おんJシャドバ部 - レヴィオンロイヤル(VECア後ローテーション)
更新情報: 12/12 決勝ラウンドの試合解説の追記  忙しい人向けの項目にワサリ勝率を追加



目次

はじめに

この記事はVECアディショナルカードで強化されたアーキタイプであるレヴィオン軸について解説していきます。
様々な視点からの解説になるため、前作とは異なり真面目&非常に長い文になることが予想されます。デッキ構築論とかどうでもいいんじゃ!さっさと勝率とデッキだけ見せろや!というせっかちなホモの兄ちゃんは『忙しい人の為のレヴィオンロイヤル』の項目をご覧ください。
でもやっぱり、ちゃんと読んで貰えると嬉しいです。

デッキ実績

  • 12連勝
  • 40th Season ランキング1000位以内

全部レヴィオンで盛ったとは言っていない

忙しい人の為のレヴィオンロイヤル

折りたたみ

レヴィオンロイヤルとは

レヴィオンシナジーを活かしたアグロ〜ミッドレンジ系のデッキであり、盤面処理能力と展開能力が高いデッキです。
前に寄せるか後ろに寄せるかで採用されるカードもプレイングも大きく変化するため、人によって形が全く違うデッキと言えます。
プレイによってもアグロムーブとミッドレンジムーブを切り替えることができるので相手に合わせて柔軟な戦術を取れるのが魅力です。

レヴィオンロイヤルの強み

まずレヴィオンロイヤルは普通のミッドロに比べてどこが強いのか、という点について説明します。
結論から言えば、従来のロイヤルに比べてデッキパワーの最大値が高い点がレヴィオンの強みです。
従来のミッドレンジロイヤルは上ブレのムーブと並程度の回り方のパワーが大差ないと言っても過言ではありませんでした。それは良く言えば安定感があるという事ですが悪く言えばデッキパワーの最大値が低い、ということです。
故に、周りのデッキのカードパワーが低い時は平均値が高く、安定感の高いミッドレンジロイヤルは環境的に優位に立つことができるのですが、ここ最近のようなインフレしている状況では相対的にデッキパワーが低く上ブレも大した事ないという事態になっています。

シャドウバースというゲームはマナコスト制なので『消費するPPに対して効果が強いカード』、或いは『コスト軽減、踏み倒し能力を持っているカード』は非常に強力です。
レヴィオンロイヤルはアディショナル到来前もコストに対して効果が強いカードであるルネスやジェノはいたものの、デッキ全体で見ると強いとは言えないデッキタイプでした。

しかし、アディショナルによって獲得したレヴィオンの正義妖刀の鬼・ツバキはどちらも先述した『コストに対して効果が強いカード』であり、レヴィオンとのシナジーを兼ね備えていた為一気にレヴィオンは環境デッキへと歩を進める事となります。

環境における立ち位置の考察

現在の環境は後述の対戦データを見るに、『自然ドラゴン』、『自然ビショップ』、『レヴィオンロイヤル』がほぼ同数おり、そこから一歩引く形で『アマツエルフ』や『AFネメシス』が存在しています。
『自然ビショップ』はアディショナルで獲得した炎氷の司祭・カラトを複数採用したコントロール寄りの構築になっており、『自然ドラゴン』も同様に猛火のティラノサウルスを手に入れ、長期的な戦いを得意とするデッキになっています。

これら2つのデッキはアディショナル前から環境上位にいるだけあってデッキパワーは頭一つ抜けており(2つのデッキを指して使うには変な感じですが)、バカ正直に同じような戦い方をしていては押しつぶされてしまいます。

よってレヴィオンロイヤルはレヴィオンの見習い・ルネスレヴィオンの正義といった序盤にアドバンテージを大きく稼げるカードを活かし、序盤〜中盤の盤面を重視した構築、動きをするのが環境においての立ち位置となります。

デッキ構築論

先述の通り、レヴィオンロイヤルは長期戦をメインにするのではなく序盤の盤面の取り合いに重きを置くのが基本的な構築の指針となります。
一方で、序盤の攻勢を何らかの方法で凌がれた場合の打開策も必要となるため極端なアグロ構築は控えたほうが勝率が期待できます。

