第25弾カードパック「
極天竜鳴」にて登場したゴールドのネメシス・フォロワー。
ファンファーレで1除去した上に、非共鳴状態から共鳴になるたびに
ターン中の回数制限がないPP回復のリーダー付与効果を持たせる。
このカード自体が5コストと少々重いので動き出しこそ遅いものの、出したターンには進化を使っての二面処理ができるので中〜高コストのリーダー付与につきものの隙も少ない。進化時に1ドローがあり、非共鳴状態ならこれによって即1PP回復し、追加でもう1アクションできる。
次ターン以降の効果の発動条件も易しいため、ループじみた動きにこそなりにくいものの、ターン中に使えるコストを大幅に増やすことができるだろう。
ローテネメシスの共鳴軸デッキは序盤からぶん回して
勇気の少年・カシム、
次元の超克者・ユアンで顔面を削り、
エンドレスワールド・オーキスやナーフ前
フラグラなどの高打点で止めを刺す動きが主流であることや、ターン終了時にドローして共鳴数を稼ぐ
勇気の少年・カシムや
解放の少女・ローザなどでPP回復が活かしきれないこともあってか、このカードは採用枚数0というケースが多い。しかし、やはり複数回のPP回復能力は爆発力を秘めており、中盤以降を重く見るなら採用の価値はあるだろう。
終焉の地のサーチ効果や
アルティメットバハムートアクセラのデッキに戻る効果で共鳴・非共鳴をスイッチできることから、共鳴軸でアルバハをフィニッシャーにするデッキでの採用が見られる。
ノルン着地後に終焉の地が二枚手札にあり、7ターン目にターン開始処理を終えて非共鳴状態の場合、1枚目の終焉の地でアルバハをサーチすることでノルン効果が発動して合計7PP回復、続けて終焉の地をもう一枚出せる。
サーチ対象を絞っていれば終焉の地のサーチで二枚のアルバハを手札に加えられるため、アルバハアクセラも二連発でき、デッキに戻る効果でさらにもう一回共鳴に入れるため、ターン内に使用PP24+余剰5PPで一気にアルバハ直接召喚を狙いに行ける。ネメシスには共鳴を活用するためのドローカードが多く、三積みにしていれば終焉の地を二枚確保するのも現実的なので、アルバハを早期降臨させる動きにも期待できるだろう。