おんJシャドバ部 - ワイとナイトとワイトナイトの宴
711:↓ワイトとナイトとワイトナイトの宴:19/07/01(月)22:13:15 ID:REl.xt.c2 ×
蝋燭によって薄ぼんやりと照らされた部屋、3人の影が怪しく揺らめいていた。
その内の一人、身長は182cmはあろうかという身長、鍛え上げられマッシブな体を持ち、まるで染めあげたかのように黄色い肌を持つ男が口を開く。

「なんでワイここおんねん、はよシケモク拾いに行かせてくれや。」

ランボルギーニの鍵を弄び、異国の言語を流暢に喋る。税理士一発合格、TOEIC942点の彼にとって明らかに異様な状況であっても落ち着いて冗談を飛ばすことは造作もなかった。

ナイトは絶望していた。
寝ていたら突然こんな場所に転移し、目の前には濃密な死の気配と腐臭をまとった亡者ワイトナイトが座っている。横を向けば鼻すらない人間かすら怪しい生命体が馴れ馴れしく話しかけてくる。控えめに言って地獄であった。
帰りたい
しかし下手に動けば殺されかねない、結局何も出来ずに静まりこくるしか選択肢は無かった。

ワイトナイトは困惑していた。
適当な人間を攫って突然饗す様子を幽tubeに上げようと思っていたのだが、人間どころか哺乳類かすら怪しい全裸の黄色い生物も召喚してしまったのだ。しかもやけに馴れ馴れしく不快であった。
適当に殺してしまおうか
しかし未知の存在である以上下手につつけば毒などを吐いてくるかもしれない、ワイトナイトはそう結論づけると予定していた宴を始めるよう合図をするのであった。

経緯