おんJシャドバ部 - ランプ財宝ドラゴン(ROG期)
(2019/08/29 追記 アディショナル後のデッキ考察について、サンプルデッキ下に別枠を用意いたしました。)

サンプルデッキ



ROGアディショナル後

デッキデータ

  • 必要作成エーテル 88,100
デッキコードはこちらから(Shadowverse Portal URL)

概要

ROGにて登場したドラゴンクラスのレジェンドフォロワー2種をふんだんに取り込んだガチガチのランプドラゴン。
今回はランプ御用達のカードに加え、同じくROGにて登場したゴールドのアミュレット、竜の財宝を採用することで、継続した処理力と擬似的な蓋をランプに取り込んでみました。

今回のデッキの特徴は
  • ランプに全振りした狂気のマナカーブ
  • 縦展開、横展開に対する柔軟な回答
  • ランプ後の怒涛の展開、竜の財宝による強盤面の擬似的な蓋
  • 疾走を通さない守護、二撃決殺を許さないバリア
の4つ。

とにかく外連味外連味を重視した狂気を実践しようとしたら、思いの外強かった…というデッキです。
進化軸のような派手さはなく、どちらかといえば泥臭いデッキですが、ランプ事故さえなければ怒涛の安定感とフィニッシュ力を期待できると思います。

採用カードについて

侮蔑の信者圧縮札。ガルミの自動進化を手伝える他、低コストながらハンドロスがなく、一応の横展開も見込める点から採用枠に残りました。
竜の財宝基本はアグロ展開に合わせた蓋として用いることが多いですが、エンハンスの処理力もなかなか良い上に、その後の展開がうまくいけば置いた2t後にはスフィアになること、2枚採用のため手札事故に悩まされない点もあり、上振れ要員としてではなく、安定を取った採用になっています。
暴竜・伊達政宗2コスフォロワー唯一の採用。といっても、このフォロワーは2tに出したいようなカードではありません。STRまではフィルレインという2置き安定のフォロワーがいたため2tのフォロワー着地も視野に入れたランプが多数派でしたが、今のカードプールで2t置きの強いフォロワーは正直いません、じゃあどうするのかというと…
竜の託宣2t託宣に全てを賭けます。今のランプドラゴンはランプをしなければデッキが機能しないため、トップが弱くなることも考慮し下手な低コストフォロワーは入れないほうがいいという結論に至りました。
ドラゴニック・コア同じくランプ札。進化反応のためガルミーユと相性が良く、pp回復はトラロックやアクセラアドラメレクと相性が良いです。低コストを絞り、トップ解決になりにくいカードを入れてないこともあって、トラロックやガルミーユといった単体複数除去のフォロワーに進化を切りたいこのデッキにはよくハマります。余談ですが逆にアンネローゼを入れたい場合は複数除去を見込むため、炎爪が必須になります
エンジェルシュート優秀なキャントリ除去。ランプドラゴンの苦手とするリーシェナ対面をみれるようになる他、圧縮の役割もあるため使い勝手は非常に良好。仮にこのデッキをもっと除去寄せのコンシード型にしたい場合、両者ドローの効果は想像を絶する程アンチシナジーなので、高い優先度で構築から抜けます。
トラロックトラッ?! 機械ゥマなどの小粒横展開に大きく刺さるほか、攻撃的なスタッツは雑に置くだけでもヘイトを溜めます。後攻託宣コア置きからトラロック進化で盤面と顔に2点を撒けるのが強いです。顔ダメージは小粒ですが、復讐対面においてその真価を発揮します。
侮蔑の絶傑・ガルミーユ優秀なバーンダメージ兼除去枠。先述した自動進化とコアの相性も良く、防戦一方の前半から攻めに転じる切り替えの役割を担ってくれます。
異界を統べる者7置きできるカードの中では優秀を極めるフォロワー。環境に多いゥマに対し打点の確保をしやすく、うまくフォロワーを手に入れられると竜の財宝のカウントを進める役割も担ってくれます。
アドラメレクレジェンダリー精神統一と馬鹿にされやすいですが、ドラゴンの持ちうるドロソの中ではコスパとしてかなり優秀な部類です。前半はランプしかやることがないので積極的に手札を厚くしていけること、またアクセラレート札の多い今回のデッキでは本体の処理力も化け物のように伸びていき、気がつけばフィニッシャーになっていたりします。
ポセイドン伊達ポセは強い。アクセラはアクセラ天ジェネを打つまでの凌ぎとして使うことができ、本体は多面展開のため財宝との相性も悪くないです。
ハルクドラゴニュート機械環境において役割の薄いフォロワーですが、依然として数の多いエイラに対し処理、壁として役割を持つことができ、その他のデッキも解決策を持っていなければ詰みに持ち込める優秀なフォロワーです。突進がとにかく偉い。
天災のジェネシスドラゴンアクセラによって、ランプドラゴンの課題であったランプ時の隙を多少の傷と引き換えに無くした超優秀フォロワー。本体のフィニッシュ力も頼りになります。今回はトラロック3ジェネ2構築で先行託宣時の盤面の圧を確保していますが、ランプをもっと意識したいときはトラロック2ジェネ3が良いと思います。
大いなる調停者・ゾーイ打った瞬間の擬似的な圧縮、また特大打点を牽制し、タイミングが良ければ二撃目まで確実に打ち込めるバリアが優秀。バリア自体は竜の財宝によるインフェルノドラゴン軍団とも相性が良く、顔か盤面かの二択を絞らせ、盤面を処理できなければ負けの状況へ持ち込むことも可能です。
ちなみに今回採用を見送らせていただいたカードたち
憤怒の竜帝・乙姫おっぱいバフに続き能力バフまで施されたカード。しかしアクセラの2コス2点は託宣が引けなかった場合の処理として優秀、本体は財宝と相性がまま良く、本体の処理力アップにより異界に切っていた7pp時の進化をフィニッシュに持ち越せると考えれば十分に採用価値があります。入れ替え枠は異界。 おっバフされた乙姫のおっパブには行ってみたい
プロトバハムートエルフ、ロイヤルあたりの小型〜中型盤面勝負デッキをメタメタにしたいときに。フィニッシュ力については本体が残らなければ意味がないため期待しにくいですが、除去札としては悪くない一品です。

