おんJシャドバ部 - 闇喰らいの蝙蝠

人がねむるようになったのは、
人を闇ごと食べる、それがいるから。
闇喰らいの蝙蝠
コスト:7フォロワー
クラスヴァンパイア
レアリティレジェンド
タイプ-
パック起源の光、終焉の闇
CV-
イラストレーター
進化前
攻撃力5体力5
ファンファーレ 相手のリーダーか相手のフォロワー1体に「このバトル中、自分のターン中に自分のリーダーがダメージを受けた回数」と同じダメージ。
進化後
攻撃力7体力7

フレーバーテキスト

2018/10/30~2021/9/27

概要

第8弾カードパック「起源の光、終焉の闇」にて登場したレジェンドのヴァンパイア・フォロワー。
蝙蝠と言うかもうドラゴンにしか見えない。しかしよく見ると耳の形とか蝙蝠の特徴がある。
シンプルながら効果は非常に強力で2桁ダメージを叩き出すことも珍しくない。またゲームの仕様として黒死の仮面で0ダメージだったとしてもこのカードのダメージにカウントされる。着々と強化されてきたヨルムンガンドデッキにもたらされた待望のフィニッシャー


...だったんだけどなぁ


BOSで実装されたTcgの常識に喧嘩を売る0コス1ドロー不穏なる闇の街、2コス最強格狂恋の華鎧・ヴィーラ、そしてアディショナルの激おこおばさん邪眼の悪魔
これらの実装により鮮血の花園などが使用可能なアンリミではミッドレンジネクロと共にtier1に君臨。
さらに十禍絶傑で相性の良いカードが追加されまくり、彼はヨルムンガンドをデッキから追い出しアンリミ、ローテ両方で猛威を振るう最強クラスのフィニッシャーへと変貌を遂げた。アンリミではなぜか自分も追い出されてしまった



これだけならまだ良かったのに


余談だがDBN実装前、何故かヴァンパイアクラスだけもう一枚のレジェンドと共に情報公開1週間ほどで早々に2枚のレジェンドカードが公開されたためちょっとした話題になった。

予定調和

10月30日のメンテナンスにて8コストになることが公式からアナウンス。
フラウロスの直接召喚に3t以降の制限がつけられ天敵とも言える神の盾・ブローディアが7コストになり先行をとっても先にプレイされてしまうことなど逆風ではあるが姦淫の従者不穏なる闇の街を初めとしたパワーカード郡は健在なためこれからの進退が気になるところさん!?

その後

ALT環境のローテーションでは、純心の歌い手を失い安定性が落ちたことで後退。また、絡み付く鎖がなくなり、小型に気軽に除去を切れなくなったのも痛い。他方ディアボロス・アギト姦淫の口付けといった新カードが追加された点や、環境の中心のマナリアがこちらより遅い点からTier2~Tier3程度には留まっている。
一方アンリミはあまり変わりない。強いて言えば大きく増えたビショップのバロンがうざいから邪眼の採用率が上がった気がするぐらいだけど闇喰らいを抜いていない型なら有利だし。

2歩戻って3歩進む

Q.安定性がなくなったデッキに安定性を与えたらどうなるか。

A.つよくなる。

STR環境で待望の純心互換の悪夢の始まりが追加。ヴァンパイア・フォロワー2枚をサーチしつつ2枚の1/1/1を出すという他クラスにもくれよ……キチいドロソをゲットした蝙蝠は完全復活、STR前期のアーカスネクロ>ミッドレンジロイヤル>蝙蝠ヴ>アーカス……といった三竦みTier1の一角を築いた。
また、STR期アンリミテッド環境ではアグロヴが従来(というより旧式?)の吸血姫・ヴァンピィなどを採用した型にシフトした一方、悪夢の始まりとは相性が悪いフラウロスを抜いて漆黒の契約などのコントロール寄りのカードを入れた蝙蝠ヴが一定数存在している。

16弾ナテラ崩壊から、ヴァーナレクの持っていた自傷回数参照効果が狂乱としてキーワード化、自傷回数を稼ぎやすくするカードも伴って増加した。
一方で8ターン目のこのカードより早く、狂乱を条件に火力を出せるカードを使ってさっさと勝負を決めにいくアグロ構築が主流となり、自傷狂乱軸のヴァンパイア自体は増加するものの、このカードの採用例は減っていった。
しかしながら、狂乱によって除去や回復といった遅延ができるカードも増えたこともあり、対アグロ性能の高いデッキが環境に増えたときなどには、アグロプランで削りきれなかった後詰にこのカードを忍ばせるケースも存在している。主役を退きはしたものの、お役御免とはなっていないようだ。

スタン落ち

長きに渡って環境を荒らしてきたこのカードもROG実装とともに遂にスタン落ち。そして蝙蝠を気にする必要が無くなったからなのか加虐の独房とかいうとんでもないカードが追加されてたりもする。アンリミは大丈夫なんですかね
堕落の漆黒・アザゼルのダメージカットやエイラビショップのとんでもないアグロ耐性によってアンリミのトップの座からは降ろされたが345フラウロスを安定させつつ8には確実に勝負が決まるという強さを活かしてアンリミではまだ強いようだ。
ミッドレンジ→アグロ~ミッドレンジ→アグロ→コントロール→アグロ~ミッドレンジとシャドバの歴史でも珍しい程デッキの速度が変化してるデッキである。

ナーフ解除


ナーフされてから3年近く経過した2021/9/27のメンテナンスにおいて、元の7コストに戻ることが発表された。
自傷軸はアンリミでも割とメジャーなデッキタイプであるため、環境の変化が注目される。

まさかの復活

ナーフ解除が発表されてからほどなくして災禍を超えし者にて、このカードをトークンとして手札に加える夜天の吸血鬼が追加された。
夜天が3コストであり、手札に加える条件が7PP余ってる時なので、このカードを出すには10PPが必要となる。
このカードのナーフ解除は夜天のコストにあわせての物であろうが、ローテーションにおける狂乱ヴァンパイアにおいてどのような活躍がなされるか期待される。

相性の良いカード

  • 鮮血の花園…ターン終了時にお互いの体力を1削るカウントダウン4のアミュレット。このカード1枚で相手の体力を8削ることができる。
  • ヨルムンガンド…自傷に反応して盤面を制圧するヨルムンガンドと自傷の回数に応じて火力が強くなるこのカードはまさにズッ友。まあこいつ要らないというか邪眼でいいというか重すぎて邪魔なレベルで強化されてしまったが。
  • 姦淫の絶傑・ヴァーナレク…脅威のマナレシオ4を誇るOP。除去しつつ3/5を立てて2点ダメージを入れるもう何が何だかわかんねえフォロワー。

余談

上記の活躍から特定の行動の数を打点に変換するカードの代表として扱われており、そのようなカードが出るたびに「〇〇喰らいの蝙蝠」と呼ばれたり呼ばれなかったりする。ほとんど呼ばれていない
特定のカウントを打点に変換するカード