第31弾カードパック「
リサージェント・レジェンズ」にて登場したゴールドのドラゴン・フォロワー。
オルカの仲間割れに相手リーダーを巻き込んでしまう人魚。
アクセラレートは2コスト支払うだけで2コスト相当の突進付きオルカが2体も出てくるが、相手にもオルカを1体プレゼントしてしまう。
とりあえず自分のオルカと相手のオルカを1体ずつ相打ちさせても手元に2/2突進のオルカが残って2コストとしては妥当な働き。
本体が高コストのため、手軽に序盤の盤面戦をこなせるアクセラレートはありがたい。
普通の2/2/2突進と比較すると、相手の
連携や
墓地を増やしてしまうというデメリットもあるが、相手の場に
勇気の少年・カシムのような厄介なフォロワーが2体並んでいても比較的無害なオルカ1体になるようトレードできるメリットもある。
本体は進化オルカの守護に隠れつつ、殴ってきた相手に反撃してドレインを行うシステムフォロワー。
体力2以下のフォロワーは交戦すら許されず倒され、盤面から退かせるにもドレインを受けなければならないという苦渋のパズルを強いる。スタッツ低めのフォロワーを大量に並べるデッキにとっては悪夢のようなカード。
相手に2体分のオルカをプレゼントするのも、やはりコマンダーのシステム効果により殴られても交戦前に撃沈させることが出来、むしろ相手が新しいフォロワーを出す邪魔になるだけである。
進化オルカ2体によりある程度の盤面処理も出来るが、あえて放置することで相手から殴るしかない状況に持ち込むのも手であろう。
このように生き延びさえすれば厄介極まりないのだが、コマンダー本体は交戦されにくいという間接的な場持ちの良さこそあっても、効果による除去にはまったく耐性がないのは明確な欠点。
そしてコマンダーを除去された場合、相手に渡したオルカも牙を剥いてくるようになり手痛い反撃をもらってしまう。
逆にコマンダーを除去されたときのことを考えて面処理してしまうと押し付け力が落ちるという中々の二律背反。
刺さる対面にはこの上なく刺さりはするので、主にランプドラならメタ目的で採用できるだろう。