第19弾カードパック「十天覚醒」のアディショナルカードにて登場したゴールドのネクロマンサー・フォロワー。

死を知る者に似たアクセラレート能力をもっており、本体は条件付きで強烈なAoE効果を発動できる最果ての骸を出す能力も持っている。

アクセラレート能力は、死を知る者や百鬼夜行と異なり手札は1枚減ってしまう代わりに、リーダーを2回復できる。
手札こそ減ってしまうが、征伐の死帝やアンデッドパレード、死期を視るもの・グレモリーの補助としては十分に優秀であると言えよう。

このカードの登場によって、上記のカードの能力の発動も非常に狙いやすくなった。
さらに、これらのカードの能力を発動させる過程で、最果ての骸の能力も発動させやすくなるので、このカードの本体も、強力な使い方が可能だ。


実際の活躍はアクセラの1コスト葬送特有のシナジーの強さを利用してアンリミでもよく顔を見せるというかなりのパワカ。
回復で高速アグロに延命しつつハンドを回せる、高効率で葬送回数や墓地を稼げる、という強ムーブを叩きつける準備によく適した性能がアンリミ環境に合致している。
盤面に干渉しない上に手札が減るという見た目上の弱点も、葬送しているだけでデッキから飛んできて盤面干渉しつつ手札補充する征伐の死帝や魂の岐路・ラカンドウラで補われる。引く必要すらないカードによって自動的に弱点がフォローされるのである。
本体は基本的にプレイされないが、本体があるおかげでこれ自体を他カードの葬送対象に出来て事故防止に繋がったり、百鬼夜行から手札に来て連鎖的に葬送＆ドロー加速が出来たりと嬉しいこと尽くめ。

ﾌﾗｲﾙﾈｸﾛﾏﾝｻｰ
闇濫の杖なる代物を携え、新たな死骸を入手すべく教会を攻め落とすネクロマンサーとして描かれている。カタコンベ（地下墓地）にまで侵入した彼女は新たな死骸を巨人へと変えながら物騒な目的を口走る……。

……これだけならば死骸の集まる場所に出没する普通のネクロマンサーなのだが、フレーバーテキスト内の彼女は事ある毎に吐きそうになっている。*1