第4弾カードパック「神々の騒嵐」にて登場したゴールドのドラゴン・フォロワー。

こいつの登場によってゴブリンマウントデーモンくんはめっきりランプに使われなくなった。
その頭の悪い優秀な能力から次々とナーフされまくったTOGのドラゴンの中で今でもナーフを免れている貴重な存在でもある。
性能面ではというと、ナーフこそされていないがかなり優秀である。
普通に4コストの2/5守護として使っても一定の仕事をしてくれる上、竜の託宣を使えば最速3ターン目からプレイできる。
このムーブを「託宣ラハブ」といい、TOG期には多くのホモ達の頭を悩ませた他、現在でも強力なムーブとして知られている。それまでランプドラゴンでよく使われていたゴブリンマウントデーモンととって変わって広く使われた。
さらに余ったPPの分だけ攻撃力も上がるため、加速したPPを無駄なく活用することができるのも強みである。*1
TOGのドラゴンにはほぼ３積みされるカードだったが、世代が進むにつれ枠が足りなくなったことでSFL辺りから見かけないカードになっていった。

ラハブとは旧約聖書に登場する紅海の怪物で、名前は「騒音」「暴動」などを意味し、リヴァイアサンと同一視されることもある。
世界が創造される以前から存在していて、海を支配する存在であるほか、ユダヤの伝承やキリスト教では元は天使であるとされており、堕天使となった際にはエジプトの守護者となっている。
ちなみにバビロニア神話ではムシュフシュと同じく女神ティアマトから生まれた怪物として登場し、ティアマトの孫である軍神マルドゥークと戦うも敗れている。
神話や伝承によって多少その姿は異なるが、水害や海の恐ろしさを象徴する強大な存在とされていたようだ。

ラハブは2017年6/1〜7/1にかけて累計BP報酬の1つに選ばれており、他の例に漏れずスリーブやエンブレムが実装されている。
現在ではスリーブ、エンブレム共にクリスタルでの購入が可能になったので取り逃がしてしまったホモは買って、どうぞ

なんとグラブルで一瞬だけ登場天竜ライトがビィとバトルした際プレイした。なお一瞬でやられた