第16弾カードパック「
ナテラ崩壊」にて登場したゴールドのネメシス・スペル。
ユアンと
ベルフォメットが描かれている。
重なり合う決意と同様に、
ストーリーのキャラが描かれたサイクルである。
相方となるキャラが死んだ上にカードになってないせいで、ラスボスと一緒のカードにされるユアンが不憫でならない
非共鳴では片方の効果を
チョイスし、共鳴状態で両方の効果を一気に発動することができる。
ただし3/2/3守護と1/3/1突進を同時に出せるユアンの憤怒はまだいいのだが、
三女神のトークンを手札に加えるベルフォメットの弾圧は4コストを払って手札にカードを加えるだけなので、いくらトークンが強力とはいえテンポロスが大きすぎる。
そのため、基本的にはユアンの憤怒をチョイスするか、共鳴状態で使うカードになる。
幸い共鳴条件を満たすことはかなり簡単な部類なので、両発動を狙うのはこのサイクルシリーズカードの中でもトップクラスに容易である。
あきらかに敵対関係なのにね・・・
AFネメシスではエリネイスを出すこと自体が特別強い動きでは無く、
天地の侵略者・ベルフォメットを採用していない場合手札を圧迫するだけなので非共鳴で使いたい。三分の一で
ハズレを掴まされる点もマイナス。
カードになってもユアンくんの邪魔をするラスボスの鑑
ユアンの憤怒自体はAFを2枚出せる上に製造困難なミスティックを墓地に落とせるのがおいしい。
……というのが過去時点での評価であったが、パーツの入れ替わりにより、AFデッキにおいて手札を増やす(減らさない)札の枚数が減少したのでドローが燃えてしまうケースが少なくなった。
以前ほどはエリネイスが邪魔と言うこともなくなり、純然たるボーナス戦力として活用しやすくなっている。
手札の潤沢さにもよるが、余裕があるなら狙って共鳴で撃つようにするのも十分考えられる択。
機械ネメシスでも手札の機械を絶やさず動けるため採用可能だが、共鳴調整が難しいことと反逆本体が機械カードでないこと、
エアリアルクラフトとの兼ね合いもあり使い勝手はそこまで良くない。
アディショナルで機械ネメシスが
強力な中継ぎを得たためますます立つ瀬がない。
なお、とうとう復活してしまった
庭園ドラゴン相手では最終兵器になりうる性能。
手札に加えたエリネイスが即4コストになるのでヤバい。
ちょうど
竜喰らう禁忌をぶちのめせるティシポネー、元々強いメガイラはもちろん、アレークトですら外れとは言い切れなくなる。重量級多面展開のおかげで相手の禁忌を釣りだしやすく、より重要な札を消滅から守れるようになるのだ。
ここでは共鳴で撃たないことが盛大なディスアドと言えるほどなので、普段の癖で非共鳴でも気軽に使わないように。