おんJシャドバ部 - 英雄(機械レヴィオン)ロイヤル(ROG期)

サンプルデッキ


デッキデータ

  • 必要作成エーテル 51,650
デッキコードはこちらから(Shadowverse Portal URL)

概要

STR期に圧倒的な安定度を誇ったミッドレンジロイヤルの栄光から一転、他デッキの台頭、かつ盤面否定系統のデッキが増えたこと、追加カードの絶妙なバランス加減(オブラート)により構築の低迷期を迎えました。

その中で、リオード白刃に加えレヴィオンの英雄・アルベールエンハンスを抜きにすれば優秀なフェイス能力という縦の展開と、機械ロイヤル特有の横の展開を無理なく同居させ、8000〜9000帯を14-4、切り捨て77.7%という勝率を叩き出してくれました。レヴィオンと機械、2人のがいい味を出すねんな…

今回のデッキの特徴は
  • リオード、アルベールなどサーチ可能な打点によるフェイスムーヴ
  • トランプルを中心とした横展開によるミッドレンジムーヴ
  • 炎獅子、ヨハンを用いたファッティ展開
  • 白刃、斥候の対面が広く取れる除去札
の四つ。

従来の機械ロイヤルとは少し異なり、デッキによって柔軟な対応を取れるため、通常は不利対面のエイラにも勝ち筋を見出すことができるようになりました。

採用カードについて

機械軸
先述した通り機械軸が担うのは「横展開」になります、その中でフェイスムーヴとの兼ね合いを経て採用されたカードたちになります。
メカゴブリン手札に機械カードを維持でき、最低限のスタッツがあるフォロワー。地味にリペアはヘルスケアになるため相手の有利交換の択を狭めることができます。
フロートボードマーセナリーメカゴブ フロボ 斥候 トランプル マシエンがサーチ先。サーチ先を少しだけ絞ったので、特にフィニッシュに繋がるサーチが従来の構築よりできるようになっています。
機械刃の斥候機械ロの壊れ枠。スタッツアップ、進化時の緩めの条件でこなせる確定除去、何を取っても弱いところがなく、エイラなどのファッティに対し有利交換を仕掛けつつファッティを押し付けることが可能です。
トランプルフォートレス雑に強い展開役。相手盤面0の状況から全除去される対面は少ないため通りが良く、通常炎獅子まで待たなければいけないフィニッシュもアルベールやリオードのおかげで積極的に狙えるため、破壊されずに残ったプロマシを純粋に打点として扱えるのはいいところ。横展開の主軸を担います。
純鉄の英雄・ヨハン上振れ製造マン。マリガンでキープしても事故の起きにくい構築のため積極的に上振れを狙っていけること、また盤面制圧力に長けることから盤面否定系統のデッキ以外によく刺さる一枚です。後半にもつれこんだら炎獅子のタイミングで出していきたいところ。
マシンエンジェル2t展開用に加え、制圧した盤面を高スタッツ守護で蓋する役割もあります。ヨハン炎獅子のカウントを進めやすいのはグッド。
フェイス軸
レヴィオンシスターズ登場!副団長は団長確定サーチ。団長が引けていて、かつメカゴブ等2コスの動きがある場合は格闘家をチョイス、滅多に選択しませんが2コス、アイテールが引けている場合は魔術師チョイスで盤面を強くすることも可能です。
月の刃・リオードロイヤルの強みはやっぱりこのカード、英雄にあるまじき陰の要素。機械軸は苦手相手になりますが、レイサムセリアのない今回の構築は下手に潜伏させるよりも、最速で顔を2回殴って処理させることが多いです。しかし今回の構築はメタられない限り安定して顔を3回殴れます
白刃の剣舞やっぱパワーの高い処理札。強い動きは5リオード進化エンハ、6トランプル進化、0ヨハンエンハあたり。序盤から処理札として切るよりかは、相手の返しが厳しくなるように切っていきたいところ。
勇気ある乱入リオード確定。先4の動きとして最優、かつ5tリオード進化白刃、6t乱入進化で5/7リオードの3回顔面が保証されるなど、上振れと安定を両立できる点、また後攻デッキの傾向があった機械ロイヤルに先行の強みを持たせられる点で非常に優秀です。
レヴィオンの英雄・アルベール安産型スタッツによる除去のしづらさがウリ。白刃リオードやトランプル進化でマウントを取った盤面に進化を通すことで場残りを狙うことができ、そのまま連投できればシナジー含め5+6+6の17点を削ることが可能。元のアルベールより連投性能に長けることと、乱入と同様に先攻の強みを持たせられるのはいいところです。

ふたりはぷいきゅあ!

