おんJシャドバ部 - 詠唱:聖獣への誓い

心身を尽くし、神に絶対を誓った者にのみ、聖獣は力を与える。
詠唱:聖獣への誓い
コスト:2アミュレット
クラスビショップ
レアリティブロンズ
タイプ-
パックベーシック
CV-
イラストレーターまよこ
カウントダウン 2
ラストワード ホーリーフレイムタイガー1体を出す。

フレーバーテキスト

ホーリーフレイムタイガー

概要

ベーシックカードに収録されているブロンズのビショップ・アミュレット。

クラスの特徴とも言える強力なラストワードを持ったカウントダウンアミュレットである
カウントダウン=コストと考えると2+2=4でinじゃねーの!?と思いデッキに入れるor入れた初心者兄貴も多いだろうが
このカードはシャドウバースで弱い要素が詰まっており初心者兄貴にこのゲームで何が強いか弱いかを暗に理解させてくれる良カードと言える。

解説

詠唱:聖獣への誓いがなぜ弱いかを説明するには以下の3つの用語を理解しているとわかりやすいだろう
  • テンポアドバンテージ
  • ライフアドバンテージ
  • ハンドアドバンテージ
※主にTCGではプレイヤー間の有利不利をアドバンテージという言葉を使って表す、DCGであるシャドバでも同様に使われている
相手より多くアドバンテージを稼ぎ相手のアドバンテージを減らすのが基本である

テンポアドバンテージ

チ○ポ?(難視)定義に多少ブレがあるがシャドバ内ではフォロワー・アミュレットを出す盤面の有利不利を示す
こちらでいうテンポはテンポ(速度)ではなくテンポラリ(一時的)が元ややこしい…ややこしくない?
相手のターンに干渉できないシャドウバースにおいて最も重視されているアドバンテージである
例えばお互いの場にフォロワーがいない状態でファイターを出せば相手はライフを失うか、除去をしてハンドを失うかの選択を取ることになる。
このようにテンポアドバンテージを得るということは相手にアドバンテージを得ることを妨害しつつ、自身は優位に試合を進めることができる勝敗に直結するアドバンテージと言える。
シャドバでは基本、このテンポアドバンテージの取り合いで試合が進んでいくがフォロワーの出る速度の都合上先行が有利となるシャドバが先行ゲー言われる所以である

ライフアドバンテージ

お互いの体力のこと、最終的に相手のライフをゼロにすることが目的になる
このアドバンテージは保っていても勝利につながらず、先にゼロにしたほうが勝ちになるので回復の方は軽視されがちだが、勝利するための(相手のライフをゼロにする)カードのコストが高い場合このアドバンテージを減らさずに保つ必要がある。

ハンドアドバンテージ

お互いの手札のこと
カードを使用していくたびに上記のテンポ・ライフアドバンテージに変換、還元していくがその分カードを消費していく
手札はプレイヤーの選択肢となっており少なくなっていくほど取れる選択肢は狭まっていく、複数枚のカードを一枚で除去できるAoeは相手のハンドを失わせた、と言える。
手札を増やすドローカードも選択肢を増やし相手との優位を広げるために重視される。

シャドバのリーダーは大雑把に3つのアドバンテージを得たり奪ったりするのが得意だったり不得意だったり、また一つのアドバンテージを失う代わりに他のアドバンテージを稼げるといった風に差別化されているはず
どんなテンポアドバンテージもひっくり返しライフも大きく削れる攻撃力と取るのに一苦労な体力を持ったサイゲの看板がいかに強力かも分かるだろう

じゃ、あらためて詠唱:聖獣への誓いの性能を見てみよっか
  • テンポアドバンテージ
得ることは難しい、プレイしたターンは何も場に影響を与えないためむしろ相手に与えることになる。
その時得れなくても後でフォロワーでるじゃんと思うかもしれないがシャドウバースの特徴として進化システムが存在する。
後攻4ターン目から進化することで先行有利で保っていた盤面を取り返すことができるというシステムである(4t以前は非常に盤面を取り返しづらい)、先行有利を加速させないためか体力4は非常に取りやすいor取られやすいものになっている。
くっそ間の悪いことにホーリーフレイムタイガーの体力はしかも進化がちょうどおこなえるようになってから場に出るのである、これではテンポを取り返すどころか序盤取り返しづらい2コスト分損するだけである。
  • ライフアドバンテージ
奪われやすいし取りづらいえぇ…
カウント2=2ターンはシャドバにおいて意外に長い、またプレイしたターンはそのまま相手に明け渡すことになるので相手の場にフォロワーいた際その分ライフを失うことになる
場に出たとしてもこいつはそのターン通常のフォロワーのように行動不能、進化を使用すれば動けるが能力を持っていないので進化時に強力な能力を持ったフォロワーに劣る。
上記にも書いたように取られやすい体力のため行動できずにそのまま墓地に送られることもよくある。
  • ハンドアドバンテージ
(取れ)ないです
カードを引く能力を持っていないのもそうだがこのカードはプレイしてカウントダウンが0にならないと場に出ず、場に出てから1ターン立たないとフォロワーとして干渉できないのである。
他の2コスフォロワーなら最低でもコストを払って即相手とのテンポアドバンテージを詰められたり広げることができるが即効性がないこのカードを終盤引いても場にこの虎が出るまでに終了することがざらである。


以上の弱い点がありプライズということも差し引いてもである。

関連項目