第334回 読書感想文推薦図書
ムニャのだいぼうけん
ムニャール参謀はぼうけんがだいすき!
きょうもげんきにパメラの腸内をぼうけんします。
大腸にはびこるパメラうんちをかき分けかき分け、奥へ奥へとすすんでいくと…おや?なにかみつけたようです。
「ニャニャ?これは…子宮への隠し扉ニャ!」
なんとパメラの腸内(もうちょうのあたり)には、子宮へつながるひみつのみちがあったのです!
「これはだいはっけんニャ!」
うんちまみれ汗まみれになりながら、ムニャール参謀はなんとか扉をひらくことができました。扉の奥には…?
「た…宝の山ニャー!」
子宮の中、子供部屋の中には、パメラがこれまで排卵してきた卵子がたっぷり詰まっていました。排泄されずに溜め込まれたパメ卵子は、卵巣から飛び出た時のみずみずしさを保ちながら受精を待ちわびています。
「ウヒョー!たまらんニャー!」
しかし、ムニャール参謀にはただのたべものとしか思われていません。子袋を埋めつくすほどのパメ卵子は、無情にも全て食べられてしまいました。
「おなかいっぱいニャ!……ん?」
ムニャール参謀が腹部に違和感を覚えたのもつかの間、それは激しい痛みへと変わる。
「ギニャアア!ぱ、パメ卵子に体を食い破られてるニャアアア!」
痛みは全身へと広がり、遂にはムニャール参謀の精巣へと至る。
(ああ…ムニャの精子…パメ卵子に食べられて混ざり合ってるニャ…)
もはや言葉を発することもできなくなったムニャール参謀。精子がパメ卵子に取り込まれ1つに融合する快感に翻弄されながら、最期の力を振り絞って陰茎から巨大な受精卵を1つ放出した。
これが太陽である。 ムニャのだいぼうけん〜完〜