おんJシャドバ部 - 永遠の花嫁・セレス

を閉じて?
永遠にとは言いません。
だけでも。
永遠の花嫁・セレス
コスト:5フォロワー
クラスネクロマンサー
レアリティレジェンド
タイプ-
パック鋼鉄の反逆者
CV植田佳奈
イラストレーター岡田学彌
進化前
攻撃力1体力4
自分のターン終了時、自分のリーダーを3回復する。
交戦時 交戦する相手のフォロワーに3ダメージ。
ファンファーレ 永遠の誓い1枚を手札に加える。
進化後
攻撃力3体力6
進化前と同じ能力。(ファンファーレ能力を除く)

フレーバーテキスト

トークン

プレミア版

概要

第12弾カードパック「鋼鉄の反逆者」にて登場したレジェンドのネクロマンサー・フォロワー。イラストが美しすぎる。夜の令嬢・セレスのリメイク。

再録前とスタッツは変わらないがコスト、交戦時ダメージ、回復量がそれぞれ当たり前のように1ずつ上がっている。

だがちょっと待って欲しい、リメイクによって強化された「交戦時ダメージ」には単純なコスト比では測れないパワーがあるのだ。

交戦時ダメージの有用性について

ケアが難しい点
基本的に後攻4Tで出せるフォロワーは進化後ヘルスが5以下の場合がほとんどである。
そこで先行に4T攻撃力2以上のフォロワーを置かれると、これを進化で取っても取らなくても5Tセレスに無傷で処理されてしまう。
先行4Tで相手が攻撃力1のフォロワーを置いてくれたとき、もしくは聖獅子のようなケツデカくらいでないとケアができない。

ちなみにケアできたとしても次の問題がある。
同期パックの死の夢の少女との相性が良い
死の夢の少女がラスワで生成する深淵の夢。
ここから出てくるゴーストが非常に厄介。
首尾よくヘルス4フォロワーを残せたとしてもこれが置いてあるとゴーストにチクッとされたあとにセレスに取られる。
低ヘルスの必殺フォロワーでの対処が難しい
例えばリーシャから出てくるナノ鷹匠進化で必殺を付けた狩鳥、ホーネットウォーリアーなど、ヘルス1の必殺もちでは進化を使っても処理ができない。
後半の処理をこのような小型フォロワーに頼った構成だと、進化権が切れた後にセレスを出されただけで詰む。まあナノはマグナスで守ってもらえれば特攻できるが。

誓います……!

ファンファーレで永遠の誓いというスペルを加える。これが無くてもコスト的には十分な働きをしているのだが、そこはレジェンドという事もあってオマケが豪華。

「手札のネクロマンサー・カード全てのコストを2下げる。」

単純計算で3枚のネクロカードがあれば元は取れている事になるが、隙を潰すには複数の2コストが必要なので、事前に手札を潤沢にすることがこのカードの真価を発揮する上で非常に重要。
逆に隙無く使えた場合、他の3コスト以上のカードを2PPランプアップしたかのような感覚で使う事が出来る。

そしてここが1番肝要なのだが、「セレス自体は永遠の誓いの前座」ということになるので、セレス自体を除去しただけではセレスの対策として完全ではない、と言うことだ。
例えば除去するだけなら雷鳴の軍神・フニカルでも充分なのだが、この場合フニカルは相打ちとなってしまい、ネクロマンサー側は永遠の誓いを撃ちやすくなってしまう。これでは全く意味が無い。

というわけで対策の本質は「永遠の誓いを撃たせないこと」で、方法は概ね2通り。「セレスを置かせない」と「誓いを撃たせない」。これが出来るカードこそがセレスメタなのだ。

