第11弾カードパック「
次元歪曲」の
アディショナルカードにて登場したゴールドのウィッチ・フォロワー。
4コスで4/4相当の展開をしながら、進化すると
疾風怒濤のように場のフォロワー数を参照したダメージを飛ばし2面除去できる。リメイク前のロイヤルの
蒼穹の提督・モニカとほぼ同じ効果である。 ただしリメイク前と違い進化スタッツはちゃんと+2/+2される。
また、同時に出てくるトークンのモーラは無限リソースとしての特性を持っており、EP回復にも使える。
スペブ軸・秘術軸・マナリア軸のいずれともあまりシナジーがないので当初は様子見されていたが、やがてこのカード自体が単体で完結した一種のパワーカードであることからシナジーをある程度無視しても積まれるケースが増えていった。
ウィッチで当時2面処理ができる4コストの動きというとカリオストロなどがあったのだが、あちらはトークンスペルを顔にも打てたり温存して他の動きもできる代わりに進化スタッツが心もとなかったりと若干の弱点があったため、こちらのほうが盤面やその後のEP回復のおまけなど単体での強さは若干上だった。
一応特に相性のいいデッキを挙げるならば1枚で3、4、7コストを埋められる可能性を持つ、
開闢の予言者軸だろうか。
その他フォロワー重視型のオリゴ秘術ウィッチなどにも採用されたりしたが、STRで同じ4コストでスペブとの相性が圧倒的によく、高スタッツの
蒼の反逆者・テトラの登場で若干出番を減らした。
時は流れてROG期、
呪いの言霊・ジンジャーの登場により進化軸ジンジャーウィッチが登場。
機械を採用することにより横並べがしやすくなり、モニカの進化時効果を最大限引き出しつつ、7コスで手札に戻ってくるモーラのコストを下げて1コスでEPを回復するなどジンジャーと相性がいいため現在ではジンジャーウィッチに採用されている。
ウィッチの4コストはそれなりの激戦区となっているがEPの回復やループ性による手札リソースの確保というこのカード特有の役割も依然としてあり、それを重視する場合やpick、Open6、おんj大会の縛り構築ルールなどでは圧倒的便利カードとしての立ち位置を確立している。