プレイングゥ…ですかね

マリガンについて
託宣! (後攻時は特に)コア! (後攻時は必ず)天ジェネ!って感じで……
とにかくランプしなければ何も始まりません。ランプ札を探しつつ、このうちどれかしらが引けているのならゾーイアドラメレクをキープして、積極的にハンドを厚くしていきましょ。
動きについて
  • 1〜4t
止まるんじゃない!犬のようにランプしてドローするんだ!
  • 5t〜
7ppから強く使える札が多くなるため、ここまでに相手と2pp差離れていることが理想。
ここから先はフィニッシュを見据えたゲームプランを。このデッキは遅延力こそあるものの、回復札がないためコンシードで勝つというプランが少々取りにくいデッキです。相手の持ちうる除去札を考えた上で、8ppにポセとハルクとエンハ財宝、どれを投げた方がフィニッシュに早く、安定して繋がるのかということを逐一考えていきます。とは言っても、順当にカード投げるしかない状況の方が多いんですけどね…
    • 7ppの択
異界かエンハガルミか、そしてトラロック進化かの3択です。
異界は相手のフォロワーが1〜2体、進化権で上から取ることができ、運は絡みますが盤面を強くして圧をかけたい場合に切ります。擬似的なリソース補充にもなるため、ハンドが薄い場合にも切っていきたいです。
エンハガルミ、トラロック進化は完全に盤面を除去しきることができる方を切っていきます。それ以外の要素であれば、進化権を温存したく、バーンダメージと後の疾走で早期決戦に持ち込みたい場合はガルミ、細かいバーンダメージによるリーサルプランを立てたい場合はトラロック…という感じで使い分けることが多いです。
    • 8ppの択
異界、ポセ、ハルク、エンハ財宝の四択。
異界は手に入るトークンの中に4コスがいた場合、8pp進化権ありの状況で唯一の二面展開を望めます。
ポセはこの中で最も強く盤面を作ることができ、守護のおかげで本体が残りやすいのでフィニッシュにも繋がります。
ハルクは切りたい場面と切りたくない場面ではっきりと分かれます。処理されるか否かがわかりやすいので、処理されないと踏んだ場合に切り、後続のファッティにつなげていきます。
エンハ財宝は相手盤面を綺麗に返すことができ、後続にポセイドン、異界を続けられる場合に切ります。この中ではフィニッシュまでの距離が一気に縮まるカードなので、切ることができるなら切っていきたいところ。
    • 9pp以降の択
あとは7〜8ppの択に低コストカードが混ざるか、疾走勢によるフィニッシュ詰めをしていくかです。

有利・不利について

対エルフ

対ロイヤル

対ウィッチ

対ドラゴン

対ネクロ

対ヴァンプ

対ビショップ

対ネメシス

おまけ

の中身が知りたくて……

おわりに

このドラゴンは画像デッキ名にある通りローテマスター帯で2000まで盛ることのできたデッキになります。
最高連勝は6ということで爆発的な強さがあるわけではありませんが、昨今の上振れ重視なデッキとはまた一味違った面白さがあるんでねぇかな…と思ってます。

個人的な話なので折りたたみ