第30弾カードパック「オーダーシフト」のアディショナルカードにて登場したゴールドのビショップ・アミュレット。

アミュレットの破壊に応じてコストダウンする中型アミュレット。
カウントダウン1で素早く割れて、3/5突進守護の中型フォロワーが2面並ぶ。

貴重な0コストになってくれるアミュレット。コストダウンの条件上、必然的にアミュレットを重視したデッキで採用することになるため、0PPでアミュレットを並べられる意義は大きい。
アダマントバードの突進はアミュレットを並べる際に生じた隙を打ち消すことに役立ち、体力5の2面守護は守りとしても中々のもの。
相手の面を崩して良し、こちらの守りを固めても良しの合計6/10スタッツが最低0コストで呼び出せるというのは優秀。

難点としては、手札に抱えてから他のアミュレットのカウントダウンが尽きるのを待つ必要がある関係でどうしても引いてからコストが下がるまでタイムラグが大きいこと。
素のコストもやや重い。（これは有翼の光輝・ガルラという重いアミュレットがあるほどパワーを増すカードも存在するため一概に悪いとも言い切れないが）
元々これ自体がカウントダウンアミュレットという効果の発揮までタイムラグがあるカードである、というのもあって引いてから実際に働いてくれるまで遅くなりがち。
また、大量のアミュレットで盤面が埋まりがちなアミュレットビショップでは2面展開という性能は逆に動きの邪魔になりうる。

こうした使いにくさもあるが、上手く使えた時のパワー自体はやはり高い。
「このカードをしっかりコストダウンさせてくれる基盤」、「このカードで繋いだ先のフィニッシャー」両方がしっかりしているデッキなら便利な役回りを見せてくれるだろう。

カード名は羽搏はばたく祈いのりと読む。
ちなみに搏は単体でも搏はばたくと読むことができる。その他には、搏うつ、搏とる、搏ハク、などとも読み、意味もそのまま打つ、叩く、羽ばたくといったものを持つ。
漢検1級レベルの難関漢字ではあるが、字形は「博」とほぼ同じで、使える場面も少なくないので、積極的に使って非シャドバ勢にドヤっていこう😉。