第16弾カードパック「
ナテラ崩壊」の
アディショナルカードにて登場したレジェンドのヴァンパイア・フォロワー。
夜明けの吸血鬼・ノインのフレーバーテキストに出ていた「束縛」の「蜘蛛」である。
その能力は「束縛」の肩書き通り、場に出たときに相手のフォロワー全てを1ターン攻撃不能にし、その後も相手ターンに最初にプレイされたフォロワーを攻撃不能にできる。つまり相手の場が4面以上であれば
盤面ロックが成立してしまう。
*1
5/10という確定除去が無いと処理が困難なスタッツも魅力で、かなり高いコントロール性能を持った1枚である。
ヴァンパイアでは初の「相手のフォロワーを攻撃不能にする」効果を持つカードでもある。
本体コストは10と重いものの、
結晶として使えば、アミュレットを出した時にカウントを加速できる、
ラストワードで本体を出す2コストアミュレットとして使える。
ナテラの大樹や
結晶:ナイトレイドヴァンパイアなどの低コストかつ有用なアミュレットを上手く出せれば、素早く出して相手の行動を封じることができるだろう。
2枚目の結晶でもカウントが進むのでロックエルフのように続けざまに蜘蛛を結晶から出すのも面白い。(強いとは言っていない)
ただ、どちらの方法でも出すのにかなりの手間がかかってしまうのがるのが気になるところ。相手がプレイしたフォロワーを攻撃不能にする効果は、囮のフォロワーを1体ポン置きしてしまえば回避できる。また「プレイした」フォロワーへの効果のため、
エレメントシャーマン・ライリーのような直接召喚を持つカードや
ネクロインパルスのようなスペルでフォロワーが出てくるカードには無意味。
浄化の輝き・ミュニエは天敵。結晶の状態であれば消滅させられる上にファンファーレで相手フォロワー全体の攻撃不可が消されるため相性が悪い。
SORにて
従順な駿馬、
機動二輪車、
魔導装甲車が登場。カウントダウンを進めやすくなったほか、追加カードも結晶持ちやアミュレットに反応して強化される効果を持つカードも追加されており、大きく強化されたと言ってもよいだろう。特に
ルーレットヴァンパイアは1枚でカウントを2進め、本体のラストワードでもさらに1進めるため高相性。しかし、自分のターン中にラスワを起動しないとカウントダウンが進まない点には注意されたし。
享楽の支配人・ボルテオもデッキからルインウェブスパイダーをリクルートする可能性があることと、毎ターン2枚のアミュレットを出すことから基本1枚のみの採用になるがかなり相性が良い。(そもそもハイランダーなんだからそんな相性とかあるのかというのは置いといて)
アンリミテッドでは
悪魔の鍵や
プルソンに頼るのもありかもしれない。