才気学園編-ベルディリア-偶像/第3章にて初登場。
生徒派のリーダー的存在である礼儀正しい少年。教師による指導を受けない生徒派の生徒達に対しては
力を付けるために講義を行う役目も担っている。
生徒達には面倒見良く的確な授業を行う一方で教師に対しては慇懃無礼で敵対的な素行が目立つ一面も。
不可視の魔法を使い、教師すらも打倒する実力を持つ。
学園長の命令で自身の生徒になるように持ち掛けにきたベルディリアの要求を突っぱね、クラス移籍を賭けて決闘する運びとなった。
最終章前ネタバレ
誰にも明かしていないが、学園長の実の息子。
教師達を敵視しながら実力を磨き上げてきたのは全て学園長コルネリウスを打倒するため。
ベルディリアの鋭い洞察により学園長との関係性を暴かれた。
ライルの使う
不可視の魔法の正体は
メインストーリー実装前からカードの方の能力でバレてたが
目視が難しいほどの速度で操作される人形である。
この人形は母の形見であり、ライルにとって何より大切、戦いにおいては致命的な弱点となるものだった。
その事実を見抜いてなおライルを尊重し、人形を狙わず決闘を終えたベルディリアを信頼して彼女のクラスに移動する。
幼少期は忙しくて顔を見せない父と病弱だが優しい母の間で育ち、ある日に父コルネリウスから魔法の才能を褒められたことで魔術に傾倒するようになる。
しかし勉強を積んだ頃、何故か突如として魔力が完全に消滅(この原因は最終章でも触れられていない)。その際のコルネリウスの反応で元々父から特別な興味を持たれていなかったことを理解してグレる。
その後、畳みかけるように母が死亡したのだが……コルネリウスがその直後に母の死体を
リアニメイトし、アンデッドとして使役する場面を目撃。アンデッドの素体として適正が高かった母の死体を合法的に得るためだけに結婚したという事実を知ってしまい完全にコルネリウスと袂を分かつ。
そして、息子である自分に興味を持たず、また母をただのアンデッドの材料としか見ていなかったコルネリウスに対し、自分と母を認めさせてやるという決意を固めた。
最終章ネタバレ
序盤では同じ教室に入ったアマリリスに世話焼きな面を発揮、世間知らずで天然なアマリリスと世話焼きでしっかり者のライルが繰り広げる濃厚なアマライ教室でホモの脳を破壊した。
学園で生徒派と教師派の争いが起きた後は、教師派のボスであるコルネリウスを止めるために単身で校庭へ向かう。
無数のアンデッドを使役するコルネリウスに対し、魔法を使えない関係上限られた数の人形で一体一体対処するしかないライルは苦戦を強いられる。
体力を消費しながらもコルネリウスの元へ辿り着き、息子としてコルネリウスに思いのたけをぶつけるが一蹴される。更には母のアンデッドを差し向けられて苦しくも撃退するも引き換えに人形を失ってしまう。
コルネリウスの所有するアンデッドは未だに数万体という単位で存在しており、唯一の武器を失ったライルは絶対絶命の状況になるが……。
ライルはベルディリアの教室で気が付いた糸捌きの才能を活用し、物理的に死体を操作するというアプローチでコルネリウスからアンデッド軍団の支配権を奪う戦術に出た。
魔力による操作よりも圧倒的に効率良くアンデッドの支配権を得られるライルの技巧に、戦いでの敗北を悟ったコルネリウスから自身を殺すように勧告される。
しかしライルの求める勝利は戦いで命を奪う勝利ではなく、子として父から見てもらうという勝利。コルネリウスの要望を受け入れず、彼の肉体を操作することで学園で暴れるアンデッドの停止だけを行わせた。
その後、管理者の器となったカステルと最終決戦を行うベルディリアの加勢に現れる。
そこでは糸による拘束と治療を行いサポーターとして活躍した。
騒動終了後は失踪したコルネリウスに代わり、学園長の代理として奮闘。
学園長の仕事の他、生徒会長に就任してなおマイペースに活動するアマリリスに頭を悩ませる様子を見せた。