ミッドレンジネクロマンサー(VEC期) - おんJシャドバ部

想定環境：VEC前期

更新履歴

10/22　コントロール向けの記事に総括の項目を追加しました。
10/21　コントロール向けの記事に画像を追加し、対戦考察を加筆しました。他のデッキ記事様の更新履歴がとても見やすかったので~~パクリました~~参考にさせていただきました。

コンセプト

プリズンブレイクによって全盛期の実力を一部取り戻したヘクターネクロ。
まだ環境が固まってすらいない頃に我慢できず投稿しました。ホモは早漏。これからデッキ内容もどんどん変わっていく予定。
汎用構築はミドネク本来のビートダウン志向の型に、コントロール寄りの構築は全体的にロングゲームを見据えた型になっています。
デッキ置き場にネクロが増えてきたので汎用構築の削除を検討中。ネクロ人気ありスギィ！

汎用構築

サンプルデッキ

採用カード紹介

魔将軍・ヘクター	帰ってきた我らが将軍。基本のリーサルプランであり逆転の切り札なのでプレイのタイミングをしっかり見極めるべし
グレモリー	勝ち筋の一つであり今回のプリズンブレイク枠その1。キャントリも兼ねていてまさに第2のヘクター
冥界の番犬・ケルベロス	汎用性抜群の横並べフォロワー。6,7ターンへの布石として
シャドウリーパー	プリズンブレイク枠その2。ネクロの英雄と呼ばれた存在。ドロシーウィッチとAFネメシスはこれに対抗する手段を持っていない
不可侵の死霊・ヘリオ	期待の新星。3コス4/3、進化で7/6。強過ぎる。環境が動き次第即行で3積みしたい
マシンエンジェル	2コスの横並べ担当1。消されなければ墓地も3稼げる
スカルビースト	ゴブリンは最強ってはっきりわかんだね
ソウルコンバージョン	説明不要
デーモンイーター	説明不要
心眼の双葬女・レディ・グレイ	2コスの横並べ担当2。シャドウリーパーを復活させても潜伏は持たないので注意(1敗)
よろめく不死者	低コス確定除去。シャドウリーパー等の潜伏メタとしても
悪意の憑依	便利な除去スペル。顔に飛ばせるのが余りにも偉い
沈黙の信者	アグロ,疾走メタ。ただし握撃持ちのドロシーには通用しない。今は専ら黄金ビショップ?とAFネメシス対策。
ボーンドローン	横並べ担当。フィニッシャーへの布石になる新ケルベロスへの布石。禁じられた儀式やクルトに取られない嫌らしい体力

入れ替え候補

骨の貴公子	盤面維持の権化。編集時現在は禁じられた儀式が抜けている傾向にあるのでチャンス。ボーンドローンとの入れ替え候補
デスタイラント	サブフィニッシャー筆頭。ちょっと遅いのとサンプルでは枠を捻出できなかった為に採用見送り
幽想の少女・フェリ	デスタイラントのお供。デス様と共に今回は採用見送り
トート	消滅を加味しなくてもラスワ10枚は遅過ぎてちょっと厳しい。デスタイラント用の枠にピンで入れるのは悪くないかも
魔拳法・ソーラ	コスト不相応のスタッツと高火力2面処理が持ち味。好みにもよるが採用は全然あり。ドロシーウィッチに先行を取られたときの対策にもなる(かも)
破魂の少女	プリズンブレイク枠その3。正直入れない理由がない。レディグレイの枠にそのまま入る

プレイングについて

序盤からフォロワーを並べて殴りつつ、6,7ターン目のヘクターやグレモリーで一気にフィニッシュを狙う。
ヘリオとシャドウリーパーのおかげで盤面の維持がかなり容易になり、グレモリーを出す頃には盤面まっさらという事態も(ビショップ対面を除けば)減った。
能力の性質上、シャドウリーパーは最速で出すフォロワーではない。
4,5,6ターン目に進化置きをして打点を削られたときのケアをしたり、2枚置きして逆にこちらの打点を上げたりするのが主な目的になる。
相手からすれば除去をすればするほどモリモリ強化されていくので厄介なことこの上ない。
強化されなかったらされなかったでヘクターグレモリーが出てくる。
シャドウリーパーの扱い一つで勝率が変動すると言っても過言ではない。

