大前提として花少女自体はドローエンジンにも関わらず、マリガンではキープしないという意味不明なカードです。
学び舎という相棒が一緒に入っていて初めてキープ可能であり、ペアで揃っていないとキープできません。
一応先行でベルディリアがペアになった時もキープできますが、どちらも4ターン目になるまで使わないので、キーラorプリズムプリーストが一緒に入っていなければキープしにくいです。
そのためドロー目当てで採用するなら、途中で引く前提なので3枚採用。
更に大親友の学び舎も3枚確定で、その上で更にベルディリアの融合素材を確保するため学園カードを多く採用する必要があります。
また好みにもよりますが、バイヴカハを入れるならオリシルも、となりますよね?
えー・・・入れなきゃいけないカードが多すぎます。
正直オリシルは出すタイミングが本当に全然ないし、バイヴも花少女残れー!って言いながら都合よくぶん投げるだけなのでオリシルバイヴは抜いてもいいんですが
何よりも花少女をドローエンジンとして機能させるために学園カードを多く採用する必要があるのは、明確なデメリットと言えるでしょう。
学園カードを多く入れるおかげでアンリエットを自然に積める、というメリットはありますが
最低でも抜き構築に対して花少女3枚+アンリエット3枚+学び舎2枚を足さないと、花少女を入れる意味があまりありません。
↓↓花少女型のサンプル↓↓
ドローエンジンを組み込んだためにアリスとアスシオが抜け、スペース確保のために聖遺物を減らし、羊ちゃんも抜きました。
実はこの形にすると、財宝ロイヤルに対する先行勝率が大きく落ちてしまいます。
まず聖遺物を減らすので、回復量が足りずに7ジャンヌの返しのバルバロス+17点を耐えにくくなってしまいます。
そしてセイクリッドシープを抜いたので守護の枚数が足りず、7ジャンヌの横に守護2枚並べてバルバロスの疾走をカットする大仕事が出来ません。
先行でも後攻でもバシバシ顔をシバいてくる相手なので、聖遺物無しだと17点なんてあっさり下回ります。
後攻はアンリエットによる処理能力のおかげで序盤が安定しますが、それでも先にジャンヌ投げたのに負けた、という展開も・・・
なんなら最近は大参謀入りが増えてきていて、聖遺物無しだとジャンヌの5点AOEで取りきれず並べた守護を突撃させなきゃいけない場面すらあります。
あとは単純に後攻前提ならアスシオの方が使いやすかったです。
他にも、聖遺物が減った弊害で進化ネメシスにも勝ちにくくなります。
回復ビショップミラーにも弱くなります。結晶ビショップも持ち物検査を仕掛けにくくなります。
バフドラもキツくなります。バハドラにも聖遺物諜報員のワンチャンが生まれにくくなります。
マガチヨエルフ&カステルエルフに対してハーフロック進行がしにくくなります。
マナリア&チェスへの勝率を落とします。
AFネメに押しきられます。
聖遺物1枚抜いただけで何を大げさな・・・と思うかもしれませんが、聖遺物のおかげで勝った試合がめちゃくちゃ多く、聖遺物が無かったせいで負けた試合が大量にあったので、2枚に減らすことは死活問題と言えます。
じゃあ他のカードと入れ替えて3枚にすればいいじゃん!→花少女入り構築だと減らすカードが無いんす・・・
候補としてはエルヴィーラを1枚減らしてピン挿しにするか、3コストジャンヌを1枚減らすくらいですが
そうすると今度は普通にメインの動きを阻害しだすので、もうどうしようもないです。
ということで、花少女は諦めました。
デッキの安定感は花少女型の方が上なので、環境が変われば採用できるようになるかもしれません。