おんJシャドバ部 - 外界の審判者・ノルン

意思も感情も許されぬ。
外界の審判者・ノルン
コスト:5フォロワー
クラスネメシス
レアリティゴールド
タイプ-
パック極天竜鳴
CV鈴木達央
イラストレーターNOTT
進化前
攻撃力4体力4
ファンファーレ 相手のフォロワー1体を破壊する。このバトル中、自分のリーダーは「自分が共鳴 でない状態から共鳴 状態になるたび、PPを1回復する」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。
進化後
攻撃力6体力6
進化時 カードを1枚引く。

フレーバーテキスト

概要

第25弾カードパック「極天竜鳴」にて登場したゴールドのネメシス・フォロワー。
ファンファーレで1除去した上に、非共鳴状態から共鳴になるたびにターン中の回数制限がないPP回復のリーダー付与効果を持たせる。
このカード自体が5コストと少々重いので動き出しこそ遅いものの、出したターンには進化を使っての二面処理ができるので中〜高コストのリーダー付与につきものの隙も少ない。進化時に1ドローがあり、非共鳴状態ならこれによって即1PP回復し、追加でもう1アクションできる。
次ターン以降の効果の発動条件も易しいため、ループじみた動きにこそなりにくいものの、ターン中に使えるコストを大幅に増やすことができるだろう。

ローテネメシスの共鳴軸デッキは序盤からぶん回して勇気の少年・カシム次元の超克者・ユアンで顔面を削り、エンドレスワールド・オーキスやナーフ前フラグラなどの高打点で止めを刺す動きが主流であることや、ターン終了時にドローして共鳴数を稼ぐ勇気の少年・カシム解放の少女・ローザなどでPP回復が活かしきれないこともあってか、このカードは採用枚数0というケースが多い。しかし、やはり複数回のPP回復能力は爆発力を秘めており、中盤以降を重く見るなら採用の価値はあるだろう。

終焉の地のサーチ効果やアルティメットバハムートアクセラのデッキに戻る効果で共鳴・非共鳴をスイッチできることから、共鳴軸でアルバハをフィニッシャーにするデッキでの採用が見られる。
ノルン着地後に終焉の地が二枚手札にあり、7ターン目にターン開始処理を終えて非共鳴状態の場合、1枚目の終焉の地でアルバハをサーチすることでノルン効果が発動して合計7PP回復、続けて終焉の地をもう一枚出せる。
サーチ対象を絞っていれば終焉の地のサーチで二枚のアルバハを手札に加えられるため、アルバハアクセラも二連発でき、デッキに戻る効果でさらにもう一回共鳴に入れるため、ターン内に使用PP24+余剰5PPで一気にアルバハ直接召喚を狙いに行ける。ネメシスには共鳴を活用するためのドローカードが多く、三積みにしていれば終焉の地を二枚確保するのも現実的なので、アルバハを早期降臨させる動きにも期待できるだろう。

余談

神バハではイベント『蒼穹の楽園と偽翼の欺式』に登場する、カシムとローザの腹違いの兄で、とある国の王様。
父である先王と『あの方』なる上位存在が契約し、魔力の高い者に寄生生体兵器的な翼(機構翼の少女・ローザの翼)を付けて感情を奪って生贄に差し出し、国全体を『あの方』に隷属させることで、魔物に狙われる国を空中に浮かべて防衛・存続させていた。
しかしローザが生贄になるのを防ぐため、カシムと主人公たちが抵抗してご破算になり、翼と安全を棄て、自由を取り戻すことになる。
ノルン自身は当初はカシムらを阻む側で、彼自身も翼に感情を奪われていたはずだが、最後に弟妹を守るべく自分の意思を取り戻して散ることになるいい兄ちゃんである。
フレーバーテキストは神バハでのストーリーに準じたものだが、神バハの話を知らなきゃわからんね。