第3弾カードパック「
バハムート降臨」にて登場したレジェンドのロイヤル・フォロワー。
3/5の疾走、9コスで出せば
2回攻撃によって進化込みで10点ダメージを叩きだし、ダメージ無効効果で盤面処理にも使えるその恐ろしいまでの汎用性でロイヤルを支えてきた。
フェイスロイヤルでは進化込みで5マナ5点ダメージの疾走は相手にとって脅威の一言。さらに体力も7あるのでそう簡単にはやられない。ミッドレンジやコントロールにおいてもエンハンスによる二回攻撃でフィニッシャーともなりうる。実際ライフ10はアルベールラインと呼ばれ、ヴァンパイアは迂闊に復讐に入ることができなかったし、他のリーダーもその事を頭の中に入れておく必要があった。たまに除去札として使われることもある。
その万能さからアルベールの入らないロイヤルデッキを見つける方が難しいほど。ベクトルは違えどエルフの
エンシェントエルフやネクロの
魔将軍・ヘクターと通ずるものがある。しかし、この2枚のカードでも入らないコンセプトがあったと思うといかにアルベールが汎用性において優秀だったかが分かる。
そんなアルベールに依存してたせいかロイヤルはアルベールクラスとも呼ばれたり、アルベールがいるからロイヤルには強いレジェンドをもらうことができないとまで言われるほどであった。しかし、第8弾カードパック実装と同時にローテから卒業。これにより唯一かつ最大のパワーカード兼フィニッシャーを失ったロイヤルは無事死亡するかと思われていたが、
とんでもないパワーカードたちをもらったおかげでそんなことはなかった。
アンリミでは遅めのデッキではエンハンス効果がインフレに取り残されたこともあり積まれる枚数が減っているが、フェイスロイヤルでは今まで通り絶賛活躍中。ケツデカ疾走は強いと言うことを今なお知らしめている。
そして第11弾カードパック次元歪曲にて
炎獅子の大将軍という相棒を獲得。
守護を除去しながらバフしてアルベールで12点を叩き込むムーブは非常に強力。
他の追加により盤面を取りやすくなったこともあり5ターン目の進化殴りの価値も増したのでアンリミテッドでは相変わらず大活躍している。
開発側やプレイヤーたちにも大きな印象を植え付けたカードであり、そのためか定期的にレジェンドに「2回攻撃の疾走」ができるフォロワーが追加されている。ルナベール(ネクロベール)=
冥守の長・アイシャはアルベールするには墓地が要るが、コスト相応の5/5/4突進としても使えるアルベールによく似た万能さを持ち合わせ、ローテのミッドレンジネクロでは一定の戦績を残した。
フィルとのコンボで5×2回攻撃する
ホワイトヴァナラも「自分をアルベールだと勘違いしている猿」ということで「サルベール」と呼ばれている。そして
舞い踊る刃・ディオネは早くもアルベール似の多機能さ、そして何より衣装がエロいことで「スケベ―ル」という通称が定着しつつある。