カードの採用枚数ですが、
・『いつ、何枚引いても腐らないカード』や『勝負に大きな影響を与えるカード』は3枚

・『一試合に1枚引けたらそれでいいカード』や『対面によっては使わない』、或いは『想定される使用ターンが遅い』カードは2枚

・『限定的な状況でのみ活躍するカード』や『複数枚引いたら著しく腐るカード(ただし、現実的に複数枚引けるものに限る)』、『サーチカードによって実質複数積みできるカード』は1枚

とするのが良いと考えています。
また、ロイヤルはドローソースに乏しい為、ある程度戦術的に重要なカードは多少過剰に感じても複数枚積むべきであるとも考えています。

採用候補のカード

必須カード

どのような構築においても間違いなく採用されるカード群について解説していきます。

画像のカード6種18枚(17枚)は必須であると考えています。
必須カード解説
採用枚数:3枚
非常に優秀なカードです。主な使い方は1t目にこれを使い2tにマイムを出す、3t目にこれ+マイムとなります。余ったPPを使って撃ったりエンハンスで使用したりとどのターンでも腐りません。
ロイヤルはドローソースに乏しく、手札を減らさずにフォロワーを出しつつデッキを回転させられるこのカードはとても強力です。3枚から減らす理由は一切ありません。 採用枚数:3枚
1コストでかなり広い範囲を除去できるカードです。3t目に相手フォロワーを除去しつつレヴィオンデューク・ユリウスを立てる動きが特に強力ですが、1コストで破格の打点が出る除去が腐る状況はまず無いためいつでも強いカードになります。確実に3枚入ります。 採用枚数:3枚
2コスト2/2という標準的なスタッツに加えてレヴィオンフォロワーはEPを消費せずに進化できるという強力無比な効果を持っています。
いつ引いても腐ることがなく、各種レヴィオンカードとシナジーを持っている為最大枚数投入されるべきです。 採用枚数:3枚
非常に質の高いフォロワーサーチ効果に加えて3/2/3という標準的なスタッツを持ち合わせています。先述の通りロイヤルはドローソースに乏しい為、3tにこのフォロワーを出すのは理想的な動きの一つとなります。また、従来のミッドレンジロイヤルに比べ、先述の1コストスペルによってPPの余りを埋められるようになり、格段に取り回しが良くなっています。
3枚から減らす理由はないと思われます。 採用枚数:2〜3枚
レヴィオン軸の主砲とも言えるカードです。
環境の立ち位置として前寄りの動きが求められるレヴィオンロイヤルにおいて5/3/5疾走+αはマッチしており、一方で長期戦においても決定だとなりうるエンハンス効果をもっています。
他にも7ppでジェノと一緒に使う動きもあるなど、どの距離でも使いやすい器用なカードです。
何枚でも引きたいというカードでは無いため減らそうと思えば減らせなくもないのですが、このカードが欲しい状況に比べて不要な状況は少ないため基本的には3投すべきです。 採用枚数:3枚
高いカードパワーのアクセラレートを持ち、本体は中盤以降の疾走打点として使えるカードです。
特に先攻4t目のこのカードは相手がAoEを持っていなければそのまま決着がが付きかねない程のパワーを秘めており、後述のツバキとの相性も良いと非の打ち所がありません。
本体も相手ライフを詰め切りたい状況で活躍できます。10t目にエンハルネスと投げる動きは遅いものの、長引いた勝負を終わらせる手段として強力です。また、10t目にアイテールを出してこのカードをサーチして8点出す動きも覚えておいて損はないです。
強力なアクセラレートに加えて本体も強いので3枚積むのが基本となります。