各クラスごとの相性

編集中

エルフ

豪風リノセウスOTKエルフ?：互角～微有利

1ターン目からしっかり動いていけば削りきれることが多い。
こちらの並べる数が多ければ多いほど相手の除去が追い付かなくなり、妖精のいたずらの的もずらせるようになる。

ロイヤル

フェイスロイヤル：微有利

スパルタクスロイヤル：有利？

城塞ロ イヤル：微有利？

今環境でもあまり見ない。シャドウリーパーは白刃の剣舞で取られやすいので注意。

ウィッチ

ドロシーウィッチ：微有利

シャドウリーパーとヘリオをどれだけ握れるかが勝敗に直結する。
序盤から継続的に攻撃できるので意外に早めのリーサルを狙える。

ドラゴン

フェイスドラゴン：互角～微有利

フェイスは先行ゲー。ヘリオを上手いこと扱えば盤面勝負に負けなくなる…かも。

庭園ダゴンゼルドラゴン：有利

庭園ドラゴンはシャドウリーパーを潜伏状態で体力4にすれば勝てる。

ネクロマンサ―

ミッドレンジネクロ：互角

ミラーマッチは完全な実力勝負。相手がセレス持ちの場合は苦戦を強いられる。

アグロネクロ：互角？

どっちが先に盤面無視できなくなるかの忍耐勝負。処理できないと判断したらひたすらゴリ押すしかない。

ヴァンパイア

自傷アグロヴァンパイア：互角

半分運ゲー。こちらもシャドウリーパーが刺さる。フラウロス無視でヘリオを進化させればゴリ押しで勝てることもある。

復讐ヴァンパイア：互角？

復讐軸はあまり見ていない。

ビショップ

エイラビショップ：微不利～互角

普通にちまドンに蹂躙されて終わる。よろめく不死者を大切に扱おう。

黄金都市ビショップ?：微不利

消滅とランダム確定除去がぶっ刺さるので相手が上振れると辛い。
最近は禁じられた儀式を不採用している構築がメジャー。
そうなればこちらの勝率が上がるので普通にありがたい。

ネメシス

AFネメシス：微不利？

クラスそのものの相性は悪いがシャドウリーパーに限って言えば話は別。
相手に処理する手段がないのでやられる前にやることができる。
ただし必要なカードが揃っていなければ依然として厳しい対面ではある。

コントロール寄り構築

サンプルデッキ

今のところこんな感じです。
時期も時期なのでグラマスは厳しそうですがやる気と工夫次第でそれなりには戦えそうです。~~グラワサリが運ゲーだったのは秘密~~

採用カード紹介

魔将軍・ヘクター	親の顔より見たカード。このデッキでは比較的除去に使うことが多い。でもリーサル手段に変わりはないので切るタイミングに悩む
グレモリー	プリズンブレイク枠その1。10ターン目の屍王グレモリーは割と出番が多い。永遠の誓いを挟めば屍王屍王(+α)グレモリーも可能
災厄の屍王	ただのウンコから大出世したフォロワー。相手のリソースを枯らすのが主な役目。生き残れば大抵勝ち
永遠の花嫁・セレス	ネクロ最強の耐久カード。環境が変わったことでまた出番が回ってきた。
トート	新たな勝ち筋…なのだがファンファーレが発動する機会は多くない。泥仕合でも活きるアンドレアルフスと考えればそう悪くはない。デッキの回転率向上も兼ねて2積み
破魂の少女	このデッキのプリズンブレイク枠その2。ネクロにとっては今回の脱獄で最も重要なポジションにいると思われる。後半は腐ってしまうので2積み
スカルビースト	ゴブリンにラストワード、故に最強
ソウルコンバージョン	~~ソルコン抜きネクロ存在しない説。~~覆されました
デーモンイーター	ドロシー対面での無闇な自壊は自殺行為なので注意
心眼の双葬女・レディ・グレイ	対黄金都市ビショップ?では体力3と回復の意義が非常に大きい。また対エイラでは意図的に不死者を確定で蘇生させるといった荒業も
よろめく不死者	低コス確定除去。対エイラビショップではこの上なく頼りになる
霊魂再生	3コス守護を2コスで引っ張る。エンハンスのセレス＋守護は持久戦に於いてのリーサルウェポン
悪意の憑依	エイラメタ。なんと以前は3tリテュエルを返せなかった。中盤からはエイラ対面に出没しがちな妖怪"1足りない"をケアしてくれる
スパルトイソルジャー	アグロ疾走メタ兼墓地肥やし兼ラスワ稼ぎ。信者との枚数調整はお好みで
沈黙の信者	アグロ疾走メタ。スパルトイソルジャーより堅い

