第30弾カードパック「オーダーシフト」のアディショナルカードにて登場したレジェンドのネメシス・フォロワー。

ファンファーレと進化時で2度のカードコピーが可能。コピーカードは歴代にも複数存在したがこのカード独自の特徴としておおよそ以下のものが挙げられる。

対象カードのコスト制限無し

序盤に前以って後半使いたいカードを溜め込む使い方が可能。勿論低コストを増産して投げつけるのもあり。

手札だけでなくデッキにもコピーしたカードが送られる

デッキで寝かせたいカードを送り返す運用もできる。デッキに1枚ずつ送る為、地味共鳴の切替にも活用可能。

ファンファーレはN限定、進化時はNm限定でコピーする

Nmカードは進化時効果でないとコピー出来ないのがデッキ構築のハードルを少々高くしている。
フルに活かす場合は自然とNカードとの混合デッキであることが求められる。

　
通常ルールでデッキに入れられるカードなら基本的に全てコピーできる為、応用範囲は非常に広い。
活用しようと思えば色々な使い方が思いつくので、今後のカードプールの更新も併せて色々楽しみたいカードである。

弱点としてはアンタニタ自身の戦闘力はただのファイター相当でしかないこと。
これに進化権を切る動き自体はかなり頼りないものなので、ちゃんとロスを取り戻せるカードをコピーしておきたいところ。

ORS環境下では進化型、コントロール型、八獄型とNカードの採用が多いデッキが比較的豊富な為、それらに無理の無い採用が可能になっている。
HOS環境では主に因果に抗う者・エレナ及びアッパーされた次元の超克者・ユアンとのシナジーが注目され、連携ネメシスで活躍している。
連携ネメシスは4点単位の顔打点が多いデッキなので、ユアンを増やせるとリーサルが近づく。夢のユアン×5OTKも上振れれば可能だ。

• コンパッションドミニオン(アフェクションドミニオン)
  融合変身したカードをコピーした場合ちゃんと変身後のカードが出てくるため、コピーしたアフェクションドミニオンは融合コスト踏み倒しでプレイできる。変身前を対象にした場合も融合用の餌確保としても使える。

• ミリオンガンズ・アンタニタ
  対象制限が無い為、手札にある2枚目以降のアンタニタ自身もコピー可能。箱庭の追憶・オリヴィエ＆シルヴィア等EPを回復するカードと組み合わせれば半永久的なループが作れる。

• 因果に抗う者・エレナ
  ファンファーレでエレナをコピーすると実質的に手に入る次元の超克者・ユアンが増える。そのままエレナをプレイし、手札に入ったユアンを進化時効果でコピーするとさらにユアンが増える。
  1コス4点が増えるのはシンプルにアドバンテージが高い。