殆どの場合採用されるカード

構築によっては不採用になることもあるものの、ほぼ採用されるカードについて解説していきます。

画像の8種は枚数に幅はあれど、殆どの場合採用されます。
準確定枠解説
採用枚数:3枚
手札依存ではありますが1コストとしては異次元のスタッツになるフォロワーです。
展開のついでに端に添えるだけで相手はかなり苦しい局面を強いられます。
エンハンス効果は主に猛虎と組み合わせる以外に使う事は少ないですが、一応3の動きになる点や進化して2面処理に使うなどの用途があります。
デッキパワーの上限を大きく引き上げるカードですが、中盤〜終盤を重視した構築においては採用されない場合もあります。 採用枚数:3枚
進化時に条件付きで3点除去を飛ばせる2/2/2というのは優秀であり、ジェノの存在もあって序盤〜中盤の盤面制圧において重要な立場にあるカードです。
2tに置いても困らず、エンハンスアルベールから出てきて2面処理したりジェノと組み合わせてアドバンテージを稼いだりとできる事が多いです。
兵士指揮官要素を増やした構築の場合役割が競合するワルツに場所を奪われる場合があります。 採用枚数:3枚
ご存知ロイヤルの屋台骨。アグロプランを取る場合、このカードの攻撃性能は実に強力に働きます。
白刃の剣舞をエンハンスで付ける動きはもちろん強力なのですが、レヴィオンロイヤルは盤面の取り合いには滅法強いので単体で使うことが多く感じられます。
まず間違いなく採用されるのですが他のカードとのシナジーがあるわけではないので構築次第では抜けることもあります。 採用枚数:1〜3枚
盤面に依存するものの、除去スペルとしては最強クラスの性能を持ちます。
しかし、リオードの項でも述べた通りレヴィオンロイヤルは盤面の取り合いに強いのでこのカードを撃ちたい状況が訪れない事も多く、他に採用したいカードがある場合枚数を調整されやすい枠であると言えます。 採用枚数:1〜3枚
自分のフォロワーが10体破壊されていれば条件を満たしたヴァーナレクとほぼ同等の性能になる強力なカードです。
単に3コスフォロワーとして置いても3/2潜伏と及第点の性能をしており、アグロ気味に動く時には素出しも十分検討の範囲となります。
しかし、あくまで素のスペックは及第点でしかなく、このカード自体は長期戦向けの性能をしているため前寄りの構築が望ましいレヴィオンロイヤルにおいては3積みはやや過剰なきらいがあります。 採用枚数1〜3枚
ロイヤルでは貴重なドローソース(厳密にはサーチなのでちょっと違う)のカードです。
レヴィオンの正義やルネスは手札枚数が増えれば増えただけ性能が向上するので手札のレヴィオンの数を増やせるこのカードは相性がいいです。
エンハンスアルベールから出てきた時は中型守護として働くのも良い点です。
6t目に正義と使ったり、7t目にジェノと合わせて使う動きは中々に強いのですが、いかんせん5/3/4というスタッツは盤面戦に重きを置いたこのデッキではハンデとなるため腐りやすいという性質があります。
個人的には3積みは過剰だと判断しています。 採用枚数:3枚
中盤の盤面制圧において無類の強さを見せます。単純な役割故に相手を選ばぬ活躍ができ、スタッツの高さや放置できない性質も相まって相手にかなりの負担を強いることができます。
よっぽどアグロに寄せない限りは採用するべきカードと言えます。 採用枚数:1〜3枚
言わずと知れた便利カードです。
レヴィオンロイヤルは複数枚手札を使わない6の動きは簒奪の使徒+財宝くらいであり、このカードを6t目に置くのは最も強い動きと言ってもいいでしょう。
また、7はエンハンスシスターズ、アイテール+アクセラ猛虎、探索者+ジェノといった手札1枚から横展開する強い動きが豊富なので、他のデッキではいまいち活躍の場がないバフ効果を有効に使うことができます。
一般的にシヴァが採用される場合枚数は1枚なことが多いですが、ロイヤルはドローソースが乏しく被ることは少ない点、シヴァを6に置くのがかなり強い動きである点を踏まえると複数積みもありな選択肢と言えます。
アグロによった構築では採用され無いこともありえますが、採用するメリットは大きいと言えます。

