不老不死を得る天人の秘法、それを封印するために産み出されたホムンクルスの少女。
後から誕生したため
スピネの妹にあたる。
有事の際の切り札という位置付けのため力を温存すべく天人の秘法が発動するまでの間ずっと独りで眠らされていた。
そのためインドア派や運動不足を自称することも。
天人の秘法の封印が完了し役割から解放されたことで起きていられるようになり、天空城に住む動物のお世話や警備など天空城の管理をして暮らしている。
そんなルチルを語る上で欠かせないのがスピネとの関係。
ルチルが眠っている間天空城を管理していたスピネには強い憧れを抱いている。そのため本人を前にすると緊張してうまくコミュニケーションが取れず、その事でかなり苦労していた。
スピネと仲良くなるために頑張るルチルちゃんの例
case1 お話がしたい
スピネと仲良くお話をしたいもののずっと眠っていただけのルチルは何を話せばいいか分からない。そのため「いい天気だね!」程度しか話せなかったり、話しかけても何も思い浮かばず逃げ出してしまうことも。
case2 話す練習
過去を映写する道具の餌食となりスピネと話す練習をしている様子が晒されてしまう。スピネと一番仲のいい
ヴァンピィの真似をしている様子がフルボイスでばっちり映し出された。
case3 贈り物をしたい
お花の冠の作り方をスピネから教わり、自分で作ったものをスピネに贈ることにしたルチル。手渡す練習を何度も繰り返す。
精神的にも未熟な二人の関係はなかなかうまくいかないもののスピネを想う心は本物。絶望に飲まれそうなスピネの寂しさや悲しみを消してあげたいと語りかけるシーンなどから強い家族愛を感じさせる。
天空城を奪われる重大な事件を二人で乗り越えたことで強い絆で結ばれ、今では仲良く暮らしているようだ。
4コマのバハムートでもその様子がたびたび描かれている。
1637話と1699話