弱点

当然どんなカードにも弱点はある。

進化しても体力6とコスト5としてはやや脆いことが挙げられる。よって、交戦時ダメージが発生しないフォロワーを介さない除去には弱い傾向にある。
狂恋の華鎧・ヴィーラ
前述した対策を両方出来るセレスメタの代表。後攻4Tに進化すればセレスでは取れないし、セレスを置かれた後も姦淫の翼を生やせば上から取れる上にネクロマンサー側はビッグソウルハンター冥界の闘犬・オルトロスを打たないと除去できない。
完全なメタカードである。
姦淫の絶傑・ヴァーナレク
自傷回数が足りてないこともままあるが、それでも有効な除去手段。リーダーにダメージも与えられるので闇喰らいの蝙蝠のバーストラインからの逃走もある程度は対処できる。
炎の握撃ウィンドブラスト
ファッティ殺しの代名詞のウィッチのベーシックカード。
実装当時はウィッチ自体が斜陽にあったのでなかなかメタとして機能してないのが現状。
まあパワカなんて環境によって相対的に変わるものだし仕方ないね。
アサルトプリースト
大抵は進化殴りしてくるので、後出し対処としては最も有効な部類。無傷の6/6が場に残るので、安易な永遠の誓い使用を許さないのが優秀。
不撓不屈の騎士・ヴェイン
進化置きの概念をシャドバをやってるガイジたちに普及させた元祖ケツデカ。後から取ることは出来ないものの、先行5Tに進化置きできればセレス進化では取る事が出来ない。
白刃の剣舞銀氷のドラゴニュート・フィルレイン堕落の漆黒・アザゼル
普通に除去すればええねん。

総評

進化して交戦時効果で相手のフォロワーを取れば、相手に実質5/4/4→6/6のフォロワーとして圧力をかけるのでロイヤルのヴェインのようにかなり相手の行動を制限できる。

もちろん打点は3しかないので最悪の場合無視する事になるだろう。しかしその場合、毎ターン3点回復するのでアグロは死ぬ。それ以外も厳しい戦いを強いられることに違いはない。せやろか

同コスト帯にはあの冥界の番犬・ケルベロスが存在しているが充分に使い分けの出来る……というか機械の隆盛により横並べに対する意識が上昇し、AoEが多くなってきたので、ケルベロスの枚数を減らし、セレスを増やすタイプが主流となっている。

まさかあの絶対的なパワカと思われた新ケルの立ち位置を脅かすとは、このリハク(略)

変遷

VECローテーション現在は新ケルとの採用枚数は半々と言ったところ。トートとの相性の関係や、疾走持ちフォロワーへの対策など様々な点を考慮した上で決定される。

それらとは少し異なる視点ではあるが、現在主流の自然ネクロではナテラの大樹などのニュートラルカードを手札に加えることが多く、永遠の誓いの効果を十全に発揮出来ないことも。

UCL環境では、ライバルだった新ケルのローテ落ちもそうだが、何よりも元々の攻撃力か体力が1であることを活用するデッキタイプ「妖怪ネクロ」が出現したことにより、このカードもそのサポートを受けられるようになった。
特に酒呑童子で疾走させることで進化させずとも除去性能が上がったことや、永遠の誓いと相性のいい大妖狐・ギンセツが追加されたことが大きい。

永遠の誓いの用途

魂の番人・ミント
デスタイラント屍竜・ファフニールと一緒に出す事により、ありとあらゆる敵を粉★砕できる。アンリミトップメタのムーブになるはず!
昏く淀む者・タルタロス
10コスにして手札から直接出して気持ち良くなれる!
死都の女王
4コスにしてフレスベルグの上位互換にしてあげる。もう誰だよとか言わせない!


もっと有用に使えないんですかね……(困惑

屍竜・ファフニール
7コスで出し、すべてを破壊する。ケルベロスとの関係の説明の時にも書いたが、STR前期は著しい横並べ環境なので、7コスのファフニールは覿面に刺さる。(もう落ちたが)ドラゴンの狂えるドレイクと違い、スタッツ自体も非常に高い。
2コスフォロワー全般
隙消しとしては勿論、グレモリーの前に0コスとなったフォロワーを並べ、一斉進化によってすべてを終わらせることが出来る。10Tにオーディンも呼べる。流石に6Tパスなんて言うのを許す相手が悪いと思うんですけど(名推理
特に幽想の少女・フェリのコストを下げておけばアーカス後のOTKのハードルはかなり下がる。
冥界の闘犬・オルトロス
アーカスと合わせて7Tに出せるようになり便利に。
悪意の憑依
勿論2コス除去として最高レベルの使い勝手を持つこのカードも誓いとの相性は抜群。プロダクトマシーンとの相性もいい。

余談

再録された瞬間いきなり花嫁という肩書きを持ったことに疑問を持つホモがいるかもしれないがこれはある意味仕方のないこと。
何故ならセレスの神バハでの絵はシャドバに実装された2種類を除くとハロウィンver,看病ver,バレンタインデートver,クッキングverとヒロイン力の振り切ったものしかなくどれもシャドバに実装するには不自然なのだ。
また皆大好きヘクター卿の登場イベントで花嫁として拐われたのも影響しているも考えられる。

おま〇け

観賞用イラスト