おんJシャドバ部 - 奇跡の実り

食べればわかる。
『禁断』『追放』も、
食い意地の張った
神の嘘だと。

奇跡の実り
コスト:1スペル
クラスエルフ
レアリティゴールド
タイプ-
パック災禍を超えし者
CV
イラストレーター
フェアリー1体を出す。
このバトル中に場を離れた自分のエルフ・フォロワーが5体以上なら、それは進化する。
10体以上なら、さらに、自分のリーダーを2回復。カードを1枚引く。

フレーバーテキスト

概要

第22弾カードパック「災禍を超えし者」のアディショナルカードにて登場したゴールドのエルフ・スペル。

素だとフェアリーをそのまま出すのとほぼほぼ変わらないが、宿命の狐火・セッカと同じカウント形式である「場を離れたエルフ・フォロワーの数」に応じて段階的に強化される。
その数が5以上なら自動進化、10以上ならばキャントリップと2回復とがさらに追加、と小器用な風情を感じさせる。

場を離れたエルフ・フォロワーの条件に関してだが、10はともかく5は恐らくそれなりに達成しやすいと考えられるため、エルフの進化軸を作るならば採用されるかもしれない。

活躍

登場からすぐにセッカエルフにて採用された。
終盤になるほどバリューが上がる器用さは勿論、瘴気の妖精姫・アリアの効果を付与できてない状態でも進化フェアリーによる処理、回復ドローでの延命でセッカまでバトンを繋げられる点が評価されている。
カウント10は閃光のエルフ・アルバータなどカウントを稼ぎやすいフォロワーが多く、6tには貯まるしそのまま使える。

総じて、アリアに依存しきらないデッキの完成に一役買っている。

余談


FTの内容からこれは旧約聖書の「創世記」にある、善悪の知識の木の果実がモチーフであると推測できる。
かのアダムとイヴは蛇に唆されて(この部分が多分FTの元ネタ)この実を食べたことにより羞恥心が心に芽生え、神から楽園(エデン)を追放されることになった。このアダムとイヴの罪が元となってその子孫である今の人間にも罪が残ってるみたいなのがキリスト教の考え方である。そのため彼らに実を食べるよう唆した(=現生人類に罪を与えた)蛇はサタンと同一視されることもある。
このイラストだとリンゴっぽい見た目で書かれており、また同モチーフの《恋人》・ミルティオなど創作物では禁断の果実=リンゴとされがちだが、実は地域や解釈、書籍により果実の内容は異なる。
リンゴ
善悪の知識の木の「悪」の部分はラテン語でmalusと書く。なんとリンゴも同じく「malus」である。
誤訳なのか掛詞なのかは不明だが、西ヨーロッパではこれで浸透した。
西ヨーロッパでは男性の喉仏を「アダムのリンゴ」*1と呼ぶ。
イチジク
アダムとイヴが果実を食べて無垢を捨て、全裸が恥ずかしくなり局部を隠した葉がイチジクの葉とされることから。
ミケランジェロの有名な作品、システィーナ礼拝堂天井画では禁断の果実=イチジクとしている。

その他にもブドウやザクロなど、多くの果実が挙げられている。

関連項目