第24弾カードパック「
天象の楽土」にて登場したゴールドのネメシス・スペル。
イラストに描かれた
マグナセイバーを使えと言わんばかりのカード。
マグナセイバーはバッチリ
コスト5のネメシス・フォロワーとかいうクッソ露骨に限定されたリクルート対象。マグナセイバーは宴楽・フォロワーであるため、即座にPPが3回復して操縦者を繰り出すことが可能になる。
6ターン目からマグナセイバーを動かせるのは強力無比。
*1
素直に4枚目以降の実質3コストで出せるマグナセイバーとして気軽に採用可能
とはならなかった。
同じ宴楽サポートながら、マグナチェンジの
リクルートと相反する
サーチという性能を持つ
楽園への来訪が存在したためである。
楽園への来訪はテンポでは損をする代わりに、安定して乗員とマグナセイバーを確保できて序盤でもデッキを掘り進めることが可能。
マグナチェンジは6コストと事故要因になり得る重さでマグナセイバーの引き切りや乗員の確保などの問題もあるものの、上手く決まればPPを詐欺りながらマグナセイバーを呼び込める。
そして宴楽サポート同士だからと両積みすると、マグナチェンジからするとデッキのマグナセイバーを引かれてしまうわ、来訪からするとマグナセイバーとマグナチェンジが同時に飛んでくるという事故が起きるわ、と中々の喧嘩っぷりを見せる。
この2枚のバランスには全セイバー使いが頭を悩ませる点。
マグナチェンジ自体は間違いなく強力なサポートカードではあるものの、来訪とのシェア争いで気軽に採用できるとは言いにくい。
コスト5のネメシス・フォロワーということでジャスティス・タイラントを呼び出すという選択肢もあるだろう。マグナセイバーの方も1枚で2回分の破壊数を稼いでくれるため、相性が良いといえる。が、如何せん確定呼び出しでなくなるため安定性に欠ける。
カラミティモード君はマグナセイバー持ってくんな
スピネの後に投げればどちらが出ても破壊数が5まで到達するので、頭の片隅に入れておくといいだろう。
2パック後のCDBに
朽ちた巨兵が登場した。巨兵は能力で場に出たときに進化して疾走守護6/6になるため、このカードで呼び出すとそのまま進化して走り出す。タイプが機械なのでPP回復こそ狙えないものの、巨兵を破壊された後
百獣獅子王・グライアスに繋げることができ、大型疾走の連打でライフをもぎとれる。古代兵器がマグナチェンジでかつての力に再び目覚める的な組み合わせもこれはこれでエモい。パ・イ・ル!パ・イ・ル!
テクニックとして実は既に場に出ている宴楽フォロワーでもPP回復の条件を満たせる。マグナチェンジの効果で宴楽フォロワーを出す必要はない。
例えば7PPから
ねじ巻き売り子→マグナチェンジから朽ちた巨兵を呼び出し、回復した3PPで
武装強化を乗せて10点疾走……という動きも可能。
ちょっと奇妙な仕様だが、リクルート先を
マグナセイバーに限定しないとPP回復不能になるのは何かしら不味かったのかもしれない。