第29弾カードパック「ミスタルシアの英雄」のアディショナルカードにて登場したレジェンドのドラゴン・フォロワー。
B級サメ映画を意識したようなフレーバーテキストも見どころだが、いわゆるケツバフ軸を大きく下支えするカードである。
アクセラレート効果はかつてのケツバフの序盤の雄、コーラルシャークをデッキに加えたあとケツバフ1を行う効果。
1ターン目から使えるケツバフとしては良質カードをケツ+1の状態で埋められるのは頼もしい。ローテ環境だと続くターンに熱血の竜教師・ジョーの結晶能力などを合わせて手札に引き込めると理想的だろう。

本体は分身する5/2突進で、ラストワードでデッキ内へケツ+2を撒く。分身分も含めるとデッキ内のケツバフは合計4で、ジョー(進化時効果)やグランドスラムの竜使いなどのケツバフ4要求勢をこのカード一枚で機能させられるようになる。ケツバフ10要求のタラスクや、ケツバフならなんぼあっても嬉しい海藻のスピリットなどの存在も加味すれば、現実的なコストで大幅なケツバフを撒けるのは独自の強み。
というかこれまでの高コストケツバフ撒き連中が+2止まりだったのが足りなすぎる
5コストで二面処理というのはそこまで強力とは言い難いため、撒いたケツバフで後半のターンに巻き返せるデッキ構築が求められる。

なお、オラクルドラゴンと違って分身側の体力は増えない。体力が低いままの方がラストワードを発動させやすいので大きな問題ではないが