第13弾カードパック「
リバース・オブ・グローリー」にて登場したレジェンドのネメシス・フォロワー。
殺戮の人形・ツヴァイのリメイク。
盤面処理を重視した従来の効果の面影を残しつつ、人形軸に嬉しい
操り人形を生成する効果と、
ヴィクトリアを盤面に展開する効果、更に盤面に2体の操り人形を展開する
アクセラレートを持つ。
一つ目の操り人形2枚を手札に生成するファンファーレは
人形の少女・オーキスの小型版で
マリオネットドラゴンと同じものであり、これらが有用だったようにシンプルに優秀な効果となっている。
二つ目の進化時にヴィクトリアを出す効果は、ヴィクトリア自体が体力3以下を上から倒せ、体力6までのフォロワーを相討ちに持ち込める優秀なフォロワーであるため、中盤の盤面の取り合いを有利にしてくれる。この効果のためか進化時にスタッツが上昇しないが、大型の処理はヴィクトリアに任せ、火力が足りないようならファンファーレで加わった人形を使えば、進化を切りたい中盤のタイミングでは、大きな問題は起きにくい。
三つ目の人形を場に出すアクセラレートは共鳴時の
ゼンマイの巻き直しに近い効果。巻き直しと違い盤面に直接出してしまうため、余ったコストで人形を手札に置いておくために使えない、
復讐の人形遣い・ノアのバフを受けられない、人形の少女・オーキスのチョイスの条件を満たせないことが巻き直しと比較してデメリットになる部分だろう。
同弾で追加された
歯車の廻し手・リヒトやDBNの
復讐の人形・オーキスなどの操り人形が出るたびに発動する効果を満たすことはできる。また、巻き直しにないメリットとして、共鳴に縛られずに2枚分のダメージ、破壊回数を稼げる部分と、人形を2体同時に場に出すため、
決意の人形・オーキスの効果でロイドを2体出すことが可能となっている。*1
ロイド2体出しの例となる画像
進化を使えば人形二枚、ヴィクトリア、進化したツヴァイ自体と4回分の攻撃を行えることもあり、それぞれのトークンの優秀さも相まって盤面処理を含めた行動のパターンが幅広い。
*2総じて盤面を取る能力に長けており、人形軸、ひいてはネメシス自体の中盤を支える優秀なフォロワーと言える。ただし、ネメシス自体が進化権に強く依存している強力なフィニッシャーを
いくつか抱えており、使用する機会も多いため、採用するデッキの選択は計画的に行うべきだろう。