第3弾カードパック「
バハムート降臨」にて登場したブロンズのヴァンパイア・フォロワー。
3という序盤戦では倒しにくい体力と、相手がフォロワーを出す度に相手リーダーにダメージを与える能力を持つ。
緩い条件でダメージを相手に与えられるので、主にアグロヴァンパイアでよく使われたカード。2枚置かれると発狂しそうになる。
特にネクロマンサーやロイヤルのような展開を得意とするクラスは、このカードだけで5点とか持っていかれたりする。
また、初期は2コスでユリウスを処理できるカードがかなり少なく、
サラマンダーブレスを擁するドラゴンはそもそもアグロヴァンパイアに不利だったので、現在よりもさらに凶悪な性能をしていた。
ともかく相手にダメージを与えやすいカードで、アグロヴァンパイアがROB環境でかなりの戦果を上げていたのはこのカードの登場も少なからず貢献していただろう。
ちなみに当時の環境で最もユリウスを除去しやすかったと思われるのは、
鋭利な一裂きや
群れなす飢餓を擁するヴァンパイアであった。
また、能力の関係上、星神の伝説から登場した「自分ターンに自分がダメージを受けた時」に発動する能力を逆利用されてしまいやすい。何故かヴァンパイアミラーでは、力を発揮しにくいカードである。
最近はアンリミテッドで
骸の王ネクロや
ホズミエルフなどが隆盛している影響か、疾走横展開系OTKへの数少ないカウンターになり、2コストかつアグロ進行でもそこそこの活躍を見せるこのカードはハンドレスヴァンパイアで割とよく見るようになっている。
眷属への贈り物で0コス2点出せたりするなど、相性のいいカードが増えているのも理由か。
ただし狂乱ヴァンプに逆利用される弱みはそのままだったり2コストはハンドレスヴァンプ的にはやや重かったりでメタカードの域を出ない活躍。
なお時が流れROG実装と同時に
タイプ:レヴィオンが追加された。
現状はロイヤルヴァンプ共にコントロール奪取手段のようなものは無いので活かすことは出来ないのだが、今後トークン化などで活用できる等になる可能性はあるか。
VEC期のアディショナルカード、
レヴィオンの正義で生成できるようになり、
アルベールと共闘出来るようになった。これでレヴィオンロイヤルの巻き返しとなるか。