1コスになった時には二枚おきなどで宇宙が見える。 シナジーがあまりないはずの機械デッキにおいてもデッキの中でのカードパワーは1、2を争うやべーやつ。
6で渇望起動することは少ないが、終盤になるとフロートボードマーセナリー悪夢の始まりで起動が可能。
マシンナースデビルで回復したepをこのカードに回しても強い。 ニュートラルのやべーやつ。
手札の機械、自然カードを融合することで盤面処理、手札入れ換え、入れ換えたカードのコストダウンが可能。
ワンダーコックデュアルエンジェルと手を組むことでどんな機械デッキでもこのカードを確定サーチ出来る。
機械デッキの常識を根本から塗り替えたといっても過言ではないだろう。
2枚採用カードの解説
2コス機械サーチであり鋼鉄と大地の神でコストを下げると0コスで魔獣の女帝・ネレイアを起動可能と超優秀。
………なのだが機械エルフの鉄甲のカブトムシに上から踏まれることを始め2/1/2というスタッツが非常に弱い。
サーチするカードが絞られているワンダーコックほどこのデッキにおいて重要な役割を果たすカードとはいえないため、スタッツの弱さを重くみて2枚採用に抑えた。 3コスで機械カウントを3枚稼ぐことが可能。
先3アーマードバット4夜明けの吸血鬼・ノインの動きは強力。
追加カード群の存在によりこのカードを使わずとも破壊枚数を稼ぎやすいこと、マシンナースデビル夜明けの吸血鬼・ノインと一緒に使うとプロダクトマシーンが溢れてしまいやすいこともあり2枚採用に抑えた。 1コス結晶で自然フォロワーのサーチが可能であり、ワンダーコックより細かくppを使いデュアルエンジェル鋼鉄と大地の神を探しに行ける。
ワンダーコックのサーチを邪魔をするというデメリットがあるが、鋼鉄と大地の神に融合する自然カードの採用枚数増やせることとワンダーコックより隙の少ないサーチであること、6で魔獣の女帝・ネレイアを渇望起動できることから2枚採用。
1枚採用カードの解説
おまもり枠。
鋼鉄と大地の神が恐ろしい速度でドローを回すためピンでも十分機能させることが出来る。
頼りたくないがこのカードでのフィニッシュプランを作ることで、モノを完全に処理に回すことも無理なく可能となる。
疾走してくれるよう祈って普段から善行を積もう。

3、第二期 6000〜10000

使用デッキ

第一期からの変更点

ディスカドラが減ったためコアを3枚→2枚に。
空いた枠で安定感をさらに増やすためフロートボードマーセナリーを2枚→3枚に。

その他今後の環境次第で採用候補になりそうなカードについて

スタッツが貧弱なフロートボードマーセナリーと交換か。
鋼鉄と大地の神でコストが下がらないが、逆に他の強力なカードを鋼鉄と大地の神で引いてくる動きの邪魔をしないと考えることも出来る。 3コスト除去。
ブラッド・コアを抜くなら候補になり得るか。
アクセラが本体のため、鋼鉄と大地の神で下げた恩恵が乏しく優先度は低め。 採用すると2コス枠を増やし早い段階から前よせに動くことになる。
こちらも鋼鉄と大地の神で下げた恩恵がそこまでないのでどうしても優先度は低くなる。 3点バーン目当ての採用候補。
さらに前に寄せたいときの候補に。

4、第二期のその後、及びスレイ型の考察

導入と言う名の環境、スレイにたいするあれやこれや(長いので折り畳み)

サンプルデッキ(コアゼウス型)


