第12弾カードパック「
鋼鉄の反逆者」にて登場したレジェンドのネメシス・フォロワー。
アクセラレート3でバフ、本体には
破壊耐性・リーダーへの
ダメージ上限効果と、攻防兼ね備えた能力を持つ。
なお、元々は本体コストが9、アクセラレートが5だったのだが、あまりにも使用率が低かったVEC期ネメシスのテコ入れのために上方修正されて今に至るという経緯がある。
アクセラレートは
激励の舞に似た効果だが、AFに対しては効果量が+2/+2と、
武装強化相当になる。
バフとしてはかなり優秀。3という低めなコストまで考慮すれば壊れと言っても差し支えないような部類だろう。アーティファクトが盤面にびっしり並んでいれば相手は死ぬ。
操り人形も0/2/2突進となり、体力バフこそ無駄になるものの処理能力が一気に向上する。
ちなみに処理として通常のフォロワーを+1/+1した後にアーティファクトを+2/+2するのでアーティファクトがあればエフェクトは二回出る。
比較的早めのターンから
加速装置や
機構の解放を用いて低コストAFを展開、回復したPPで一気にバフを行うことで強固な盤面を押し付けることができる。
機構の解放とシナジーを持てる展開能力を持った
トレースアーティファクトとも相性が良い。
アーティファクト以外には
暗雲の巫女・エネスのような場持ちの良いカードは、アクセラレート能力を有効に発動させやすく、特に好相性。
能力が変更されて以降は、圧倒的な上振れ能力でアーティファクト軸のネメシスを支え続けている。
一方、単体では役に立ちにくく、事故要因になりやすいのは欠点になる。
このカードが採用されるであろうAFネメシスは、AFを産むカードとサーチャーなどのコンボカードを多く採用しており、回転力に貢献しないこのカードの採用枚数は吟味する必要がある。
本体要る?
イージスといえば
アイツが思い浮かぶが、こちらの耐性はあれほど無敵ではない。とはいえ
エクスキューションのような確定除去や、
必殺持ちとの戦闘では破壊されず、スタッツも結構デカイので取りづらくはある。(
ちんぽと同じ耐性)
リーダーへのダメージカットはいわゆる疑似守護であり、守護と違い、リーダー付与効果でバーンも防げるので
アンの大魔法も
影の侵食も1ダメになる。ただし場を離れると効果は消える。
最上級のダメージ軽減効果を持つが本体が処理されると即刻ダメージ軽減もなくなる上、耐性も破壊のみでダメージや消滅には無力なので不利盤面で出したり
エンジェルシュートを使われると結局顔面パンチを食らってしまう。また、盤面干渉も出来ないので不利を打破する力はあまりない。一応、大型疾走を連打して勝ちを狙う庭園ドラゴンに対するカウンターとしては十分な強さを発揮してくれる。
一方、有利な盤面では相手の手札からの疾走やバーンを無効化でき処理にも苦労する耐性とスタッツなのでそこそこ役に立つ。
粛清の英雄・メイシアや
ヴァーテクスコロニーを出すためのあと1Tを稼ぐなどの場合には特に有用。アクセラレートと本体でコストが離れている点や、アクセラレート能力を使いたいタイミングとの違いから邪魔にはなりにくい。
注意点として
冒涜の球体から出すとダメカ能力が働かない。これはファンファーレでダメージカットが付与されるためである。