第11弾カードパック「次元歪曲」にて登場したブロンズのネクロマンサー・フォロワー。

進化でスタッツが変わらない代わりに守護無視疾走というユニークな性能を持つ。
通常スタッツも5/5と充実しており、飢餓の輝きにも対応しているため合計8コス+進化で即座に9打点になり、10ターン目を迎えていればフェリの3回攻撃付与で守護貫通OTK火力も夢ではない。

しかし、ネクロの5コス付近は優秀な展開もできるフォロワーなどが充実しており、フィニッシャー打点としてもこいつのために進化を残して他とシナジーのないピンポイントコンボに賭けなければならないほど困ってはいない。
そう、なんにせよこのカードはネクロクラスそのものと大したシナジーがないのだ。


いちおう、進化を残さずともリアニメイトなどで登場させたこいつをグレモリーや進化の導き手・レイナで進化させることで疾走させることもできるが、リアニメイトの都合上同じ５コスの優秀なフォロワーが使えないほか、確定のリアニメイト5が霊魂再生のエンハンス8と5コスのリアニメイトX（生と死の逆転）のみとコスト踏み倒しができるものが現在存在しないことやリアニメイト発動のタイミングに難があるため、コンボが成立しづらい。

書いてあることは一見強く思えるかもしれないが、なかなか扱いにくいのが実情。
まあ、ブロンズだからね、仕方ないね。
守護を貫通できる点を買われて、UCL期アンリミのアグロネクロではちょっと注目されたりもしたが基本的にはマイナーなカードだ。
ロマンとしては十分な性能ともいえるため、レアリティ縛りデッキや手持ちカードの関係でフィニッシャー不足を感じたら使ってみるのもいいかもしれない。
また、守護にものすごく弱いというアーカスネクロの弱点を補えないこともない。相手の意表を突くという意味では採用を考えても良い…ただしその場合やっぱり進化権の問題が発生するのだが。

進化前と進化後の対照的なイラストが特徴的だが、これは神バハに出てくる女王メリエンがミイラ姿で封印されていたため。
中間の画像もあるので気になる人はこちらをどうぞ。

進化前後のボイスを聞き比べるのもいいぞ。

ところでミイラって脳ミソ心臓その他内臓もろもろを抜いて壷に詰めて包帯ぐるぐる巻きにするのに、このメリエンさんよく元の姿に戻れましたね……

プレミアム版だと、進化前のミイラ状態のメリエンのおっぱいがゆっくり上下している
露出度はないが、ボディラインがはっきり出ていてものすごくエッッッッッな感じがする。必見。