補佐役
雷鳴の軍神・フニカル擬似除去札、トランプルや斥候、リオードといった進化権を必要とするフォロワーが多いため、後半になればなるほど打点が高くなります。進化権がきれた後のファッティに対する回答として優秀です。
白翼の戦神・アイテール確定サーチ先は3tトランプル、4〜5tアルベール、6tヨハン、7t〜炎獅子。キャノスマレイサムを抜いていることもあり炎獅子直接召喚を積極的に狙う型ではないので、炎獅子を引っ張ってきても問題ないどころか、フィニッシュの後押しをしてくれる点で優秀です。
炎獅子の大将軍直接召喚おじさん…かと思いきや、今回のデッキは序盤から盤面を優勢に保つことが得意なデッキなので、普通にハンドから切って詰めに使うこともでき、直接召喚に合わせて副団長とアルベールを出すことで進化無し5点疾走を生み出すことも可能に。

ちなみに今回採用を見送らせていただいたカードたち
キャノンスマッシャーキャノスマを抜いたのは先4置きがそこまで圧にならない環境であることから。それよか相手の盤面に触ったり、サーチ札を切った方が良かったです。
高潔なる騎士・レイサム遅い…遅くない? 炎獅子を達成して、更にレイサムを着地させて、ようやく打点に繋がる動きが、進化軸という実質蓋がある環境では機能しにくく、顔を積極的に詰める方が環境には合ってました。

プレイングゥ…ですかね

マリガンについて
  • 先キープ
(2コス)シスター、メカゴブ、フロボ、マシエン、リオード
アイテール、(リオードより優先度高)乱入 、(リオードか乱入が引けた場合)白刃
ヨハン
  • 後キープ
メカゴブ、マシエン、アイテール、トランプル、ヨハン

強い動きに持っていくことを第一に。後半腐りやすいメカゴブはキープ推奨です。
動きについて
カードの使い方でほとんど動きの説明がついてしまったので、軽くだけ。
  • 1〜4t
特に説明することがなく、普通になるべくコスト通り出していくだけの部分です。
斥候について、スタッツアップの点から置きが強いため積極的に置きがちですが、エイラなど進化効果の役割がある対面でハンドに1枚しかないときは切らないこと。そういった対面はアイテールや他の2コスを切って横展開に繋げられるとグッドです。
  • 5〜7t
フェイスルートを辿る際はここまでで顔を削り切り、8tにトドメを刺すくらいの気持ちで。
ヨハンを用いたガチガチ盤面を作る際、複数枚ヨハンがある場合は雑に切るのではなく、まず1枚目を投下して盤面に圧をかけ、処理札を苦しめさせてから2投目…というように分けてあげるのがコツ。1枚所持の場合は盤面展開としての役割より有利交換札としての役割を遂行させてあげます。しかしなるべくは複数枚所持まで切るのは待ってあげたいところ。
とくに炎獅子と合わせることを第一にしていないこともあり、ヨハンの使い方はほとんどの対面において問われてくる要素になります。ここら辺はもう少し言語化したいところです……
  • 8〜10t
トランプルに進化を切っていた場合、2回なら8〜9、1回なら9〜10tに炎獅子が直接召喚されます。 散々展開に除去を吐かせた上でここにエンハトランプルを合わせるか、ヨハン+マシエンで盤面から詰みの状態に持ち込む動きと、残った盤面とアルベールと合わせることで顔を詰める動きのどちらかを意識してフィニッシュに持っていきます。

有利・不利について

対エルフ

対ロイヤル

対ウィッチ

対ドラゴン

対ネクロ

対ヴァンプ

対ビショップ

対ネメシス

おまけ

ちょっと待って? 古の英雄が入ってないやん!どうしてくれんねんお前……

おわりに

レヴィオン要素がクッソ薄いのが悔しいですが、デッキタイプとしてはまだ複合に頼らざるをいけない反面、柔軟にどの軸とも混ざることのできる感じがレヴィオンのいいところかな…と思い、レヴィオン進化ロイヤルとは真逆の採用で構築してみました。

残るはエルフ、構築に1週間近く悩んだ末に、デッキ確定後はロイヤルと同じく14-4、勝率切り捨て77.7%を達成した構築を紹介します。

バックナンバーはこちらから。
0〜2000 ランプ財宝ドラゴン(ROG期)
〜3000 機械チェキババビショップ(ROG期)
〜5000 復讐ヴァンパイア(ROG期ナーフ後)
〜6000 ミッドレンジ冥守ネクロマンサー(ROG期)
〜7000 人形入りAFネメシス(ROG期)
〜8000 魔女(テンポ)ウィッチ(ROG期)
〜9000 英雄(機械レヴィオン)ロイヤル(ROG期)