前述の通りフィニッシャーとして十分な性能を持ったゴリラであるが、いかんせん自然ネメシスがデッキとして成立してないほど軸がグダグダになってしまっているので、見かける機会は少なめなのが現状ウホ…
VEC環境では、大樹が無くても共鳴であれば走れるので、むしろ普通のAFネメシスにフィニッシュ要員として1〜2枚採用されてることが多い。
UCL環境だと
カルラさん率いる新しいデッキタイプ・
残尿軸に居場所ができた。
頂きの闘技場で
10/10ゴリラニレンダァ!ができるため、優秀なフィニッシャーである
カイザーインサイトと共に採用されたりされなかったりしている。
WUP期では各クラス機械自然混合デッキが推奨されており、このゴリラにもお呼びがかかるか…と思われたが、機械ネメシスで主流となったのは
天地の侵略者・ベルフォメットに運命を託した型であった。このデッキは共鳴調整が得意でない上に、ベルフォメットのバリューの関係上自然単タイプはお呼びでないという特徴があり、限りなくゴリラの割り入る余地はなかった。
鋼鉄と大地の神でコストダウンして使おうにも元のコストが重すぎて他のカードとの強力なコンボが難しく、結局ゴリラが一人で疾走するワンマンゴリラになりがちだったのも痛い。
それでも初期にはベルフォメットが処理されたとき用の補助打点としてゴリラを採用する動きが少しだけ見られた。しかし、その役割なら序盤のアナライズと詰めのレディアントの使い分けが出来る
アーティファクトの同調の方が100倍くらい使いやすいのがバレて席を失った。その後、アディショナルで最強こと
ターミネイトマシンベアという同僚を入手した。自然フォロワー攻撃時にPPを回復する性質があったため疾走可能なゴリラとは相性がいいように思われないこともなかったがゴリラが重すぎて基本的に同時には使えなかった。同時に切れたとしてもゴリラにPPを浪費するより
百機王・グライアスあたりと合わせて余裕を持って3PP余らせてAOEぶちまける方が100倍くらい強かったのがバレて席を失った。というか実装前から大体皆分かってた。
WUP期において自然ネメシスは機械との融合を果たすことで環境に存在感を示したが、最期まで機械に抗い自然単タイプを貫いたゴリラはそのままストレージの底に姿を隠してしまった。自然ネメシスの顔という立場も半ば最強に奪われた彼はどうしているのだろうか。 → なぜか
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時は流れ
SOR期、トークンカードで
異形を3体場に出せるヴォイドリアライズを持った
ストレイホロウ・イルガンノが登場。異形のラストワードで
バイクを3体出せるため、ゴリラを+6/+0できる。そしてアディショナルカードで追加された
コネクトエンジニアのアクセラレートを使うことでも+2/+0できる。あと少しで落ちるゴリラの餞であるかのような、まさにゴリラのために追加されたカードたちである。
環境にこそ出てはこなかったがこのカードの圧倒的破壊力に勝るカードはいないだろう。
よって
ゴリラは最強。 Q.E.D.