基本的には第二期と変わらない。
変わったところだけ解説する。
カード解説
5/4/3で場の機械フォロワーの数だけドローするドロソ。
自分もカウントするため最低でもキャントリにはなってくれる。
鋼鉄と大地の神から引っ張れる唯一のドロソという点を重くみて1枚採用。
本人を鋼鉄と大地の神から引っ張れなくても、0コスになった機械フォロワーや真紅の抗戦者・モノと合わせることで進化権がなくともテンポロスなく大量ドローが可能。
今後の調整次第では増やしてもいいかもしれない。 終盤になるとサーチ対象のカードがデッキからなくなることもあり、鉄刃の悪鬼採用にあたり3枚→2枚に
マリガン
基本は(モノを除く)2コス>ワンダーコック悪夢の始まり>その他
ミラー、自然機械ドラゴン相手では6ネレイアが重要な役割を果たすことが多いためキープも可
アーマードバット夜明けの吸血鬼・ノインは先行であればセットでキープ。
セットになってない場合でも先行であれば強気にキープしてもよい。
後攻の場合は魅惑の教鞭・イオデュアルエンジェルを積極的に探しに行く。
また後攻に限り2コスが見えてるならマシンナースデビルキープも可。
先行の場合は6ネレイア7神をなるべく通したく、ネレイアやイオが見えているなら5に進化温存、6進化AOE、7鋼鉄と大地の神→0コスマシンナースデビル進化が無理なく通るので積極的なキープはあまり推奨しない。
対面
  • 機械ヴァンパイア
いわゆるミラー
先行であれば6ネレイア7神が最重要でありこれが出来るとそこまでのある程度の不利はひっくり返せる。
後攻であれば6に渇望ネレイアを置けないと先6ネレイアで詰みかねない。
ノインでなんとか後6にイオのUBを起動することも視野に。
基本的には絶対的な先行有利であり、上述のサンプルレシピもミラー後攻はほぼ捨てている。
ミラーを重く見るのであればおそらく機械神型にすることは必須。
機械神型のサンプルレシピも下に置いておくので参考にして欲しい。
  • 自然機械ドラゴン
まず相手は5、6ターンに鋼鉄と大地の神で大量展開を仕掛けて来る可能性が高いことを念頭に入れておく。
ここが第一関門であり、例え相手が呪われし影・ヴァイディを引けていなくても大量展開を捌けなければ勝つのは厳しい。
この対面ではマリガンから魔獣の女帝・ネレイアナイトレイドヴァンパイアを探しにいきたい。
この対面は相手の回り方にも依存するところが大きいが、大量展開は基本的にやってくるため最低でもそこだけは確実に対処したい。
自然の侵食を起動されたあとはブラッド・コア夜明けの吸血鬼・ノイン魔獣の女帝ネレイア?真紅の抗戦者・モノで起動して、耐久しつつ盤面有利を維持しよう。
この場合勝ち筋は、相手のライブラリアウト、残った盤面と合わせて真紅の抗戦者・モノで削りきる、至高神・ゼウスでのワンショットの3通りになる。
最後になるが注意すべき点として盤面ロックがある。
相手がフォロワーを出してこない場合、マシンナースデビルのリーダー付与効果によってさらにこちらの盤面が追加で1枠埋まるため、この対面ではマシンナースデビルにはあまり進化を切らないほうがいいかと思われる。
また0コスになったブラッド・コアも迂闊に置くと盤面ロックの餌食になるため注意。
  • 自然ウィッチ
最重要ポイントはこの対面では最速で鋼鉄と大地の神を置く利点には乏しいということだろうか。
全力で回られると7にモノで決める以外に勝ち筋がない。
なので互いに理想の回り方ではないことを想定することになるが、この時重要になるのはライリーが出てくるターン以降は常に最低1枚守護を置くことだろう。
したがって守護を置くことが不可能な7ターン目に鋼鉄と機械の神?を投げる動きは極力慎みたい。
7ターン目はアーマードバットのエンハンス、真紅の抗戦者・モノ魔獣の女帝・ネレイア夜明けの吸血鬼・ノインで最低限の守護を置くことを優先しよう。
鋼鉄と大地の神は引っ張ってきた夜明けの吸血鬼・ノインと同時に出せる8ターン目以降に出したい。
  • 機械、AFネメ
この対面ではゼウスでフィニッシュすることが最も多い。
ゼウスの採用理由の5割近くはこの対面を拾いやすくするためである。
その他の要素に関しては特筆することは少ないだろう。
機械を並べて破壊して鋼鉄と大地の神を投げて耐えてリーサルを狙う。
いつも通りである。
ただしAFであればマーキュリーイージス・シオンがいるため、他対面より序盤〜中盤の魅惑の教鞭・イオのAOEの価値は高い。

サンプルデッキ(機械神スレイ型)

デッキについての解説(※まだ調整途中のデッキであることに注意)
名前の通り機械神を採用した機械ヴァンパイアである。
機械神採用のメリットとして真っ先にあげられることはミラーでの魔獣の女帝・ネレイアを処理する難易度が格段に下がることである。
中盤〜終盤の除去札として機械神を採用したことで、UBでほぼ同じ役割を担っていた魅惑の教鞭・イオは非採用に。
また早い段階から機械の破壊数を稼ぐことにより重点を起きたかったため、ナイトレイドヴァンパイアではなくマシンエンジェルを2枚、ワンダーコックを1枚にしアーマードバットを3枚採用している。
機械神は強力な除去札だが、3コストのスペルなため手札の枯渇も多少起こりやすくなる。
よって鉄刃の悪鬼を2枚採用。
これらのデッキ自体の機械カード、ドロソの増加にともない鋼鉄のヴァンパイア・スレイも回復カード兼上振れ要素として充分安定して使えるだろうという判断のもと2枚採用。
コアゼウス型との比較とか
機械神があるぶんミラーでの勝ちやすさはコアゼウス型よりは上であると思う。
ただし先に鋼鉄と大地の神を投げられる以上魔獣の女帝・ネレイアの存在以前にミラーが先行有利であることは変わらないだろう。
総評としてどちらがすぐれているのか?というところに関してはミラーがどこまで発生するのかによって変わるのではないだろうか。
機械神のために機械カードを増やしているぶんマシンナースデビル夜明けの吸血鬼・ノインの機械10枚破壊時の効果が発動するタイミングもコアゼウス型より早くなるかもしれない。
とはいえ2枚採用のマシンエンジェルぐらいしか明確に破壊枚数を稼ぎやすくしているカードはないぶん、その点を断言するには疑問符も残る。
便宜上それぞれコアゼウス型、機械神スレイ型、と名づけてはいるが前者に機械神をいれたり後者にゼウスを入れたりとまだまだアレンジが可能であると思う。
スレイを使ってみよう!というところから出発したデッキですが何かの参考になってくれれば幸いです。

総括

いままでの純機械ヴァンパイアの正当強化という形のデッキに仕上がり、個人的にはとても満足しています。
ナーフ後環境はまだ固まったとは言い切れないのでさらにデッキを改良していくことになるかもしれません。
マリガン、プレイングもなどまだまだ書き足りないところが多いですが、自分なりに固まり次第追記していこうと思うのでまた気が向けばこのページを見に来てくれると嬉しく思います。