人によって採用が分かれるカード

採用カード解説においてこの項目が一番重要と言って良いです。
良さそうなカードを見つけ次第追記します。
自由調整枠解説
採用枚数2〜3枚
最軽量疾走フォロワーとしてアグロ気味の構築においては採用が検討されます。
ただ、このカードに限らずゴブリン始め他の1コスフォロワーにも言える話ですが1t目を逃すと腐りやすい点や極端なアグロ構築はマッチアップでの相性差に直結してしまうためよく考える必要があります。 採用枚数:2〜3枚
単体で見ればレヴィオンの弓使いの上位互換とも言えるスペックをしています。(進化時効果は3以下破壊と3ダメージという違いはあるものの、手札に依存しない点やエンハンスを持つ点において上位互換と言っていい)
中盤戦を重視する構築では採用が見込める他、スカイセイバー・リーシャを採用する場合には兵士フォロワーとしても役割が持てます。エンハンスのアミュレットも対象に取れる確定消滅は一部のデッキに対してのメタになります。レヴィオンの弓使いと共に採用するのも悪くありません。
しかしながらレヴィオンシナジーのある弓使いが優先して採用される事が多く、単体で見れば上位互換のこのカードもデッキ全体で見れば下位互換になってしまうと言え、今ひとつ噛み合わせが悪いと言えます。 採用枚数:1〜3枚
主にアルベールに使って疾走打点を増やすカードです。他にもユリウスを増やしたり、盤面依存にはなりますが除去スペルとして使う事も可能です。
しかし、除去として使うならもっと優秀なカードはいくらでもあり、実質的に疾走フォロワーに撃つしか使い道がないと考えるとあまりに腐りやすいと言えます。
また、何度も言っていることですがあまりに極端なアグロ構築は勝率を落としかねないため採用はよく考えたほうが良いでしょう。 採用枚数:1〜3枚
貴重なドローソースであり、ついでに除去/展開ができるカードです。エンハンスの性能は中々に強力ですが、レヴィオンロイヤルのデッキの中身はほぼフォロワーなのでやや貧弱な動きになるのは否めません。
一応ツバキや猛虎とのシナジーを兼ね備えているので採用の余地は十分にあります。 採用枚数:1〜3枚
取り回しの良い2コス3点スペルです。
レヴィオンの弓使いなんかと合わせて除去範囲を広げたり、後攻の時に序盤の攻防において真価を発揮します。
前述の使徒や後述するアルビダとの相性は良好で、このカードを採用するのであれば合わせて採用したいところです。
中盤以降は白刃の剣舞に単純な除去力では大きく離されてしまうのがネックですが、序盤の盤面の取り合いには有効なカードなので採用は一考の余地があります。無論、白刃の剣舞と両採用することも悪くありません。 採用枚数:1〜3枚
ご存知ロイヤルの絶傑。
ラストワードに対する絶対的なメタ能力を持っており、エンハンス効果も優秀で、エンハンスアルベールへの繋ぎになります。
進化時効果の財宝もアルビダや使徒を採用する場合に有効に働きます。
しかし、ラストワードを使わない相手にはエンハンス以外での使用は今ひとつパワー不足であり、また、現環境に多いラストワードでナテラを出すフォロワーを奪ってしまうと盤面を圧迫してしまうため対面によってはお荷物になってしまいます。
環境によっては採用を考慮できるでしょう。 採用枚数:1〜3
3/3/3と優れたスタッツに加え、擬似的に4/3/3突進として使えたりバフを乗せたりできる器用なフォロワーです。
兵士タイプを持つのでリーシャを採用する場合シナジーが見込めます。
癖がなく強いフォロワーなのですが他のカードとのシナジーは今一つであり、枠を調整するときの影響を受けやすいと言えます。 採用枚数:1〜3枚
進化軸のギミックを採用しなくてもレヴィオンロイヤルと相性がいいカードです。
ツバキやリオードのような予め盤面に置いておけるカードを進化して相手リーダーを攻撃したい時このカードがあれば盤面も取ることができます。
また、レヴィオンロイヤルはジェノを絡めて進化回数を稼ぎやすく、自動進化の発動は容易です。
特にレヴィオンの弓使いと合わせれば5コストで3面処理してフォロワーが最大2体残ると強力です。
他のデッキに比べて進化をしやすいレヴィオンロイヤルにおいて採用するのであればこれといった欠点もありませんが、レヴィオンロイヤルの盤面はこのカードに頼らずとも結構強く保てるので枚数調整の影響を受けやすいと言えるでしょう。 採用枚数:2〜3枚
中盤戦において無類の強さを発揮するパワーカードです。効果を活かすには兵士を多めにした構築にする必要があるためレヴィオン軸においてはやや使いにくい点が目立ちますが、それを差し引いても採用が考慮できるカードパワーがあります。 採用枚数:1枚
3t目にアイテールでサーチして後攻4t目に使うのが主な用途になります。
レヴィオンの正義やレヴィオンシスターズ登場と合わせて使用できるため先5でも使えなくはありません。
基本的に2回以上使用する事はなく、アイテールによってサーチができるため採用は1枚でいいでしょう。 採用枚数:1〜3枚
3点除去を飛ばしながら守護が疾走するのは単純にして強力です。アクセラレートを持っているので序盤に引いても困らないのも良い点です。
反面、pp回復効果は盤面制圧が得意なこのデッキとは噛み合わせが悪く、アクセラレートの除去も実質3コスト3点なので優秀とは言い難いです。
器用貧乏な点が少し目立つカードと言えるでしょう。 採用枚数:1〜3枚
優秀なアクセラレート能力に加え、財宝カードを持っておく必要はありますが高いカードパワーを本体も持っています。
アクセラレートは猛虎と立ち位置が被るものの、4t目の動きを重く見るなら両採用もありだと思います。運要素があるものの、突進が出てくれば盤面に干渉でき、ドレインが出てくれば従来のレヴィオンロイヤルに不足していた回復を行う事もできます。
8T目に財宝と合わせて使いアルベールに繋いだり、アクセラレートの財宝で使徒の弾を確保するなどできる事が多いです。
6tシヴァ→7tアイテール+アルビダor猛虎アクセラの動きも強力です。
欠点を挙げるならばアクセラレートの単純な盤面力では猛虎に劣る点、本体を活用するには事前に財宝生成をしなければならない点があります。
どのような構築にも採用されると言うわけではありませんが、このカードを活かす構築にした場合には十二分に活躍が見込めるでしょう。 採用枚数:1枚
ミラーなど、より長期戦を見るなら採用に一考の余地があります。このデッキは上手く行けば9t目くらいに直接召喚の条件達成されるのでエンハンスアルベールと合わせると非常に強い動きができます。
しかし、何度も言っていることですが、基本的にはレヴィオンロイヤルは前寄りの動きをする方が環境にあっているので超ロングゲームを見るこのカードはややデッキの方向性に合わない事、7t以降にアイテールを出すとこのカードが確定サーチされてしまうせいでアイテールまでもが腐ってしまうなど採用にはハードルが高いと言えるでしょう。
10t目にアイテール+猛虎はゲームエンド力が高いのでそれらを阻害してまで採用するかと言われると疑問が残ります。

