第10弾カードパック「
十禍絶傑」にて登場したシルバーのヴァンパイア・フォロワー。
BOS環境まで落ち目だったヴァンパイアを一気に隆盛させた立役者の一人。
ヴァーナレクや
従者らと共にOOT期前半を血で染め上げた。
1コス1/1と一見無害そうなスタッツをしているが、攻撃のたびに自傷1点=
闇喰らいの蝙蝠の打点が1上がる。つまりこいつに顔を叩かれている時点で実質2点食らっている。要はフォロワー版の
鮮血の花園。
先行ヴァンプがこれを1T目に出してその後に後攻がこれをなかなか処理できないとほぼ詰み。その為この子を狩る為だけに
ゴブリン等の1コストフォロワーが採用される例も多々見られた。ラストワードで1点ダメージが飛ぶのもかなりいやらしく、何もさせない内に除去しても1点は食らってしまう。それでも除去しなければマズいのだが。
その後
闇喰らいの蝙蝠と
フラウロスが同時にナーフされたことで蝙蝠ヴァンパイアはいくらか落ち着いたが、その後も見かけるカードになった。
RoG前後では、
吸血姫・ヴァンピィなどを採用した旧式アグロヴァンプが再興し、
蠢く死霊との択でこのカードが採用されることも増えてきた。
しかし時代が下ったアンリミでは、
ルージュヴァンパイアなど優秀な1コス自傷が増え、自傷できるかが不安定なこのカードの採用は見送られるように。
先置きにより3T
フラ煉に関わるという
鮮血の花園のような効果を狙って採用されることが極稀にあるくらいになった。禁止された
闇街の代わりにするには少々心許ないか。