入れ替え候補

骨の貴公子	トートをサブプランとして見据えるなら恐らく必須。今は禁じられた儀式が抜けている傾向にあるので今がチャンス
冥界の番犬・ケルベロス	こちらもトートとのシナジー重視。貴公子と同じく儀式が怖い。あとクルトも
魔拳法・ソーラ	どんぐりは破魂ちゃんやヘクターに回したいので構築では不採用
マシンエンジェル	1枚でどんぐり3つ。強い。骨の貴公子が入るならこれも自然と入る
デスタイラント	サブフィニッシャー筆頭。今回は枠が足りないのでトートを優先
幽想の少女・フェリ	デスタイラントのお供。今回はトートを優先
イグジストソード・ギルト	後半に強いソルコン。今回はセレスがいる為採用見送り
死の夢の少女	数少ないAFネメシスメタ。アグロも見れるしゴーストをヘクターで走らせたりもできる。以前は採用していたが環境に合わないので今はお休み

プレイングゥ

汎用構築と違って基本的にリーサルを急いでいないので序盤は無難な立ち回りでOK。
霊魂再生の扱いには注意。破壊ログはしっかり確認しよう。(N敗)
恐らくこのデッキ一番の特徴は災厄の屍王。意外にも屍王が残ってそのまま押し切るパターンが未だに多い。
ランクマで回しててもミラーで屍王を使ってくる対面はそう見ない。散々ウンコウンコ言われてたのでまだ弱いイメージが払拭されていないのかもしれない。
またグレモリーの脱獄によって素の状態で屍王と同時出しできるようになった。
永遠の誓いとの相性も抜群なので、長期戦が予想されるなら敢えて残しておくのも一つの手になる。

各クラスごとの相性

エルフ

豪風リノセウスOTKエルフ?：不利

主だった対策がやられる前にやることしかないのでこの構築ではあまり勝てない。
構築を変えるか大人しくフェイスに抑えてもらうのが賢明。

旧リノセウスOTKエルフ：微不利～互角

新リノと比べて信者や屍王がよく刺さるのでまだ希望はある。
リノを除去に使わせれば7割方こちらの勝ち。

アマツエルフ：微有利

相手のセレス信者の有効な対抗策がアマツ進化しか無さそう。
アマツが出てくる頃には盤面優位がこちらに傾く頃合いなので何とかなることが多い。
新リノばりにアマツを出し入れされなければ順当に勝てる。

ロイヤル

フェイスロイヤル：おやつ

語るに及ばず。昔から負けたことが無い。
最近は死に体だからちょっと寂しい。

スパルタクスロイヤル：微有利？

当たったこと自体ない。

コントロールロイヤル?：互角？

今期ロイヤルはレオニダスが出てくる構築が最も多い。トートのキープか早期の決着が必要。
あと簒奪お姉さんには注意。

ウィッチ

ドロシーウィッチ：不利～微不利

以前に比べて明らかに事故率が減ったので対応しきれないことが多い。頼みの信者セレスも握撃で一発。握撃でなくともクソデカスタッツに踏み潰されておしまい。
握撃なしなら信者達が頼りになるのでこちらのペースに引き摺り込める可能性が高まる。
とは言えドロシー側のエイラ対面を考えれば握撃無しの構築は余程練られてない限りあり得ないので期待するだけ無駄。
総じて勝つにはお祈りするしかない。

ドラゴン

フェイスドラゴン：有利

フェイスには滅法強い構築なので相手の右手が閃光を放つか自分の右手が暗黒化しなければ凌げる。よろめく不死者の扱いが鍵。

庭園ダゴンゼルドラゴン：微不利～互角？

庭園ドラゴンは並べてヘクター出しておしまい。ゼルダゴンが通ったら負け。ゾーイ出されても負け。庭園の返しに打点が足りなくても負け。
相手からすると屍王へのヘイトが高いと思うのでそこを上手く突けば押し通す確率が上がるかも。