デッキ案

以上の構築論を踏まえて、叩き台としてアグロに寄った構築と、ミッドレンジより少し遅い長期戦を見た構築を試作して見ることにしました。
※あくまで叩き台のため、双方共に極端な構築になっています。

アグロ型


・マリガン
1コスフォロワー、リオード、アイテール

・構築のポイント
1コストフォロワーの複数採用。ミストリナを採用して疾走打点を増やしている。シヴァ、使徒といった中盤以降を見たカードの不採用。

・強い点
先攻の時の速度、上ブレた時のデッキパワーがすさまじい。

・弱い点
不利盤面を覆すパワーがないため、一度抑えつけられるとジリ貧になる。デッキ相性が極端。

ミッドレンジ型


・マリガン
レヴィオンシスターズ、正義、アイテール

・構築のポイント
リーシャ、ワルツの採用。ツバキの3枚採用。

・強い点
中盤以降の盤面の取り合いに非常に強い。全体的なカードパワーの高さ。

・弱い点
中盤の盤面勝負に向かないいわゆる蓋デッキに弱い。(自然ドラゴンとか)相手の上ブレに弱い。

最終的に出来上がったデッキ

アグロ型とミッドレンジ型の利点を分析し、それぞれを活かした構築を考えた結果完成したデッキがこちらとなります。

デッキコードはこちら

・マリガン
共通キープ:ルネス、レヴィオンシスターズ、正義、アイテール
先攻:猛虎、アルビダ(2コスとセット)
後攻:弓使い

・構築のポイント
アグロとミッドレンジの中間、いいとこ取りになる構築を目指した。6の動きはシヴァが理想なので3枚にした。

・強い点
相手に合わせてアグロムーブと盤面を取るムーブを切り替えられる点。
アルビダの採用によりアグロデッキのようなライフを重視したデッキにはかなり強気に出れるようになった。

・弱い点
ありません。無敵です。というのは冗談で、盤面に特化したデッキ対面はアグロ要素がある分ややきついマッチアップを強いられる点。

旧ver.

