おんJシャドバ部 - ムササビの伝令兵

森林のムササビが乗るのは、ただの風。
戦場のムササビが乗るのは、勝利への追い風。
ムササビの伝令兵
コスト:2フォロワー
クラスロイヤル
レアリティブロンズ
タイプ兵士
パックリナセント・クロニクル
CV-
イラストレーター
進化前
攻撃力1体力3
ファンファーレ カードを1枚引く。連携 10； 1枚ではなく2枚。
進化後
攻撃力3体力5

フレーバーテキスト

プレミアム版

概要

第21弾カードパック「リナセント・クロニクル」にて登場したブロンズのロイヤル・フォロワー。

かわいい。
序盤から動ける2コス標準スタッツ持ちのキャントリとして非常に優秀。ケツ3は場残りがいいって古事記にも書いてある。
連携10で2ドローになり、さらに魔導四輪車・��に乗せる事も可能なため中盤以降も手札で腐りにくい。最悪光耀の標・ミストリナ＆ベイリオンで回復したPPを使ってデッキ圧縮をするだけでも最低限の仕事はしてくれるだろう。

災禍を超えし者ではサーチカードである戦地への呼び出しを獲得。無理なくデッキに積める性能をしているため、両方採用するデッキが多い。

あとボイスがポケモンの鳴き声みたいでとてもかわいい。

余談


ムササビと似た動物としてモモンガが存在する。どちらもリス科に所属する動物だが、両者には明確な違いが存在する。表にまとめるとこんな感じ。
ムササビモモンガ
体長50cm20cm
尻尾円筒形平べったい形
目の位置顔の前顔の横
皮膜前肢と後肢の間、後肢と尻尾の間前肢と後肢の間のみ
要するにムササビの方がかなりデカイ。ムササビの伝令兵も50cm近くあるはずなので、思ったより大きな荷物を運べるのかもしれない。

ちなみにペットして人気の高い動物としてフクロモモンガが存在するが、これは有袋類に属するためモモンガとは全く異なる動物である。
こうした「異なる進化を辿ったにも関わらず似た形状を獲得する現象」を収斂進化や収束進化と呼ぶ。








おいっす！
　\　/

この皮膜を持つ謎の生物は一体……！？モモンガ……ムササビ……？

誰！？誰なのぉ！？

実は手足の間にある皮膜で滑空する夜行性・植物食の動物はさらに存在する。
そのうちの一体がフィリピンなど、東南アジアに生息する珍獣、ヒヨケザル。猿というからにはサルの仲間なのだろうと思わせておいて実はヒヨケザル目として独立した種。セト神の頭として言われることも多いツチブタと同じような扱いだが、目に一種しかいないツチブタほどではなく、なんと倍の二種が存在する。うおおおおお！

大きさはムササビよりもわずかに小さいが、後ろ足と尻尾の間、指の間にも皮膜があり、膜を開いたシルエットはムササビ、モモンガと違い五角形。尾と後ろ足の間の皮膜は尾を上下に動かすことで滑空距離を伸ばす働きがあるらしい。

顔はかなりキツネザルに近く、遺伝子的にもモモンガ、ムササビよりかはサルに近いようだが…やはり独立したヒヨケザル。
可愛いね。*1


皮膜を持つ動物は他にもアフリカに住むオオウロコオリスという種が存在する。さらにマイナーな動物だが興味があれば調べてみよう。

そういえばムササビとモモンガってどこに住んでるの？

実はなんと日本固有種。正確に言えばムササビとニホンモモンガ（ホンドモモンガ）が日本固有種で、タイリクモモンガはユーラシア大陸北部と北海道全域に住んでいるのだが、一般的にモモンガといえばホンドモモンガを指すのでモモンガとムササビは日本固有種といってほぼほぼ差し支えない。

無知なチョッパリはムササビを国獣として広めろ！！！（実際の日本の国獣はキジとされている。）