彡(^)(^)「うーんこれは5!これも噛み合いがいいから4!これも5!」
彡(゚)(゚)「…またか、もうツッコまんぞ」
彡(゚)(゚)「いや知らんわ!というかそんなお偉いさんがワイに何の用や」
新カード評価予想はWHOの専任案件だ。WLD期はニュートラル環境になるという予想を見事的中させ、エチオピアの英雄と言われた私が君にカード評価のコツを伝授してやろう
彡(゚)(゚)「頼んでないんやが…というか仕事はええんか」
ウィルス対策とかぶっちゃけダルいしどうせパンデミックとか起こらないからヘーキヘーキ。
ところで君の予想をさっきから見ていると、どうも全体的に評価点が高過ぎないか?
彡(゚)(゚)「うーん、なんか今回のパックどれも普通にデッキに噛み合って強いように思えるんよなあ、リハクと李牧のいうこと聞いてたらネクロとかほぼ4〜5点になってもうたわ」
ふむ……なるほど、ネクロについてだが、君は
座敷童に5点をつけているな。理由は何かな?
彡(゚)(゚)「理由は、攻撃力1やから酒呑童子で走るし、
火車でサーチも出来るし、攻撃されないのも強いし消滅がミラーで刺さりそうやからってとこかな」
ほう。ところで、君がさっき言った「火車」だが、これは座敷童と同じ3コストだね。火車は酒呑童子を狙いに行くことを考えると是非3ターン目にプレイしたいカードだが、その点はどう考えている?
彡(゚)(゚)「確かに被るな…でも毎回火車置けるわけじゃないしこいつも入れてもええような気もするんやが」
前期に
不可侵の死霊・ヘリオというカードが出たのを覚えてるか?あれも妖怪デッキと非常に相性がいいが、同じく3コストだ
彡(゚)(゚)「あー…確かにヘリオも絶対積みたいカードや。そうなると3コストがダブつくな。じゃあ座敷童減らすか…」
減らす対象になる時点で5点評価は無いのではないか?
彡(゚)(゚)「!! そうかもしれんわ…」
座敷童は確かに君の言うように優れた点も多くデッキとの噛み合いも申し分ないが、このように
他のカードの兼ね合いの結果デッキへの採用が怪しくなるケースが存在する。他には3枚採用が予想される
レジェンダリースケルトンのために、墓地を極力温存したいという事情もある。
環境によっては座敷童も十分チャンスのあるカードではあるが、これらを鑑みて、現状では3点評価くらいがよいのではないか?
彡(゚)(゚)「なるほど…枠の問題か、ワイも積みたいカード詰め込んだらデッキが40枚めっちゃオーバーしたこととかあるわ」
デッキは有限だ。さらにコスト帯・役割に絞れば、デッキの採用枠とは実に狭いものだ。昔のカード一覧を見てみよう。その中で環境デッキで使われていたカードを数えてみると、パックにもよるがせいぜい半分がいいところだろう。更に環境の中心カードとして活躍、つまり5点評価を与えられるカードは10枚あるか無いか。カード評価は相対指標だ。誰かが活躍すれば誰かは採用されない。そこは肝に銘じたまえ
彡(゚)(゚)「そういうもんなんか…また修正せなあかんな」
修正する前に、ちょっとすべてのカードの評価点を平均化してみてくれないか?
彡(゚)(゚)「ええで、Excelで下書きしてるから簡単や。えーっと…3.65点や」
高過ぎるな。さっき言ったように、環境で活躍できるカードの数には限りがある。つまり5点・4点評価が与えられるカードの数は、だいたい決まっているということだ。平均点が3を大きく上回ってるということは、その分確実に過大評価をしてしまっているカードが存在する。一通り評価したら平均点を見て、なるべく3に近づくように再調整しよう
彡(^)(^)「自分の評価の平均点…それは盲点やったかもしれんわ、ちょっと直してみるわ、サンキューテッド」