勝率

今回は簡易的な勝率の集計のため30連戦しました。

30戦22勝 総合勝率73.3%
対ビショップ 8戦7勝 勝率87.5%
対ドラゴン 6戦4勝 勝率66.6%
対ロイヤル 8戦5勝 勝率62.5%
対ネメシス 3戦2勝 勝率66.6%
対ウィッチ 2戦2勝 勝率100%
対ネクロ 1戦0勝 勝率0%
対エルフ 2戦2勝 勝率100%

リプレイのリスト

集計開始直後のMP

終了時のMP



自分で言うのもなんですが凄く良い勝率のデッキが作れたと思います。

デッキ毎の相性、立ち回り

※勝率の集計が30戦分なだけで、実際にはもっと多くの試合をしています。そのため、勝率と有利不利が乖離を起こして見える可能性があります。参考程度にどうぞ。

対ビショップ

対ドラゴン

対ロイヤル

対ネメシス

対ウィッチ

対ネクロ

対エルフ

対ヴァンパイア

グラワサリにて




ここに載せてるレシピとちゃうやん!どうしてくれんのこれ!?
コメント欄でグラワサリから逃げるなとの声を頂いたので行ってきました。
今後もワサリに持ち込むことがあったら適時追記します。
(プレミア統一警察は)出ていけぇ!

グラワサリ第二ラウンド



初日にA決決めました
やっぱりレヴィオンロイヤルがNo.1!
尚、デッキ記事のためにレヴィオンで行ってきましたが本来は自然エルフで行く予定でした

グラワサリ決勝ラウンド



ワサリ開始前は今回のワサリは自然エルフで行こっかなと思っていたのですが、実際はこの記事のせいでほぼ毎日レヴィオンでワサリをやっており、乗りかかった船という事でレヴィオンで決勝ラウンドに行ってきました。

結果は4勝止まりでしたが、気持ちの上では5勝したので実質優勝しました。やったぜ。

本当は決勝の動きを逐一スクショしてプレイ解説をしようと思っていたのですが、途中で面倒くさくなってスクショを止めてしまったのでできません。気が向いたらリプレイをスクショして解説編を書くかもしれない(書くとは言っていない)

追記:書きました。後半やる気がなくなってるのは許して

決勝の試合解説

一戦目 リノセウスエルフ

折り畳み

二戦目 自然ビショップ

折り畳み

三戦目 自然ビショップ

折り畳み

四戦目 自然ビショップ

折り畳み

五戦目 自然ドラゴン

折り畳み

おま○け


これからも……よろしくな……(オーブ使用)

勝率(ワサリ編)

対自然ビショップ 13戦11勝 勝率84.6%
対自然ドラゴン 8戦7勝 勝率87.5%
対自然ロイヤル 2戦1勝 勝率50%
対アマツエルフ 2戦2勝 勝率100%
対AFネメシス 1戦1勝 勝率100%
対自然ネクロ 2戦2勝 勝率100%
対レヴィオンロイヤル 3戦1勝 勝率33.3%
対リノセウスエルフ 2戦1勝 勝率50%

総合 35戦28勝 勝率80%

リザルト画面

リプレイ

最後に

書いてて自分でも引くくらいの長文になってしまいました。こんなクソ長い文章をちゃんと読んでくれた方には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
レヴィオンロイヤルは目立った不利マッチもなく、可能性に溢れたデッキタイプなのでこの記事を読んでちょっとでも興味を持ってもらえたら幸いです。是非使ってみてください。
余談ですが、このデッキ記事を書くために勝率の集計をしようと3時間半かけてランクマッチ30連戦してきました。もうしばらくシャドバはやりたくありません(半ギレ)
ちなみにこの記事の執筆には7時間半かかっています。アホかな?