ネクロマンサ―

ミッドレンジネクロ：微有利

ミラーマッチでの勝率は良好な傾向にある。ただタイプ:自然を絡めた構築はトートで圧殺してくるので比較的早期の決着が必要。

アグロネクロ：互角～微有利

アグロの中では一番手こずる。ミッドレンジ対面でも言えるがヘリオの時間差攻撃とシャドウリーパーには要注意。よろめく不死者は安易に切らない方が良いかも。

骸ネクロ?：微有利

最速骸に備えてよろめく不死者をキープできていたらグッド。屍王の足止めも有効。
守護やセレスにも素直に引っかかってくれるので総合的にはやりやすい相手。
終盤からはトートによる蓋が課されるので早めの決着を心掛けたい。

ヴァンパイア

自傷アグロヴァンパイア：互角～微有利

運ゲー。アグロメタが充実しているとはいえそれでも厳しいときは厳しい。

復讐ヴァンパイア：互角

復讐軸はあまり見ていない。ヘクターにユリウスを重ねられると辛いので要警戒。破魂の少女は大切に扱うこと。
またやり手の復讐ヴ使いは破魂ちゃん読みでユリウスを進化させないのでそうなった時が一番苦しい。

アグロヴァンパイア?：微有利～有利

純アグロは持ち前の超耐性で何とかなる。雑にユリウスが突っ込まれているのでそれだけには注意。

ビショップ

エイラビショップ：互角

屍王、不死者、破魂の少女が鍵。マリガンでは最優先で狙っていく。いずれもクルトに強く出れるカードなので切るタイミングに注意。
また最近のエイラは旧クルトを捨てたロングゲームを好む傾向にあるので、終盤はほぼ間違いなくリソース勝負を迫られる。
正面切って戦うと息切れするのはこちらなので屍王のような絡め手は必須。
地味に重要なポイントが相手の進化権が切れた後もクルトを警戒すること。クルトは進化前でもAOE持ちなので執念でこちらの盤面を潰しに来ることがある。相手が切ったクルトの枚数はしっかり覚えておくべし。
総力尽くして勝ちをもぎ取ってIKEA。

黄金都市ビショップ?：微有利

今このデッキで最も稼げるお得意先。
回復、守護のリーサルずらしと屍王の押し付けが上手く噛み合ってくれる。ヘクターの盤面制圧も刺さりが良い方。
災厄の屍王はエクセスプリーストを警戒して素置きするのが丸い。
除去札を消費させることができれば相手の有力な疾走フォロワーをセレス除去に回してもらえるのでそうなれば勝ち確。
またネクロ最大の天敵である詠唱：禁じられた儀式はMPが低くなるにつれて増えていく傾向にある。
対面時は相手のMPを確認しておくと何かの助けになる…かも。

ネメシス

AFネメシス：不利

最初期の構築では死の夢の少女が入っていた為に微不利～互角止まりだったが、今AF対策しても何の意味もないので抜けてしまった。
当たったら基本的に死。

総括

アグロデッキにはべらぼうに強い。すべてのアグロに対して5割以上の勝率を叩き出している。~~ドロシーはただの殺意の塊だからアグロじゃない。~~
またこのデッキが不利をとるリノセウス、ドロシー、AFネメシスはどれもアグロに弱い。つまりこのデッキは非常にアグロへの依存度が強いのである。
環境にアグロが増えれば増えるほどこのデッキの勝率は跳ね上がり、逆なら居場所がなくなっていく。
つまり、このデッキ最大のライバルは単に勝ち目の少ないドロシーではなく、アグロを殲滅しているエイラということになる。

ということでアグロを狩りつつ環境デッキをなるべく広く見つつ本来苦手なはずのビショップには徹底的に食らいつくデッキとなりました。
エイラが減ればアグロを総なめし、アグロが減ればエイラに一矢報い、都市ビショで一定の稼ぎを得て、ドロシーに税を吸われていくのがこのデッキの戦い方です。

類似デッキ

ミッドレンジネクロその2

当デッキとは方向性が逆のミッドレンジネクロマンサー。
ソルコンイーターが不採用だったり、死と闇のレイヴンやファントムハウルが採用されていたりする等、前寄せをひたすら突き詰めた型になっている。
グラマス到達の実績もある実力派デッキなのでみんなもたくさん参考にして♡

ミッドレンジネクロVEC(遅め)

より盤面を重視したミッドレンジネクロ。
他にない唯一の特徴としてオシリスを採用している。オシリス→ヘリオ+α→ゾンビ(orリッチ)と展開が連鎖するので非常に打たれ強い盤面を作り出せる。
エイラにも強いとのことなので一考の余地あり。みんなも是非参考にしよう