第17弾カードパック「運命の神々」のアディショナルカードにて登場したゴールドのネメシス・フォロワー。

オーキスバフで微かな鼓動を見せた人形軸の強化か順当にAFの強化かはたまたちょっとプッシュされてた残尿か……と注目を集めていた所に登場した謎のカード。

2/2/2守護という最低限のスペックに加え、進化時に単体限定だがアイギスシールド・アテナのようなバリアを貼る能力を持つ。
プロテクトアーティファクトなどの高スタッツフォロワーに使用して取られにくくする、単純に自分自身に貼って無傷でフォローを取るなど小回りのきく運用が可能であると思われるが、やはり最も効果的な運用は、相手の特大バーストに合わせて自分のリーダーを守ることだろう。
地を裂く異形、禁約の黒魔術師といったOTKまがいのことをしてくる連中は泣き喚いてひれ伏すしかない。強い！
こういったカードにありがちな、「1T延命しても自分がリーサル取れなきゃ意味無い」という問題もラズリ自身が軽いので、余ったPPで自分のやりたいことを推し進めることでカバー可能。

そしてやはり一番目を引くのはド派手なエンハンス能力だろう。
ぱっと見でも10コス超のフィニッシャーが9コスで出てくるという何かがおかしい能力。横に2/2守護を置かれるので隙を抑えられるのも強い。
リクルート先は登場当初のローテではカイザーインサイトやヴァーテクスコロニーが有力候補。
カイザーインサイトはシンプルに9PPで出てくるのが強烈。また、デッキを選ばず入れることが出来る為、あらゆる構築で無理なく後半のラズリのバリューを保証できるのがよい。
ヴァーテクスコロニーはコロニー自身の守護と合わせて顔面の防御力がかなり高くなるほか、結晶でヴァッコロを消費してしまったので9ターン目に手元にない……というような問題を解決可能であり、フィニッシュ事情の改善に貢献できるだろう。
その後、DOV期ア以降は、ファンファーレを無視してアブソリュート・トレランスを呼ぶことが増えた。こちらもコストダウンできることを前提に多くの軸に3投されるカードパワーカードであること、どう足掻いても最大コストであることがかみ合っている。

混沌の闇を打ち倒す力を持つ天威の聖剣を守護するため実際は天人達のチョンボの尻拭いのため天人に作られたホムンクルス。
天人に作られたホムンクルス仲間としてスピネとルチルがおり、その関係でスピネとルチル、さらに先代の使い手との間で特殊掛け合いボイスが存在する。
余談になるが、ホムンクルス仲間の名前はそれぞれ宝石に由来しており、ラズリは星空のようにも見える青い宝石ラピスラズリによると思われる。

はいはいいつもの